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2012年8月の7件の投稿

2012年8月28日 (火)

アップル訴訟に悩む

サムソンに対するアップルの訴訟が、陪審員の評決として10億ドル余となった。これはスゴイ判決である。サムソンのやり方も褒められたものじゃないとは思うが、10億ドルというのはちょっとひどすぎる。陪審員の評決を受けて裁判官が改めて判決を言い渡すというのだが、1億ドル弱くらいになるんじゃないだろうか。

iPhoneの「ピンチイン・ピンチアウト」はさすがに特許としての大きな意義があるとは思っていたのだが、この特許は昨年6月に特許として成立したにもかかわらず、今年3月には(Googleに買収された)モトローラとの訴訟で特許として無効という判決が出ているのだ。

調べてみると、マルチタッチの技術は三菱米国支社(マサチューセッツ州)が2001年に考案し、2006年にDiamondTouch Tableとして商品化しているのだった。

だから、10億ドルは「角を丸くした四角形」に始まるデザイン特許(日本なら意匠ということになるのだろうが)に対するものだ、ということになるのだが、これはどうなんだろうなぁ? トレードドレスとか言って、つまり商品として「似ているから」「混同しやすいから」という理由が付けられているが、ガムを買うわけじゃないんだから、ちょっと似ているからといって間違えて購入するようなものでもないと思う。SONYのCLIEがやはり「角の丸い四角形」だったということもあるし。

サムソンの「iPhoneもどき」なデザインもいやらしいというか、あさましいとは思うのだが、懲罰的な意味をも含めたというこの金額には素直にうなずけないものがある。

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粉末茶で悩む

Kumatarotea3年ほど前、ひょんなことからこの「野口熊太郎茶園」の粉末茶を買った。45gで1050円だった。

こういうのは茶カスが出ないので、職場でお茶を飲むのに都合がいいのだ。45gを飲み切るのに2ヶ月ほどかかった。通販で4本買うと送料が無料になったりして。

で、その4本飲み切った頃に考えた。45gが1050円って高くないか? この入れ物はなかなかいい感じなので、詰替えすればもっと安く飲めるのではないか?

なので調べてみた。こういうのは粉茶というのだと思っていたのだが、粉茶というのはお茶ッパを作るときにできる破片を集めたものであって、私がほしいと思っているような、通常の茶葉を粉砕したものは粉末茶というらしい。そんなわけなので、通販で買える粉末茶を探してみた。

Nakaoenteaどんなのがいいんだかよくわからなかったのだが、水にでも溶けるという中尾園の粉末緑茶を選んでみた。80gで350円くらいだったかなぁ。容器に入れるのは一苦労だったが、メモ用紙を丸めて漏斗のようにして流し込んだ。

でも、実際に使ってみると、味はまぁこんなものだろうと思うが、なんというのか、粉が注ぎ辛いのだなぁ。熊太郎と比べると、粉の粒度のばらつきがあって、つまり熊太郎のは粉の粒のサイズが一定なのだが、中尾園のは粉が細かすぎたり荒かったりするので、ある時は荒い粉が口をふさぎ、ある時は細かい粉がパフっと出るだけだったりするのだ。

それを思うと、野口熊太郎の粉末茶というのはなかなかの品質だったのだなぁ、と思う。

Powdertea1その「パフっ」というのを写真に撮ろうとしたのだが、なかなかタイミングがうまく取れなくて、カップの内面の白さをバックに緑の煙を写しとったつもりなんだが。

というわけなので、やっぱり熊太郎をもう一度買ってみようか、それとも他の粉末茶をためしてみるのか悩み中。

2012年10月17日追記:
Shunhouenたまたま通りかかったお茶屋さんで「粉末茶はありますか? 粉茶じゃなくて」と言って買ってみたのがこの「ほっと一息 いつでも茶」という横浜の「春芳茶園」というところの製品。

これがなかなか良い感じで、まず粉が細か過ぎないのでイイカンジでコップに注げる。味もまぁいいんじゃないでしょうか。

でもたしか値段が800円とちょっとお高いのだなぁ。

 

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2012年8月24日 (金)

