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2012年7月の5件の投稿

2012年7月29日 (日)

アンドロイドのセキュリティで悩む

AdnetworkGoogleのPlayストアからインストールしたアプリは、自動でアップデートするように設定できるので(Playウトアではデフォルトでそういう設定になっている)、アップデート時に当初許可した以上の情報を参照するように更新されることがある。

インストールしたアプリが、どういう情報をどこへ送っているのか、ということについてはなんとなく危惧を持っていたので、何かそれをチェックする方法はないものか、と思っていたのだが、こんなアプリ「Ad Network」を発見したので早速使ってみている。

無料アプリはそれぞれのアプリをインストールするだけでは利益を生み出さないので広告を搭載している、それぞれのアプリ自体が広告を呼び込んでいるわけではなくて、広告代理店に相当するネットワークを組み込んでいる。そのネットワークによっては個人情報を垂れ流すものもあって、「Ad Network」というアプリはインストールされているアプリをスキャンしてどういう情報がネットワークに送られているかということを知らせてくれる。

実際にスキャンしてみると、個人情報を送り出しているアプリが2つ3つあったりして、特に言うと「LEADBOLT」というのが怪しいので、そのネットワークを搭載しているアプリをさっくり削除した。

こういった広告ネットワーク以外にも、アプリ自体が個人情報などを送り出す可能性もあるのだろうが、これはGoogleがチェックしてくれているのだろう、と信用していることにしてたのだが、ここのところそれがちょっと信用できなくなってきてしまった。

実際、つい先日あるグループがこの更新機能を利用してGoogleのチェック機能をかいくぐり、アプリに悪質な機能を付加することができることを提示してGoogleに改善を迫った、ということがあったのだ。

という事なので、アンドロイドにはカード番号とか銀行口座とかのホットな情報は入れないようにしよう、と決定した次第。

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FaceBookとmixiで悩む

Blackfb FaceBook(以下、たぶんFBと略)って、あんまりいい印象がなくて、それは最初にサインアップした時にいきなり騙しにかけられたような気がしたので、基本的に「ダマされないぞ!」というスタンスは崩さないつもりなのだ。

しかし、最近、「mixiよりもFBだよね」とか「mixiの知り合いが次々とFBへ移っている」とかいう話をよく聞くようになって、こりゃいったいどういうことなんだろう? と思うようになってきた。

mixiとFBの大きな違いは「コミュニティ」の存在感だと思う。mixiは昔ながらのパソコン通信の流れを汲んでいて、まずコミュニティがあって、そこで同じ趣味の人とかと知り合って、というふうな感じで知り合いが増えていくのだが、FBではそういったコミュニティが明確にはなくて、いやあるのかもしれないけれども、公開されていなかったり、検索できなかったりということで、コミュニティが基幹にはならないのだ。あれ?しかしtakiさんはそういうグループで知り合いを作っているとか言ってたなぁ?

FBに参加して、まずそういうグループを探そうとしたんだけれども、全く探せなかったので足が遠のいてしまった、ということもあったのだったなぁ。グループを自分で作れるらしいことは知っているけれども、既存のグループにどんなものがあるのかとか、動やったらそれに参加できるのか?ということを未だに探せないでいる。

FBはmixiと違って、現実世界での知り合いと連絡を取り合う一つの形態ということなんだろう。パソコン通信やmixiは趣味を持った人たちの趣味が嵩じて同じ趣味の人を探すようになってネットワークを作るという行動になるんだろうけれども、FBではむしろ「特に趣味を持たない普通の人」がネットワークを作っているようだ。

パソコン通信はその敷居の高さもあって、明らかにオタクの世界だった。mixiにもそんな匂いがまだあった。でもFBにはそういうものが無いんだか、私が見つけていないんだか、悪い意味で「健全」に見えてしまう。私としてはオタクでもない普通の人とわざわざネットワークで繋がりたいとは思わないんだなぁ。

FBの狙いはそんな「普通の人々」を「友達の友達」という形でどんどんつなげていって、お互いのネット上での行動を共有して、ついでにそういった情報を企業に切り売りして利益を出す、ということなんだと思うんだけれども、あいにく私はそんなふうに自分の行動をいちいち報告する気はない。FBに流せる情報がないわけではないんだけれども、FBはどうもそういった情報を自分でコントロールしにくいのでいやだ。


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2012年7月23日 (月)

クロマティック・ハーモニカの音階可視化で悩む

ぼちぼちながらもハーモニカの練習もしているのだった。やっとのことで「探り吹き」ができるようになったので、覚えている曲をなぞってみたり、思いついたメロディを吹いてみたりするのだが、まだ各キーのスケールが頭に入っていないから、まだまだつっかえることも多いが、自分ではずいぶん進歩したもんだと思っていたりする。

