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2012年2月 5日 (日)

作詞で悩む

年末のTVで秋元康がタモリとしゃべっていて、ということはつまりテレフォン・ショッキングだったのだろうが、そこでこの秋元氏こともなげに「1日6曲作詞してます。今日も2曲書いてきました。」「この夏にはAKB48のために600曲くらい書きました。」と言っていて、これには驚いた。

だいたい曲を一曲書くのに要する労力と言うか知力と言うかパワーと言うか、それはBlogを1件書くくらいの感じではないかと思っている。不幸にして私にはそういう芸術的才能が無いのでこうやってblogという形にしかできないのだが、題材を選び、それを自分なりに発展させるという作業には通じるものがあるんじゃないか、と思っている。

だから、一日にBLOGを6件投稿するというのはスゴイことだと思う。とは思いつつも、カチューシャがどうしたとか、ヘビー・ローテーションがなんだかかんだか、とかいう歌詞には内容を知らないだけに粗製乱造なんじゃないの? という気持ちも捨てきれないでいたのだった。それにしても、自分でも1日に6件の駄洒落を言い続けられるかというと、それは最盛期(なんだそりゃ?)でもなかなか難しかったんじゃないかと思う。

作詞に関しては昔から興味だけはあって、あれはまだ20世紀の頃だったが松本隆という高名な作詞家がFMラジオでその作詞作法を何週間かにわたって語っていたことがあって、これはすごく面白かったということしか覚えていないのだが、実際の作詞作業において「ええと、8の3の5で・・・」とかいうふうに音節数を数えていたことだけを覚えている。この話を当時パソコン通信でちょろっと書いてみたら、さる有名曲を作詞作曲した人から、「おいおいその話は面白いぞ、もっと聞かせてくれよ。」と話しかけられたことがあった。

Akimoto1そんな中、BookOffで面白い本を見つけた。NHKの「趣味悠々:ことばを紡ぐ旅;秋元康にっぽん作詞紀行」というものだ。CD付きで150円だった。なんでCDが付いているのかというと、「この曲に歌詞をつけなさい」という演習用素材が付いているわけだ。

内容は案外薄いんだけれども、これは面白い本だった。まず最初に秋元氏初期の大ヒット「川の流れのように」が掲載されているのだが、私はこの曲の歌詞をちゃんとよく読んだことがなかったので、こうやって掲載されているものと読んでみると、なるほどよくできているものだな、と。「振り返れば遠くに故郷が見える(うろ覚え)」なんていうのはなかなかグッと来るではないか。

つまり私は日本の歌謡曲の歌詞をいままでちゃんと聞いていなかったのだ。秋元氏が「衝撃を受けた」と言って掲載している阿久悠氏の「ざんげの値打ちもない」も掲載されているのだが、この曲も知ってはいるつもりだったが、こんなに良くできた詞だとは知らなかった。ここに掲載したいところだが、この歌詞の凄さを示すには全曲を掲載せねばならず、それはちょっとはばかられるので、例えばこういう所で見ていただきたい。

まぁそんなことや、何をヒントに歌詞を書くのかというふうなことが散文的に書かれている本なのだが、すごく面白かったのです。これで私も歌詞が書けるのか?というと、それはわからんけどね。

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