数独の問題作りに悩む

Sudokufail数独の問題を解くプログラムはそれほど難しくなかったが、問題を作るのはむつかしそうだ。

数独の問題を作るのに、端から順番にルールに合致できる数字を乱数で選びながら埋めて行ったりしてみたのだが、そうやってみるとおしまいの方になってつじつまを合わせられなくなり、ルールに合う数字を入れられなくなる、という事態になってしまう。

左に掲げたのがその例で、左上から順番に数値を決めていくのだが、途中でルールに合う数字を見つけられなくなる。例では「#」で表されているのがその状況で、右下へ行くに従って苦しくなってきているのが分かると思う。

まぁ力技としては、そんな方法であってもルールに合った(以降、「正則である」ということにする)組み合わせだけを取り出すこともできるが、どれだけ時間がかかるかわからないし、全ての正則な組み合わせを網羅できるかどうかもわからない。試しにやってみたら10000回の試行で30個ほどしか満足な問題が作れないので、そんなのやってられないな、と。

なので、ある正則な組み合わせを変形させていくことを考える。例えば正則な組み合わせの縦の列を別の列と入れ替えると、縦と横のルールは保つことができる。でもそれだと3×3のボックスのルールを保つことができない。

Sudokugenなので、この図に示すように例えば上段の3つの3×3ボックス間で縦3個の数字を他のボックスの同じ位置にある縦3個と入れ替える。図中では赤、緑、青で示した3個ずつの数字を同じ色同士で入れ替えることになる。

赤で示された3つの3数字を並べ替える組み合わせは6通りなので、上段で三色のそれぞれを入れ替える組み合わせは216通りになる。中段でも下段でも同様に216通りのバリエーションを作ることができ、このように短い縦の列の入れ替えで216の3乗:10,077,696通りの組み合わせを作ることができる。

さらに同様の操作を短い横の行に対しても行うことができるので、組み合わせは更に大きくなって、216の6乗:101,559,956,668,416通りになるが、とりあえず割り当ててある1~9の数字の割り当ては自由に変えられる(例えば4を2に、2を4にとか)ので、9の階乗:362,880をさらに掛けないといけない。すると36,854,077,075,834,798,080
とかいう、なんと読んでいいのやらわからない数字になってしまう。

ただし、問題の盤面を回転させたり、裏返したりしたものを同じと数えないという事にすると、8で割って4,606,759,634,479,349,760ということになる。

一方Wikiでは9×9の数独に関して約54億通りという計算結果が出ているのだそうで(コンピュータで数え上げたらしい)、上記の値とは大きな隔たりがある。数字を3つずつ入れ替えるだけで全てのパターンを生成できるのかどうか、今ひとつ確信が持てないが、まぁそんなもんじゃないかな。

だいたい考えて見ると、数字の配列というのは問題の難易度にそれほど関係してこないと思うのだ。問題の難易度というのは、問題を解き始める時点で自明な解がどれくらい露出しているか、ということが問題になるのだろう。

自明な解というのは、数独を解くプログラムの時に示した、赤く表示されるパターンのことを言っている。例に引いたDELTAでもらった問題では、最初に私が取り付いたマスが自明な解を持っていなかったのだったが、問題を見てぱっと自明解を見つけることが出来れば、その問題はとっつきやすい問題ということになるだろう。

問題の面白さ、ということを考えるとするならば、問題を解き進むに連れて自明解の数がどんなふうに変化するか、ということが大きなファクターになってくるのだと思う。

Sudokuans

ここで、左端のパターンは最初から自明解がたくさん露出していて、解き進むに従って自明解が減っていくというもの。とっつきやすいから初心者向けといえるのではないだろうか。

真ん中のパターンは最初の自明解が少なく、解き進むに従って自明解がどんどん増えていくという、上級者向けのパターン。右端は上級者向けと同じように解き進むについて自明解が増えてくるが、また減ってきてもう一度頭をひねることになる、というパターン。

だから、数字の並びは正則でありさえすればどうでもいいので、その数字たちのどの部分を隠すか、というのが考えどころ、ということなんだと思う。じゃぁそれをどうすればいいのか?というのは、まだ考え中。

翌日追記:

