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2011年12月の8件の投稿

2011年12月30日 (金)

下品な漫画に悩む

山上たつひこは「がきデカ」で有名だが、デビュー昨(?)の「光る風」と「がきデカ」の間にこういう漫画を書いていた。

これらは恥ずかしながら私の秘蔵の書籍である。一番上にある「半田溶助女狩り」の表紙で分かる通り、変態方面に下品な漫画たちである。大掃除はしてみるもので、こんなのがひょっこり出てきたりする。何度も読んだのでこれらの本の内容は頭の中だけでなく体の奥まで浸透して、そこに封印されているのだ。でも捨てられないんだなぁ。

Yamagami

「半田溶助」は単にお下劣な漫画だが、この下の方にある「笑殺爆弾」や「喜劇新思想体系」はそののちのギャグ漫画の基本となったものである。漫画における革命は手塚治虫に始まり、山上たつひこのあとは大友克洋まで何も起こっていない。

山上たつひこの名前は知らなくても、「こちら葛飾亀有駅前派出所」はご存知のことと思う。この漫画の作者は秋本治だが、こち亀連載のの最初の頃は「山止たつひこ」と名乗っていた。のちに山上本人からの抗議で秋本治に変更したのだった。

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100円ボールペンで悩む

ここ半年ほど愛用しているこのペンは100円均一で買ったものだが、赤黒のボールペンとシャープペンシル、スタイラスペンを選べるというなかなかの優れものである。

Ballpointpen100

ところが、さすがは100円モノ。ペン先の方は十分な強度を持っているが、ノック側のケースに当たる半透明なプラスティックがどうも弱点になっている。

Clack1まず、ペンの中央付近のねじ込み式になっている接合部にヒビが入ってしまった。ここはペンを使ってものを書くときに親指でペン全体を曲げるような力が加わる所で、そこにヒビが入るとそのヒビがどんどん増殖してしまう。

これはまずいと思って、接着することも考えたが、まずは熱収縮チューブで固定してみた。これは案外うまくいって、あんまりきつく締め上げるということはしていないのだが、まぁ当分はこれでいけるかな、と。これでダメなら瞬間接着剤が控えていることだし。

Clack2しかし今度はノックまわりがどうもまずいことになってきた。ペン先を引っ込めるときにはバネが働いて勢い良くペンを収納するのだが、それをノック周りのところで受け止めるようになっているらしく、そこにショックがかかるようなのだ。

そのショックの累積でノック回るのプラスティックがリング状に剥がれてしまって、あとホンの少しだけで引っ込めたペン収納部を押さえている格好になっている。これはやっぱり瞬間接着剤かな?

100円のボールペンなのだから、新しいのを買えば済む話ではあるんだけれども、それではなんだか負けた気がするので、このボールペンはなんとかインクのなくなるまで使ってやりたい。なんとか来年の夏くらいまでは持たせたいと思うのだ。

2012年3月31日追記:

ついに黒のインクが無くなった。シャープペンシルがついているのが便利だったので同じようなのをまた買いたのだが、インクの部分は変えられないんだろうなぁ。残念だ。


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2011年12月29日 (木)

豪快な戦争スリラーで悩む

Gensengeigeki_2近未来型の戦争スリラーというと、皆さんの努力と献身と犠牲のおかげで核戦争は回避できました、とかいうのがお決まりなのだが、この小説は違うね。小説が始まる前からすでに核戦争は始まっているのだ。

「原潜迎撃」:ジョー・バフ著 上野元美訳 ヴィレッジブックス。カバー付けないでみていると、「ん?何?ショーパブ?」という感じになる。

戦争しているのはドイツと南アフリカが組んだ「枢軸軍」と、世界のその他の「連合軍」だ。ところで枢軸ってどういう意味だろう? 第二次世界大戦も日独伊は枢軸とか呼ばれていなかったか? ドイツが絡むと枢軸になるのか?

まぁ枢軸はいいとして、こういう第三次大戦モノにはたいていドイツが選ばれるっていうのは、なんていうかまぁ、一次大戦もそうだったしなぁ、そういう風に見られる国なんだろうか?

