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2011年12月18日 (日)

The MANZAI 2011で悩む

ManzaiM-1が昨年で終了し、その代わりというわけでもないのだろうが(実質的には「代わり」なのだが)、今年からは「THE MANZAI」になった。正確にいうと「THE MANZAIが復活した」ということらしいが詳しいことは知らない。M-1は確かテレビ朝日でオートバックスがメイン・スポンサーだったが、今年からはフジTVで、メインスポンサーというのはないようだ。

で、M-1の反省点を含めたのか、

・経験10年以内という制限をなくした。
・「敗者復活戦」を「ワイルドカード」と言い換えた。
・準決勝と決勝の対戦方法を変えた。
・採点方法を変えた(視聴者もわずかながら参加するようになった。)。

細かいことをすっ飛ばすとこういうことになる。

で、ワイルドカードを含めた16組が準決勝~決勝を戦ったわけだが、日本の漫才のトップ16がこんなものなのか?というのが正直な感想だった。決勝に残ったナイツやパンクブーブーはいつも通りのスタイルで、それは完成されたものであって営業ネタをそのままやったんじゃないのか?というくらい手馴れた感じだったが、16組中の下のレベルになると、思い込みの激しいひとりよがりなネタが多くて、気負いもあったのだろうが、空回りしているものが大半だった。

ひとつひとつどうこう言うつもりはないが、ここで思ったことは上位グループと下位グループの差がそれまで彼らが経験してきた客の差だということだ。

つまり、客が芸人を育てるということで、それは客の良し悪しということではなくてその多様性ということを言いたいのだが、その多様性によって芸が磨かれるのではないか、と思ったわけだ。

どんなに新しいアイディアを持った漫才師であっても、そのネタを舞台にかけて客に磨いてもらわないとそのネタは成就しない。逆に客によって磨かれたネタはその根本となるアイディアをも磨いて、芸人を更に高いところへと押し上げる。

というわけで、そんなお勉強になった漫才大会でありました。

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