一般に流布されている問題を解かせてみたら、一般の問題ってのは「自明な解」のマスが最初から無い、というのが多いようで。私がたまたま入手したDELTAの数独が特別に簡単なもんだったということなのか。そりゃ解くプログラムも簡単なはずだわ。

自明な解が予め存在しないような問題だと、脈のありそうなマスの関連性をたどって試行錯誤しないといけない。それならよくあるゲーム解法のプログラミングになってしまうんだろうなぁ。それはなんだかあんまり面白くないなぁ。

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2012年8月21日 (火)

豆カンナで悩む

Mamekanna1これは私が中学校の頃から使っている豆カンナ。刃のサイズは15mmというところだろうか。これで材木を削ると、気持ちのよい手応えがあってとてもイイのだ。

ところが、このあいだ子供用のギターを作っているときに、誤って刃を欠けさせてしまった。反対側からネジを入れていたのを忘れていて、ごりごり削っていたら「ガリっ」とやってしまったのだ。

欠けた部分を拡大した写真がこれだ。2箇所欠けているのは、調子に乗って削っていたので、異常を感じてもすぐに止めることが出来ず、一回半削ってしまったのだ。

Mameknna2

だから、これは何とかしたい。でも砥石がない。たしか昔買った時には300円くらいだったから買ってもいいのだが、今ではもうこういうのは売っていないようで、アマゾンでは2500円くらいで黒檀製のが売られている。黒檀製でなくていいから、もっと安いのはないのか?

というわけなので、この件はまだ未解決。砥石を買って自分で研ぐか、研ぎ屋さんを探して研いでもらうか。安いのを探してみるのか。

翌日追記:

Mamekanna私の使っていたカンナを「豆カンナ」だと思っていたのだが、これは間違いで豆カンナというのはこの写真のような凹面とか凸面とか特殊な部分を削るためのカンナを指すものであったようだ。

Minikannaでは私の使っているカンナは何だったのか? というと、この写真のような「ミニカンナ」であるらしい。この写真は「銘」が入っている以外は全く同じもので、1701円で販売されている。刃は「日立製特殊鋼」と書かれている。

どっちもおんなじじゃないか、と思うかもしれないが、豆カンナは指物のような工芸品を作るためのものであるのに対し、ミニカンナは主に模型工作のためのものである。つまり使う人の層が違う、ということですかね。

ま、そういうことで、模型工作用ではあっても砥石を使って研いでみようかと思ってミニ砥石を買ってきた。

Toishibox

Toishi中くらいの粗さ(#250)の砥石と、仕上げ用の#1000砥石が貼り付けてあるもので、700円ほどだった。本当は貼り付けてあるものではなくて別々になっている方が長い目で見るといいのだが、まぁ必要になればまた買えばいいか、と。

でも、砥石で刃を研ぐのはなかなか難しいようで、精神修養をも含めて修業が必要とかいう話もあり、そこんトコは模型用ということでなんとか略式で勘弁してもらえませんかねぇ、と。

9月2日追記:

Marutogi丸研ぎがどうとか言っておりますが、丸研ぎというのは刃先の断面が左に図示したようになってしまうということで、つまり刃と砥石の角度をしっかり堅持しないとこうやって刃が丸くなってしまう、と。

で、一旦丸くなってしまうと、それを平らにするのがまた大変、ということなんですが、私もしっかりその罠にはまってしまったということで。

Togidaiなので、小さな木の枕を作って研ぐことを考えてみた。

実際には風呂の中で研いでいるので、その作業の写真は風紀上の理由により、撮ることができない。この写真もあとからとっているので砥石も何もかも乾いているのだが、まぁ感じがわかればいいかな、とか。もっとしっかり固定したいが、刃先の角度も大体の見当でやっているので、精度は良くない。

この研ぎ台を作るにもカンナが必要なので、研ぎ途中のカンナを使ったりしている。

Madakaketeruで、研いだ結果がこんなところ。仕上げ砥石で500回くらい研いだかなぁ。平らにはなりつつあるが、まだ刃こぼれが残っている。ようやく丸研ぎの部分を削り終わった、というところなのだろう。


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2012年8月19日 (日)

数独で悩む

アメリカへの往復にはDELTA航空を使った。食事も一部を除いて満足できるものだったが、LCDで見る映画関係が機材の故障などあってつまらなかった。まぁ、行きも帰りも睡眠に当てるつもりだったのでどうでもよかったのだけれども。

食事の時に「プレゼントです」とかいって渡されたのが一枚のカードに印刷された「数独」ゲームだ。行きも帰りも同じものが渡されたが、ちょっとくらいバリエーションがあってもいいんじゃないのか?