内容はもう核魚雷撃ちっぱなしの核爆発もドカドカという豪快なもので、なにしろ核魚雷には爆発力を調整するパラメータがあって0.01キロトンから1キロトンぐらいまで爆発力を調整できる。これが何のためかというと、相手に手心を加えるためなんかじゃなくて、爆発したときに自分まで爆発の被害を受けないようにするためなのだ。

他にもおそらくは現存しない兵器なんかもたくさん出てくるので、兵器好きにはたまらんかったりして。原潜同士の息を呑む戦いも、いろんな戦略を駆使して楽しめる。

しかし、そういったメカ関係の訳が今ひとつなんだなぁ。訳者は女性なんだろうか? 機械の名前とか動作とかをうまく訳せてないし、ソフトウエア関係では「function」を機能と訳すか関数と訳すか悩んだりするのだが、そのあたりをまったく悩まずに「機能」と訳したりするので分けがわからなくなってる。

しかしこれは新しい分野だなぁ。数十km離れた原潜同士が息を潜めてソナーで探り合い、核魚雷を撃ちあう。更にそこへ新しいアイディアで戦術を編み出していく。これは面白かった。


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2011年12月21日 (水)

インドのおみやげに悩む

仕事で海外には何度も行ったけれども、中国とインドだけは行かずに済むかな?と思っていたら、降って湧いたようにインド出張だった。インドが確か13カ国目になるのかな。

仕事はさておき(置くのかよっ!)、インドではいくつか楽しみにしていたことがあった。

・映画館で、熱狂する観客を観察すること。
・民族楽器をなにか買うこと。

あ、2つだけか?まぁいいや。Indiaでは映画産業が大盛況ということで、映画館では観客が泣き笑い踊るということだったので、映画の内容はわからなくとも、とにかくそんな中でそういう空間を体験したいものだと思っていた。チケットを買うとか、お釣りをもらうとか、そんなことはなんとでもなると思ったので。

でも、残念ながらこれはかなわなかった。探せば映画館もあったはずだが、夕食が終わるとすでに現地時間で9時過ぎだったりするので、それから夜の街へ出て行くのはちょっと億劫だったりするし、夜の街はなんとなく怖いからねぇ。でも2kmほどの散歩を一度だけやってみたけど。

映画を観ることは出来なかったが、TVでは面白いものを見た。インド製のミュージック・ビデオというのか、つまりPV(Promotion Video)なのだが、これがとても面白いと言うか、カッコイイのだ。音楽はアメリカでの流行りっぽいドラムンベースみたいなやつで、それに合わせて踊る踊る。この踊りがすばらしい。

インドの踊りについては、「踊るマハラジャ」から一目置いていて、なんつーかあの狂ったように全力で踊るあのエネルギーは一体どこから来るんだろうか、とか、やはり伝統からほとばしりでるようなあの高揚感というのはぜひ生で体験したかったものだったのだが、そういう歓楽街には全く足を向けなかったのが惜しまれる。

伝統的な踊りというのは、その動きの一つ一つに何やら必然性があって、それは故事に由来していたりとか、何かの形を模していたりとか、形にそれぞれ意味があるゆえに踊り手がその形や動きに対して確信を持っていて、そのためにその背景を知らなくても説得力を持つのだと思う。これはアフリカンダンスなんかにも共通することで、最近の日本や韓国のミュージックシーンの奇をてらったようなダンスとは一線を引くものだと思う。

安室奈美恵が5人グループとしてデビューした頃(あとの4人はその後「MAX」となった)、彼女たちは空手の型を倣って、それを振り付けに生かしていたということだったが、そういうのは全く正解だっ、と強く同意する。私は今でもMAX好きだよ。もうあんまりTVに出なくて寂しいなぁ。

そんなわけなので、Bangaloreの空港でDVD売り場を見つけたときは嬉しかった。ひょっとしたらそんな音楽DVDを買えるかもしれないと思ったから。しかし、TVでみただけの楽曲を覚えているわけもなく、それよりもだいたい音楽DVDなんか売っていなかった。やはりそういう買い物は街なかでやらないといけなかったのだ。街なかにもちょっと言ってみたのだが、現地の人が連れていってくれたミュージックショップはあいにく閉まっていて何も買えなかったのだ。

でも、「踊るマハラジャ」みたいに、ミュージカル仕立てでダンスシーン満載の映画DVDもあるかもしれないと思って空港で映画DVDを何枚か買ってみた。DVDを買うにあたってはNTSC方式ということと、Regionコードが全世界ということを確認した。
Boliwood

黒っぽいパッケージのDVDが1枚なんと199ルピーである。1ルピーは1.67円なので日本円で300円強というところ。ピンクのは149ルピー、ちょっと小さいパッケージのはVIDEO-CD(2枚組)で、これは69ルピーだった。締めて815ルピーってことは1300円くらいか。

