アンドロイドのセキュリティで悩む
GoogleのPlayストアからインストールしたアプリは、自動でアップデートするように設定できるので(Playウトアではデフォルトでそういう設定になっている)、アップデート時に当初許可した以上の情報を参照するように更新されることがある。
インストールしたアプリが、どういう情報をどこへ送っているのか、ということについてはなんとなく危惧を持っていたので、何かそれをチェックする方法はないものか、と思っていたのだが、こんなアプリ「Ad Network」を発見したので早速使ってみている。
無料アプリはそれぞれのアプリをインストールするだけでは利益を生み出さないので広告を搭載している、それぞれのアプリ自体が広告を呼び込んでいるわけではなくて、広告代理店に相当するネットワークを組み込んでいる。そのネットワークによっては個人情報を垂れ流すものもあって、「Ad Network」というアプリはインストールされているアプリをスキャンしてどういう情報がネットワークに送られているかということを知らせてくれる。
実際にスキャンしてみると、個人情報を送り出しているアプリが2つ3つあったりして、特に言うと「LEADBOLT」というのが怪しいので、そのネットワークを搭載しているアプリをさっくり削除した。
こういった広告ネットワーク以外にも、アプリ自体が個人情報などを送り出す可能性もあるのだろうが、これはGoogleがチェックしてくれているのだろう、と信用していることにしてたのだが、ここのところそれがちょっと信用できなくなってきてしまった。
実際、つい先日あるグループがこの更新機能を利用してGoogleのチェック機能をかいくぐり、アプリに悪質な機能を付加することができることを提示してGoogleに改善を迫った、ということがあったのだ。
という事なので、アンドロイドにはカード番号とか銀行口座とかのホットな情報は入れないようにしよう、と決定した次第。
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コメント
スマートフォンのネット利用の専用アプリって色々問題有りそうですね。
私はiPhoneで出来るだけHTTP系のサービスは専用アプリを使わずブラウザを利用,それ以外のネット利用アプリは有料のモノを使うようにしています。
投稿: ををつか(をたくな講師) | 2012年7月30日 (月) 09時39分
私はネット接続をOFFにしてアプリを操作して、その挙動を見ます。まぁ、本気で騙しにかかってくる悪質アプリには無力なんですが。
投稿: Picks Clicks | 2012年7月31日 (火) 21時03分