Sudokudlt

数独は前から知ってはいたが、あんまりまじめにやったことはなかった。数独のルールはここに書いてあるとおりで、図に示した緑の枠の中に1~9の数字がそれぞれ1個ずつしか存在できない。

で、早速やって見るわけだが、図中で情報の多そうな、つまり該当する道のマスの縦横と3×3のマス内に既知の数字が多いと思われるマスに注目する(赤で囲った部分)。で、緑で囲った部分にすでに出ている数字を取り除いていけばいいわけで、それなら該当するマス内にさらに3×3の枠を作り、1~9の数字に対応する部分に☓マークを付けていけばいい。するとここには5か6しかありえないことが分かる。

まぁ、分かることはわかるので、これを未知の数字のマスについて全てやればいいのだろうが、そんなことはコンピュータにやらせればいいので、人間がやってもつまらない。なのでここでおしまい。

帰国してから簡単なプログラムを書いて、上記のような「マス内3×3」を表示するものを作ってみた。

Sudokudelta

こういう表を出力するもので、赤く示した部分は「9個の候補から8つまで潰したから、これで分かるでしょ」という事を意味している。右上の赤いモザイクはこのマスの解答が「6」であるということを示している。2行目のは「7」、7行目のは「6」、一番下の行のは「5」という解答であることを示している。

だから、この赤いモザイクが示してくれる解答を、上の対応する空欄へ書き込んで再度「SEND」をクリックすると、さらに次の回答が得られる。(追記:ちょっと改造したので、空欄へ転記しなくてもSENDをクリックするだけで解答へ一歩ずつ近づくことができる。)

この作業を繰り返すと、最終的な解答を得ることができる。この作業を自動的に繰り返して一発で回答を得ることもできるとも思うのだが、めんどくさいし、こうやって解答が得られることがわかったら、もう興味はない。

むしろ興味があるのは、数独の問題を作ることだ。問題のまず解答(全数字が表示されているもの)を作成し、そこから数字を隠していって、解読可能な「問題」を作るのは、問題を解くよりもはるかに難しい。難しいから興味がある、とも言える。まぁぼちぼちやってみようかな

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2012年8月18日 (土)

砂漠の風に悩む

ネバダの風は熱かった。「暑かった」じゃなくて、間違いなく熱かったのだ。でかいヘアドライヤで炙られているようだった。そうか、炙るってこんな字だったか。火の上で魚を炙っている感じの漢字? 気温は測らなかったが、40度以上はあったんじゃないだろうか。空気が乾燥しているので汗は出ていないように思えるが、実のところどんどん蒸発していたのだろう。

ラスベガスへ行った感想が「熱かった」ということは普通ありえない。大抵の人は冷房の効いたカジノで時間を過ごすのだろうから、屋外の暑さを感じる時間なんてそれほどないはずだ。でも私の目的はグランドキャニオンだったから、ギャンブルは一切やらなかった。100万円くらい軍資金があったら勝ち目もあるのかもしれないが、せいぜい数万円くらいの元手では大儲けなどできるものではない、と思う。

さて、グランドキャニオンだが、20年前の記憶を頼りにScenic.comという会社の遊覧飛行ツアーで行こうと思っていたのだったが、前回同様現地で申しこめばいいや、と思っていたのが大間違いで、結果から言うと日本で予約していくのがベストだったということがあとで分かった。だから、グランドキャニオンに関してはまぁ60点くらいの満足度で、かなり不満の残る旅行ではあったのだった。詳しいことは思い切って省略。写真もいっぱいとったけれどもこれもとりあえず省略。

Indoorskydiving3グランドキャニオン以外には、この写真で見られるような「Indoor sky diving」というのをやってきた。これは風洞内で航空機のエンジンを使った上へ吹きあげる空気流に乗ってスカイダイビングのエミュレーションをやるというものだ。