で、どんな映画なのかというと、恋愛物とか宗教っぽいものとか「母なるガンジス」みたいなものとか、内容はよくわからないんだけれども、とにかくメニューに「SONGS」というのがあるので、ここから見ていくと、映画の中の劇中音楽をもれなく見ることができる。たいてい踊り付きだが、全部全部期待通りの「踊り狂う」というものでもない。

動画をお見せしたいのだが、Youtubeでもまだこういうのは見つけられていないので静止画でみていただこう。

まずは欧米や日本では考えられない振り付けということで「首吊りダンス」。
Indiamovie

あとは儀式らしいのだが、よく分からない群舞。全力で踊るよ。ソロの踊りでもおもしろいものはあるのだが、こうやって団体でワッセワッセと踊るのは見ているだけでも楽しい。

Indiandance1

画像のブレ具合からそのエネルギーを感じ取っていただけたらなぁ、と思う。
Indiandance2

このシーンで流れる音楽はこんな感じだ。この高揚感は、ダンスを動画で見ていないと伝わらないかも。力強いリフレインにご注目。歌うのも全力という感じだ。

インドの映画音楽というと、あの頭のてっぺんから声を出すような歌声を連想する方も多いと思うが、そういうのもちゃんとあって、こんなのが。

映画の中で歌う女性がことごとくこんな声なので、なにか特別な訓練でもするのかと思ったが、調べてみると、こういう歌は専門の歌手がいらっしゃるんだそうで、その歌を予め録音しておき、映画のシーンではそれに口パクで合わせるんだとか。

メロディはなんだか沖縄メロディを思わせるものがあるのだが、音を拾ってみるとペンタトニックスケールに9thが入ったような感じで、Amペンタだとすると9thのB音やたまにF音も入っていたりするので、これは単にイオニアン?それともエオリアン?

さて、2曲ご紹介した中で「テケテンテケテン」と鳴っていたのがタブラという打楽器で、これを買えたら嬉しいかなと思っていて「100ドルくらいでないかな?」と現地の人に聞くとあるだろうということだったのだが、結局これも店をみつけられず、空港にも売店はなかったのだったが、道端で売りつけられそうになったりはした。買っても良かったのだが、値下げ交渉とか面倒だったし、見るからにいい加減な作りのタイコだったので断ってしまった。きっと安かっただろうなぁ、と思うと買えばよかったかもと思ってしまうので、そこは大人になってそんなものは不要なのだ、ということにしておこう。

で、自分へのお土産にはDVDなどを買ったわけだが、それだけでは済まないのが海外旅行なので、あ、旅行じゃないんだったが。まぁとにかくインドのおみやげとしてはこれはかなり受けが良かったのでご紹介。

モノはなにかというと、絹のマフラーというのかストールというのか(違いがわかってない)と、カシミヤのやはりストールというのか中尾彬のネジリンボウみたいなもの。それぞれ2000円から3000円相当なので、もっと買ってくればよかったかな。

Indiacloth

12月24日追記:

インドのダンス付き音楽と映画をYoutubeで探してみた。

まずは私がTVで見たような音楽PV。これそのものではないけれどもこんな感じってことで。

でもこういうのも好きです。

一方、私がこの投稿で紹介した映画は「Satyam Shivam Sundaram」というタイトルなのだが、このタイトルで検索すると幾つかの動画が引っかかってきて、その中には先に歌声だけ紹介した動画があった。ただし、踊り狂うほうじゃないんだなぁ。残念ながら。

この女の子はオルガン奏者の娘ということになっていて父親の窮地を救うのだが、しかしこの子の踊りは今一つで、あの有名な「井森美幸のオーディション映像」を思わせるものがある。父親の演技がクサイとか、カメラワークがクサイとかいろいろと突っ込みどころがあるのだが、このあと、この子を不幸が襲う。まぁ、その話はまた別の機会に。

12月25日追記:

また別のDVDなんだけど、Yutubeで群舞シーンがあったのでご紹介。DVDを並べた写真の一番右端にある「Bobby」という映画から。私は3:30あたりからの群舞が好きだなぁ。

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2011年12月19日 (月)

恋愛絡みのサスペンスで悩む

Hardfallサスペンス小説に恋愛話が絡むとろくなことがない。ロジックで組み立てるべきストーリーが恋愛というものの不確定さによって歪んでしまう。恋愛を理由にどんな理不尽も通ってしまうし、読者としてはそれを拒否できない。

