秘境を訪問して悩む
10月の8日から10日までの3連休に大分県の国東へ行って来ました。帰ってきてすぐに書き始めたんですが、なんとも筆が進まなくて、気がつけばもう1ヶ月になるので慌てて投稿します。だから尻切れです。
私の本籍地は大分県の国東半島だ。実際に生まれたのは神戸なので、実際に訪れたことは数えるほどしかないが、自分のルーツとして国東(くにさき)という地名は常に念頭にある。ついでに運転免許証にも本籍地として記載されている。
そんな国東が「秘境」と呼ばれていることは数年前に知った。1989年に旅行会社JTBの「日本の秘境100選」に選ばれていたのだ。
この地域は古来から信仰が篤かったらしく、仏教が伝来してきたときにすでにそれを受け入れる基盤ができていたのか、仏教渡来以前からあった神道的なものとが合体したような宗教を深く信仰していたらしい。この地域では6万9千体とも言われる大小様々な仏像が存在しているが、京都や奈良の仏像とは違ってお上からの命令で作るのではなく、庶民がそれぞれ自主的に作り上げたということが特徴となっている。
この地域の宗教を表す「六郷満山」6つの集落にわたって存在する多くの寺院(本山、中山、末山)を示している。
そういうルーツを持った一族ではあるのだが、国東にルーツを持つ私の父やその兄弟たちも他界し、日に日に縁が薄くなっていく。そういう状況に危機感を感じた親戚のある御方が、「顔つなぎをしておかんかね」ということで召集がかかった。この長老は父の従姉妹に当たる人で、ふと見渡すと自分の世代では一人きりになってしまったので、世代の責任としてまだ会ったことのない地元の親戚と引き合わせようという意図だったようだ。
とか書きだすと、やっぱり長くなってしまいそうで、でもこれ書かないと次に何も書けないような気がするし、なんかまぁ、こんな感じで尻切れのままにしておくかな。
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