ほんとうにスカイダイビングを楽しむにはやはり単独飛行しないと意味が無いだろうし、そんな技量を身につける時間もお金も、そしてたぶん才能もないので、このindoor版はとても効率が良い。インストラクタがついてくれて数分のフライトを3回やって80ドル(5ドル割引済み)だった。すげー面白かったが、自分の体勢がどうなっているんだかさっぱりわからないので、単独で判断して手足で気流を調整してなんていうことはほとんどできず、インストラクタの言うとおり(手信号でサインが送られる)に従っているだけなんだけれども、まさに「浮遊感」そのものを体感できて、いやーほんとに面白かったなぁ。

もう一つのイベントは劇場でショーを見たんだけれども、Zumanityというよくわからない題名のしか見られなくて、内容はセクシー・アクロバットなんだけれども、シモネタ英語がさっぱりわからなくて、笑いどころがさっぱりつかめなかった。アクロバットはいろいろ趣向が凝らされていて面白かったけれども、この手のショーはやはりムーラン・ルージュにはとてもかなわないだろうなぁ、というのが正直な感想。写真は撮れないのでビジュアルなものはなんにも紹介できないのだが。

ラスベガスのホテルはそれぞれが300m四方くらいの広さを持っていて、その敷地内にいろいろな客寄せ用のアトラクションを用意している。夜には照明付きの噴水が有名だが、これをこれまた客寄せ用のエッフェル塔から眺め下ろすというのが楽しみの一つだ。動画を撮ったので後ほどyoutube経由で掲載しようと思う。

ホテルのそれぞれがでかいので、自分の泊まったホテルから外へ出るのにも時間がかかる。その上、各ホテルはお客さんにカジノでお金を落としてもらわないといけないから、案内がわかりにくい。隣のホテルへつながる冷房の効いた通路もあるし、有料/無料のモノレールとかトラムとかもあるのだが、この案内が滅茶苦茶わかりにくい。私は断じて方向音痴ではないのだが、モノレールを探して足が痛くなるほど歩いたりした。「モノレールはこちら」という案内が途中で無くなってしまうので、あちこち探りまくらないといけないのだ。

トラムとかモノレールというのも、地元ではその呼び方が全く混同されていて、というか区別されていないみたいで、3日目くらいにやっとそのあたりを理解した次第。

習得した知識の一部を披露すると、私が今回宿泊したのはLUXORというホテルだったのだが、その北側にEXCALIBUR、南側にMANDALAY BAYというホテルがあり、これら3軒(「軒」じゃないと思うんだが…)のホテルを無料のトラムが結んでいる。これが平行に2路線あって、片方はExpressでLUXORには止まらない、もう一方はLUXORにも止まるのだが、これがどうもMANDALAY BAY⇒LUXOR⇒EXCALIBURの方向の時には止まるのだが、逆方向の時には止まらないみたいだった(どこにもそんな説明はないのだけれども)。

なので、EXCALIBURからLUXORへ帰る人々は一旦MANDALAY BAYまで行って、折り返してLUXORへ戻るのだ。こんなのアリ? しかもEXCALIBURの降車場は乗車するところとはかなり違うところで、戸惑うことしきりである。そうまでしてカジノへ人を誘導したいのか? したいんだろうなぁ。

ホテル周辺で得られる情報ではなんともよくわからないのでWEBでやっとお探し出したのがこの地図だ。それぞれのホテルが配っている地図ではそのホテルのことしか書いていないので、こういった全体を見渡せてしかも要点を押さえているものがないのだ。

Vegastram

この地図の右側にある長い路線が有料のモノレールで、これはほんとにモノレールなのだが、ほかは「モノ」レールではなかったと思う。LUXORのトラムは明らかに2本レールで、その動力はケーブルである。つまりケーブルカーなのだ。このくらいの距離だとそれが一番安く作れるんだろうなぁ。保守も楽だろうし。

で、この地図を見て分かる通り、有料モノレールは裏通りを走っており、メインストリート「ストリップ」からモノレールに乗ろうとすると、ホテルの中のカジノを通らないと絶対に行けないようになっている。だから、あちこち見て回ろうとすると、結局タクシーに乗るのが一番楽だということになってしまうのだ。そうでなければ宿泊したホテルのカジノで休暇を過ごす、とか?