読む前にわかっていたら避けるのだが、何しろこちらはタイトルに飛行機とか潜水艦が入っていると反射的に手にとってろくろく調べもせずにレジへ向かうのだから、まさかそんなトラップがあるなんて考えもしなかったね(とかいいつつこのトラップにハマるのは2回目)。

という訳で、今回ハマったのは「謀略の機影」というリドリー・ピアスンの小説。翻訳は中山善之。新潮文庫で原題は「Hard Fall」。飛行機ものではあるのだが、なんだかツメが甘いぞ。それにだいたい、絶対に恋愛しちゃいけない組み合わせの男女が恋愛しちゃうというタブーをわざわざ犯している。

その恋愛模様が嫌で読み進めなかったので、読了までなんと数ヶ月かかってしまった。先日の出張にも持っていったのだが、実際にはほとんど読まなかった。往路の飛行機では映画を5本見たし、帰りの機内では爆睡していたので。

で、ここへ来て急に最後まで一気に読んだのは次に控えている小説が潜水艦モノで、ちらっとナナメ読みしたらすごく面白そうだったので早くそっちに行きたくなったからだ。さきほどこの本を読了したので、やっと潜水艦方面へ行けるぞ。


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Android タブレットで悩む

ガラケー911SHとスマートフォンX06HTの2台で一枚のSIMを共用する体制から抜けだそうとしてもう一台のスマホ003SHをオークションで購入したのだが、そのスマホが新しいSIMを必要とするものだったために新しい構成に移行することができず、結局スマホ2台とガラケー1台という体制になってしまった。

Musicsheetonphoneところがスマホは2台共に3.8インチのもので、iRealbのコードくらいならいいのだが、譜面を表示させても読むのは難しい。最近流行り始めているのかもしれない電子書籍を読むのも、3.8インチではちょっと読み辛い。

なので、5インチ~7インチくらいのタブレットがあるといいなぁ、でもなぁ、これ以上同じような機器が増えてもなぁ、しかし、タブレットだと電池容量も大きいし、内蔵ROMサイズもでかいから、アプリをたくさんぶち込んだりしたら楽しいかなぁ? でもなぁ、カバンの中にスマホ2台とタブレットなんて、まるでヲタクみたいじゃないか、などと悩みはつのるばかり。

そんななか、AmazonのKINDLEなんていうタブレットがまたちょっと魅力的に見えたりして、最新のKindle Fireは2万円くらいで手に入るし、ちょっと古い白黒・バックライトなしのものだと100ドル程度で入手することができる。この白黒のものはAndroidではなくてLinuxベースのものらしいのだが、PDFを始めとするドキュメント関係のフォーマとはだいたい読めるし、簡単ながらブラウザも持っているから日常の使用には便利かもしれない。一度充電すると数日は持つようだし、本体重量も100g台だから、ちょっと平べったいケータイっていう感じ。割り切れば、これで充分間に合うのだ。

一方で、アンドロイドのタブレットということでオークションを検索してみると、5000円くらいから1万5千円くらいまでの値段で取引されている。私が欲しいのは、

・Android 2.2以上
・Wifiは必須
・静電タッチパネル
・7インチ表示
・Bluetooth付き
・Gセンサはなくてもいいが、あると嬉しい
・GPSはいらない
・Androidマーケットは付いていて欲しい。

とまぁ、こういうスペックなのだが、静電タッチパネルというのがなかなか曲者で、明記されていなかったりする。明記されてなかったらそれはおそらく感圧式で、スタイラスペンとか爪の先で操作することになるだろうし、たぶんマルチタッチもできないんじゃないかな?

でも静電タッチパネルというのも実は感度がよすぎて使いにくいとか、タッチの精度が悪いとかあるので、割りきって感圧式でもいいかもしれない。そうすると5000円から1万円の範囲で手に入ったりする。

今のところこういうANdroidのタブレット(一部では「中華パッド」と呼ばれているらしい)の入手先はオークションくらいしかないのだが、先日横浜のDOSパラ寄ってみたら7インチのAndroidタブレットを14,800円で売っていた。これは2.3だったかな? 2.2なら2.1に比べて飛躍的に速度が向上しているので、これでもいいんだが、値段を見てすぐに冷静になることができた。

で、今日はちょっと足を伸ばしてヤマダ電機を見てきた。ヤマダくらいの規模だと中華パッドに手を出しているかもしれないと思ったのだが、実際には国内の東芝とかシャープとか、国外ならLenovoとかmotorolaあと、Asusくらいしかなかった。Asusのも安くなかったし。

というわけなので、ここは一発気合を入れて秋葉原へ攻め上らないといけないのかな?という感じ?