そんなわけなので、ハーモニカのスケールに対するイメージも最初の頃からはだいぶ変わってきて、今ではこんなふうに認識している(クリックすると拡大されます)。

Harmomap

ここで気がついたのが、ホール位置2と4のパターンが似ているんだけれども「吹く」と「吸う」が逆になっているということだ。これは面白い。不定形に思えたこのパターンに妙な対称性を発見できたのが面白いと思った。

一方、下の方は別途SUZUKIにお願いして作ってもらったオルタードスケールの音階を図示してみたもの。これはつまり、ピアノの白鍵と黒鍵があるパターンで並んでいるものを、律儀に白鍵黒鍵白鍵黒鍵…と交互に並べたようにしたら、相対音感だけに頼って探り吹きができるのではないか、と思ったのことだったが。

しかしそれは間違いだったようで、楽器にはそういう非対称というか、非線形というか非直線というか、そんなものがどうも必要らしい。まんまるだと使い安くなるかと思ったのだが、本当に使いやすいのは卵型であったり、あるいは不定形なものなのらしい。

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2012年7月15日 (日)

地味な映画で悩む

どたばたしていたら、あっという間に2週間も更新を怠ってしまった。ネタはいろいろあるのだけれども、書く時間が取れなかったり、裏が取れなかったり、写真が取れなかったりしてまして。

どれから行こうかと思ったが、まぁレンタルDVDから行ってみようか。

ながらくDVDをレンタルしていなかったのだが、これはたしか4月からTSUTAYAが「いつでも100円」というキャンペーンを始めて、「そんならいつでもいいや」と思ったのが原因。それまではたまに100円のキャンペーンをやっているとここぞとばかりに4枚くらい借りてきて、1週間で見るにはきついんだけれども何とか見てしまう、ということをやっていたわけだ。いつでも100円だとそういう切迫感がなくて特に見たいと思うものがなかったこともあって足が遠のいていた。

そんなところにレイ・ブラッドベリが亡くなったということに絡んで旧友のtakiさんからSolarisという映画を紹介され、それを見たくなって借りに行ったわけだ。

Solarisこの映画はざっくり言うと「惑星ソラリス」というところで何かが起こっていて、それを解決するためにジョージ・クルーニー扮する精神科医が派遣されるという話なんだが、SFのようでいて実はSFじゃなくて、結構深いところを突いてくるという問題作だと思うんだが、全然話題にも何にもならなかったものなぁ。でも非常に興味深い、有意義な、面白い映画だった。

面白い映画で皆さんにお勧めしたいので、ネタバレさせたくない。だから詳しい話はしない。でも、監督のスティーブン・ソダバーグは「これはテクニカルなSFじゃない。ラブストーリーなんだ。」と言っている、とだけ書いておこう。

そもそもこの話はポーランドの作家が書いたもので、ポーランド(いや、ヨーロッパだったのかな?)でも映画化されたらしい。その版権をソダバーグが買い取ったらしい。それをジョージ・クルーニーが聞きつけて、ソダバーグに「是非やらせてくれ」と懇願したと言う。

とかいう舞台裏の話が「監督とプロデューサーによる解説」でいろいろ話される。監督はもちろんソダバーグだが、プロデューサーとしてでてくるのがジェームズ・キャメロンである。この対談は面白い。ソダバーグもクルーニーもこの映画にかなり入れ込んでいたことが見て取れる。クルーニーが料理をするシーンにクルーニーのアイディアが入っていると言うのもなかなかいい話だし、原作とは変えてある部分についてもその理由などが語られる。この解説を最後まで聞くと「ここまで見た人は偉い」とほめてもらえる。

でも、基本的にキリスト教的世界観からの視点で語られるので、カジュアル仏教徒の私としては全面的に肯定できない部分はあった。でも面白かった。地味だけども。

Hereafterソラリスを返しに行ってまた借りてしまったのが割と最近の「ヒア・アフター」だ。クリントイーストウッドが監督する映画はたいてい見に行っているのだが、この映画はタイミングが合わなくて見にいけなかった。日本での封切りがいつだったのかよく覚えていないが、アメリカでの封切りが2010年の暮れだったから、日本では1月とか2月だったのかもしれない。だとすると、短期間で公開が打ち切られたのもうなずけなくもない。(調べてみると日本では2011年2月19日公開で、3.11を受けて3月14日に公開を中止している。)