まぁそんなこんなで、8月11日の深夜に日本を発って、8月16日早朝に帰着するという強行軍だった。5泊6日、機中2泊ってところか? 毎度のことながら東方向へ飛ぶのは時差ボケが辛くて、仕事で行く場合には我慢して向こうの時間帯に合わせるのだが、今回は自由行動だからもう時間帯はめちゃくちゃだった。一日一食だが、寝るのは一日3回という感じで、夜やら昼やらなんともわからなくなってくる。最期の日などは夕刻に飛行場へ行くまで自由なのだが、起きだしたのがお昼前という状況で、MGMとMANDALAY BAYのショッピングモールで過ごすことにした。

Peterose5すると、Mandalay Bayの「Art Music」とかいう店の前ででこんな立看を発見。ん?なんだ? ピート・ローズ? いまさらなんなのだろう? ピート・ローズはアメリカ野球界における往年の名選手だが、何やら不祥事を起こして干されているはずだ。

「本日 12時から17時」とか書いてあるな、と思って店の中を見てみると、何やらでかいおっさんが座っている。「ピート・ローズかな?」と呟いてしまったらしく、店の親父が、「そうだよ、ピーとローズだよ、帽子を買ってサインしてもらいなよ。」とかいうので店の奥へ行ってみる。「どこから来たんだ?」「JAPAN。」「おおそうか、ピートは日本語のサインも書くよ。」「へ~?」などあって、レッズじゃなくてフィリーズの方の帽子を購入し(99ドル+税=108ドル)、サインしてもらった。

Petecap人がたくさん並んでいたのであまり話はできなかったのだが、「イチローは来年、日本へ帰るよ」とか言ってた。ほんまかいな?

帰国して調べてみると、ピート・ローズは野球賭博に関係したとしてアメリカの野球界から永久追放されていたのだった。こんなサイン会とかしてて大丈夫かな?とは思ったが、まぁいいんじゃないでしょうか。

というわけで、旅行の最後はピート・ローズとのツーショットで締めようかと。私の顔にモザイクをかけたのは、あまりにもだらしなく嬉しそうな顔をしているので、ちょっと恥ずかしくなってしまったわけです。

Peterose52

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2012年8月 5日 (日)

口腔内圧力で悩む

美木良介の「ロングブレス」ってのが大評判だ。思うにあれは一種のアイソメトリック・トレーニングだと思う。つまり器具を使わずに自分の他の筋肉と競合させることによって筋肉を鍛えるというやつ。例えば両手の手のひらを体の前で合わせてぐっと力を入れて互いに押し合うというふうな(というのが私の理解:実際には「静止トレーニング」ということらしい)。

でも、両手を合わせて力を入れる、というのでも、その両手の間にテニスボールなどをはさんで変形させながら行うと、それはすでに制しトレーニングではないのだけれども、なんだかより効果がありそうな気がする。さらにその変形具合を数値化できると、トレーニングの効果がわかるし、さらにはそれが励みになってより効果的な方法を見つけたりできるかもしれない。

ロングブレス・トレーニングもなんだかそんな感じで捉えている。肺に吸い込んだ空気を吐き出す抵抗を負荷として内臓を取り囲む筋肉を一斉に緊張させるという事なんじゃないか、と。

だから、あんなふうに腕を振り回さなくても、肺の周りと腸の周りの筋肉を緊張させることが出来れば、歩きながらでもできるんじゃないかと思うわけで。

しかし、あの口がどうもいやだ。イチローがボールを打つ時のように頬を膨らませて「ふーーーっ」と息を吐くわけだが、道を歩きながらこれをやるのはかっこ悪い。頬の筋肉を緊張させてグッとこらえつつ息を吐けば、顔の筋肉トレーニングにもなるんじゃないか。

そういうふうに考えていると、口腔内の圧力を測ってみたくなった。頬を膨らませた場合と、頬の筋肉を緊張させた場合とで、口腔内圧力はどんなふうに変わるのだろうか? そもそも、口腔内の圧力ってどれくらいなんだろうか?タイヤの空気圧が2.2気圧なんて言ってるが、あんな圧力には耐えられないだろうが、大気圧に対して0.3気圧くらいにはなったりするんじゃないんだろうか?