1月15日追記:

中華パッドを買ってみた顛末がこちらに

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2011年12月18日 (日)

The MANZAI 2011で悩む

ManzaiM-1が昨年で終了し、その代わりというわけでもないのだろうが(実質的には「代わり」なのだが)、今年からは「THE MANZAI」になった。正確にいうと「THE MANZAIが復活した」ということらしいが詳しいことは知らない。M-1は確かテレビ朝日でオートバックスがメイン・スポンサーだったが、今年からはフジTVで、メインスポンサーというのはないようだ。

で、M-1の反省点を含めたのか、

・経験10年以内という制限をなくした。
・「敗者復活戦」を「ワイルドカード」と言い換えた。
・準決勝と決勝の対戦方法を変えた。
・採点方法を変えた(視聴者もわずかながら参加するようになった。)。

細かいことをすっ飛ばすとこういうことになる。

で、ワイルドカードを含めた16組が準決勝~決勝を戦ったわけだが、日本の漫才のトップ16がこんなものなのか?というのが正直な感想だった。決勝に残ったナイツやパンクブーブーはいつも通りのスタイルで、それは完成されたものであって営業ネタをそのままやったんじゃないのか?というくらい手馴れた感じだったが、16組中の下のレベルになると、思い込みの激しいひとりよがりなネタが多くて、気負いもあったのだろうが、空回りしているものが大半だった。

ひとつひとつどうこう言うつもりはないが、ここで思ったことは上位グループと下位グループの差がそれまで彼らが経験してきた客の差だということだ。

つまり、客が芸人を育てるということで、それは客の良し悪しということではなくてその多様性ということを言いたいのだが、その多様性によって芸が磨かれるのではないか、と思ったわけだ。

どんなに新しいアイディアを持った漫才師であっても、そのネタを舞台にかけて客に磨いてもらわないとそのネタは成就しない。逆に客によって磨かれたネタはその根本となるアイディアをも磨いて、芸人を更に高いところへと押し上げる。

というわけで、そんなお勉強になった漫才大会でありました。

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2011年12月11日 (日)

インドで悩む

出張でインドへ行って来ました。いつもの様にだらだらと書き始めるときりがないので、まずは写真を貼り付けておこうかと。動画もあるけどYoutubeに放り込むにはちょっと時間がかかりそう。


Universalplugインドへ行くことになってまず困ったのが電源の確保だ。WEBで調べるとインドには三種類の電源プラグがあるとかで、どういうのを持っていけばいいのか分からない。たしか「どんな国でも使えます」みたいなのを持っていたはずなのだが、そういうのに限ってこういう必要なときには出てこないのだ。

仕方が無いので、写真のようなユニバーサル・プラグを作って持っていくことにした。なんのことはない、電源プラグを引っこ抜いてハンダ上げしただけのものだが、これならどんなコンセントにでも対応できる。電圧は240Vだが、持っていく機器がこの電圧に対応できることは確認済みだ。

Indianconcentけっきょく、ホテルのコンセントも、職場のコンセントもこういう形だった。これなら普通の日本のプラグでも入れることができる。

ただし、プラグが入るところにはシャッターがあって、そのままでは入らないようになっている。写真の上の方の穴に鉛筆みたいなものを突っ込んでやるとシャッターが開くのだ。この操作で感電することはないと思うが、電圧が高いので試みられる方は注意されたい。

インドへ行くについてはいろんな人からいろいろ脅かされた。いわく「水は絶対飲むな。」「氷にも注意。」「生野菜はダメ。フルーツもだめ。」「大人用のおむつを持っていけ、これはマジだぞ。」などなど。

でもこれらの体験談は、観光旅行とか「自分探し」とかでインドを訪れる人たちの話で、今回は何しろ仕事でちゃんとした高級ホテルに泊まるのだから、今から思えばそんな心配はいらなかったのだ。ホテルでは生野菜も出るしフルーツも出る。ウイスキーの水割りを氷付きで飲んだ人もなんともない(氷がアルコール消毒されたとかいう話もある)。職場での食事もまぁまぁそこそこで(時々意表をついて辛いものが入っていたりするが)、結局のところ健康上の問題は何もなかった。期待していた人には残念でした。

Hotelorchidすごくりっぱなホテルなのでその一部をお見せすると、こんな立派な姿見があったりする。使いようがないので、本当にもったいない。風呂の写真も撮ったが、まぁいいか、風呂の浴槽のそばには格子戸があって、それを開けると寝室とつながってしまう。どういう使い方するわけ?