何しろ地味な映画だし、それほど面白いと言うわけでもないのだが、でもいい映画だと思うなぁ。タイトルが「Here After」で、この意味するところが「あの世」だというのがだいたい大ヒットを狙ってはいないことがよくわかるっていう感じで。

主演はマット・ディモンで、まだ今ほど太っていない。彼は霊感を持っていて、死んでしまった人と霊感で交信できるのだが、本人はその能力を疎ましく思っている。でもそんな彼を必要とする人たちも存在して、とか言う話。地味だ。発砲も爆発もないが、いい感じの映画だ。でも地味だ。しかも暗い。でも嫌いじゃない。

Goatgazerで、ヒア・アフターを返しに行って、また借りてきたのが「ヤギと男と男と壁と」という、これまたジョージ・クルーニーが主演する映画。この映画についてはこのBLOGで3年前に前ふりがあって、「The Men who gaze Goats」という原題で封切られることは聞いていたので、日本でも見たいなぁと思っていたのだった。

原題は「ヤギを見つめる男たち」ということだが、これは米軍の超能力部隊を描いた作品で、レンタルDVDではその本編の前に編集されている予告編のレベルの低さに配給会社の落胆ぶりが垣間見えて悲しいのだが、出演陣はクルーニーのほかにユワン・マクレガーとかケビン・スペイシーなどの豪華布陣なのだ。結構お金もかかっている感じなのだ。

でも基本は「超能力部隊って、あんたなに言ってんの?」というスタンスなので、失笑シーンなんかも満載だったりするのはなんだかなー、という感じ。

そういえばこの映画、製作がなんとBBCである。BBCが米軍の映画を作るというのは、それ自体なんだか屈折を予感させるものがあるが、つまり要するにそういうことなんだろう。

スタッフロールを最後まで見ると、「壁を通り抜けようとしたり、運転中に(念じて)雲を消そうとしたり、殺意を持って何時間もヤギを見つめてはいけません。透明人間になろうとするのは構いません。」というメッセージが出る。でも私はこの映画が好きだ。


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2012年7月 1日 (日)

ジャズ・ボーカル・ショーで悩む

昨日は忙しい土曜日だった。朝からまずスピーカのユニット交換と保護ネットの張替え、ソフトバンクショップでケータイの電池を購入し(ポイントだけでは足りないので現金を添えて)、久しぶりのTSUTAYAで懸案だった「SOLARIS」を借り、YAMADA電気でミニコンポを購入し、帰宅して設置と試聴、じっくり聞きすぎて遅れながらもガット弦セットを買ってを白楽でのーじーさんのジャズ・ボーカル・ショーを見に行った。

なんでここでガット弦かというと、実は金曜日に同じく白楽Blues-etteに池田聡トリオを聴きに行っていて、そのセッションタイムに置きギターで参戦しようとしたら5弦が切れていて、つなぎなおしを試みたがやはりうまく行かず、5弦がないままセッションに参加したのだった。おかげで前日練習していた「Good Bait」を演奏できなかった。この曲はテーマに変なフレーズがあって、5弦なしではちょっと難しかったのだ。

Norgy15そんなわけで、そのリベンジも兼ねてのジャズボーカル・ショーだったのだが、この「のーじー」さんのパフォーマンスは以前にも拝見したことがあって、単にジャズを歌うというのではなく、替え歌とかもじりとかいろいろと面白いことをしてくれるので、きっと楽しいだろうと思ったのだ。つまり「面白いおじさん」がジャズで遊ぶとこんな風になるよ、というショーなのだ。

19:30からの第一ステージには間に合わなかったが、第二ステージには弦を換えたばかりのギターで参戦。ボーカルがらみの曲なのでいろいろとキメがあったりするので遠慮がちに絡んでいく。などなど楽しい時間を過ごさせていただきました。

再び帰宅したのが真夜中の少し前。そこから今日のスピーカとミニコンポの話を前回の投稿に追記して就寝。今朝は朝からいきなり「SOLARIS」を見て時間を忘れつつ、そうそうblogも書かなくちゃ、ということでこんなことを書いていたりする。

Wataruguitar17するとそこへ平穏な日々を荒らすお客様。子供だましのギターを持ってにっこり、という期待とは裏腹に振り回すのみにおわりました。

Wataruplaysgt仕方がないので捕まえてギターを構えさせてみました。

7月14日追記:

Wataruharmonicaハーモニカも、口にくわえて「ヴ~」とか口で言うだけだったのがちゃんと普通に吹いたり吸ったりできるようになりました。でもポジションチェンジって言うか、横に動かすと音程が変わるところにまではまだ気が付いていない。

でも、鼻をたらしたままハモニカを吹くのはやめろ。


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