Mouthpress11ということで考えてみたのが、細いビニールパイプに水を入れてそれを吹いてみよう、ということ。水が飛んだりするので、これは風呂でやることにする。概念図を書いてみたが、こういうのってなかなかパソコンではかけなくて、仕方なく手書きしている。これは何とかならないものか。イラストレータを使っても、こういうのは描けないんだなぁ。

パイプを高いところに固定するには、パイプを閉じない程度に括りつけたヒモを使う。それを高い方に設置してあるシャワーに引っ掛けるわけだ。

Mouthpipeではそのパイプをどうするのか、というと、100円ショップに適当なものがなかったので東急ハンズへ行ってみた。そしたらビニールパイプの各サイズのが安くで売られていた。内径5mmのを買ったんだったかな? 口腔内圧力がどれほどなのか全くわからなかったので、1mのが40円のを5m買ってみた。

実際にこうやって(パイプを口の端で咥えつつ息を吐く)測ってみると、パイプ水面の高低差から、60cmH2O(頬をふくらませた場合)、20~30cmH2O(頬を緊張させて膨らませない場合)という結果を得た。60cmH2Oということは大気圧に対して約0,06気圧くらいということなのだな。そんなものなのか。それならパイプは2mで十分だった。もっと太いのを買えばよかったかも。

でもこれは面白いので、例えばハーモニカを吹いている時の口腔内圧力も測ってみたいし、口笛や指笛などを吹いている時の圧力も測ってみたい。でもそのたびにお風呂でこのパイプを咥えるのはいやだな。もっと手軽に測る方法はないものだろうか?

で、考えてみたのがこういう仕掛けだ。ストローを熱かなんかで曲げたもの片方の口を塞ぎ、もう一方から圧力を加えるとストローは伸びようとする。その動きを糸の張力で検出し、糸を巻きつけた爪楊枝の回転でその張力を表示する。図の爪楊枝はまっすぐになっているが、これをポキっと折り曲げて指針にすればいいのだ。目盛りを付けた紙パネルをつけると、もう少しそれらしいものになるんじゃないか。

Mouthpress2

てなことを考えつつ、まだやっとストローを入手したところだ。


そうそう、それで「ロングブレス」の方だが、かれこれ1週間くらいやっているけれども、これは効果あると思う。腹筋がついてきたし、なんだか腹腔が狭くなったようで大食いできないのだ。体重も少しづつではあるが減っている。お腹まわりが筋肉質になってきたようで、肉腹巻がちょっと薄くなってきているのだ。

8月10日追記:

Presssensorををつかさんのご好意で、圧力センサを送っていただきました。SMCのPSE540という製品で、10~24Vの電源の電源をつなぐと圧力に比例した電圧が1~5Vの範囲で出力されるというものです。

ところが意外に消費電力が大きくて、「15mA以下」という値。これは弱電の感覚からすると結構大きい値です。電源に積層電池006Pを使うとすると、電源を入れっぱなしというわけにはいかなくてスイッチが必要になる。電池を接続するパーツも必要だ。

しかしそれらの問題は一挙に解決された。電源は電池に直接ハンダ付けし、片方の006Pの+端子をもう一方のー端子に直接噛ませることによってスイッチの代わりとする。

Presssensingあとはデジタル・マルチメータのワニ口クリップで測定する部分をつまめばよい。

18Vの電源をつなぎこんだところ、消費電流は10mAだった。その時センサの出力は写真で見られるように0.9V。ここで、センサの圧力入力にビニルパイプをつなぎこんで(買っておいたビニルパイプがちょうどよいサイズだった)息を吹き込むと、あれれ、電圧が下がるぞ。息が漏れないようにして思い切り吹くと出力電圧は0.22Vになった。これはビニルパイプと水柱で測定した値だと10Kpas(100cmH2O)に相当するはずだ。おかしいな。極性が逆か?

ちなみに、ロングブレス風に息を漏らして吹くと、出力電圧は0.8V程度になる。息を思い切り吸ってみると、2.3V位になったりする。これは負圧を測れないタイプなんだろうか?

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