ところが風呂にトイレがない。おかしいなと思ったよく探すと、浴室のドアの影になるところにあったりして。部屋の設備はなかなか大したものなのだが、メンテナンスがちゃんと行われていないので、サビサビだったりよろよろだったりというのが惜しまれるところだ。

Hotelgate7ホテルの玄関には金属探知機のゲートがあって、客でも誰でもとにかくこのゲートをくぐらないといけない。手持ちの荷物はすべてX線でスキャンされる。

ただし、金属探知機でブザーがなっても何も調べないのだ。なんだこれ?

立派な衣装の門番も突っ込みどころだが、これはなんだかよく分からない。インド軍の関係者なのかもしれない。ホテルの門番も似たようなjかんじの、しかし明らかに別の衣装を着ている。


しかし驚いたのは道路事情だ。これはすごいなぁ。クラクションの鳴り止まない時がない、って感じだ。これは「クラクションってのは"これから割り込むぞ"という挨拶のようなもの」という説明がなるほどと思えるようなもので、その他にも挨拶に対する返答とか「早く進めろやゴラァ」という意味でのビビビビビビビビビビッビーなんてのや、「え?今のクラクションはなんで鳴らしたの?ああ、なんかのハズみ?」みたいなのがあるので、もうほんとにいつも誰かがクラクションを鳴らしている感じ。

そんなクラクションの様子をどうやったら伝えられるかな?と思って録音しようか?いやいや、動画でとったらもっと面白いかもしれないと思って20分ほどの動画を二本撮った。これを今、Youtubeにupload中っていうか、その準備をしながら書いているわけだが。

uploadにはまだ時間がかかりそうなので、その間に色々書いてしまおう。

RickshawこれはAutoRickshawと呼ばれるタクシーみたいなもので、語源は日本語の「リキシャ」だという。この話は聞いたような気もするが覚えてないないし、どうでもいい。道路上を走っている車の半分位がこれだ。

話に聞くと、日本円にして15万円くらいで買えるらしい。エンジンはなんと50ccだという。そういえば排気ノ様子を見ているとたしかにそんな感じだ。小さいながらもちゃんとデフがあって、自在継手て後輪へ動力へ伝えている。でも継ぎ手の部分をカバーしているスリーブがたいてい破れていて、役をなしていない。ここでもやはりメンテが行き届いていないのだな。国民性か?

Roadbanglr2この写真は街なかからちょっと外れて交通がスムーズになったあたりだが、画面中央辺りに牛がいるのが見えるかな? 見えないかな?青いトラックをバックに写っているんだが。

Cowonroad5きっと見えないと思うので、拡大してみた。白い牛がおかあさんで、木の影に黒いお父さん牛がいる。よく見ると子供の牛もいるんだが、まぁ見えなくても仕方がない。

牛が道路を闊歩しているという話は聞いていたが、こうやって実際に見るとやはり驚くなぁ。野良牛ってか? いや、首にロープがかかっているのは野良じゃなくて飼われているというのだが、じゃぁ飼い主はどこにいるんだ? 狭い道で車の前を悠然と歩かれたこともあったが、牛をおい払っちゃいけないんだそうで、人間はクラクションで追い散らしてもいいけど、牛はダメなんだそうだ。

人間といえば、横断歩道が少ないからか、人はどんどん勝手に道を横切るね。人が勝手に横切るから横断歩道がいらないのか? そういう問題か?ほんとにまぁよく事故が起こらないものだと思うくらいのとらふぃっくなので、ぜひとも動画をお見せしたいのだが、まだuploadが10%とか言ってるし出かける時間は近づいてくるし、こりゃ動画はダメかも。

ちょっとインドの新聞に載っていたものをお見せしようか。これは日本の事故が世界中に恥をかいたという記事。フェラーリとかの高級車が玉突き事故を起こしたという記事がインドでも報道されていた。

Crashferraris

もうひとつはインド軍が犬を軍事目的で利用しているという記事。犬の頭にカメラを載せて、無線で映像を飛ばすということだ。犬は戦場で死んでも構わんということなのかな? そういえば猫を見なかったなぁ。

Wardog18


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