クロマティック・ハーモニカの音階可視化で悩む
ぼちぼちながらもハーモニカの練習もしているのだった。やっとのことで「探り吹き」ができるようになったので、覚えている曲をなぞってみたり、思いついたメロディを吹いてみたりするのだが、まだ各キーのスケールが頭に入っていないから、まだまだつっかえることも多いが、自分ではずいぶん進歩したもんだと思っていたりする。
そんなわけなので、ハーモニカのスケールに対するイメージも最初の頃からはだいぶ変わってきて、今ではこんなふうに認識している(クリックすると拡大されます)。
ここで気がついたのが、ホール位置2と4のパターンが似ているんだけれども「吹く」と「吸う」が逆になっているということだ。これは面白い。不定形に思えたこのパターンに妙な対称性を発見できたのが面白いと思った。
一方、下の方は別途SUZUKIにお願いして作ってもらったオルタードスケールの音階を図示してみたもの。これはつまり、ピアノの白鍵と黒鍵があるパターンで並んでいるものを、律儀に白鍵黒鍵白鍵黒鍵…と交互に並べたようにしたら、相対音感だけに頼って探り吹きができるのではないか、と思ったのことだったが。
しかしそれは間違いだったようで、楽器にはそういう非対称というか、非線形というか非直線というか、そんなものがどうも必要らしい。まんまるだと使い安くなるかと思ったのだが、本当に使いやすいのは卵型であったり、あるいは不定形なものなのらしい。
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