ソフトバンクの戦略に悩む
ソフトバンクが米国の電話会社「スプリント・ネクステル」を買収した。孫社長が二年ほど前に言っていたことだが、「自転車操業をうまくやるコツはね、(自転車を)必死に漕ぐんだよ。」ということだった。
ケータイに関して言えばソフトバンクユーザなので、こういう動向も気になるところではあるのだが、当面国内でのソフトバンクの動きに直接どうこうということはないようだ。ひょっとしたら来年以降に端末の品揃えが変わってくるかもしれないが、どうせ端末はみんなスマホになってしまうのだろうし、あんまり関係ないかな。
むしろ、国内の将来を見据えた戦略だという観測もあったりしてなかなか目が離せない。なにしろワンマン社長だから思いついたら株主の意見など気にしないから決断は速い。
あれはたしかソフトバンクがヴォダフォンやジャパンテレコムを買収する前のことだったから2000年を過ぎた頃だったと思うが、孫社長がアメリカへ出向いてアメリカの大手企業のトップと相次いで面談して回ったことがあった。
相手の大手企業トップにしてみれば、なんだか胡散臭い奴が来たな、という感じで会談に挑むのだが、いざ会談が終わってみると大手企業トップたちは大喜びで孫社長と握手して帰っていくのだ。
おそらく、企業連携によるシナジー効果というか、なにかそんな話をしていたのだと思うが、その内容は明らかになっていない。
一体どういう話だったのかと思って、孫社長関係の本を読んでみたりしたのだが、結局詳しいことは何もわからなかった。おそらく「アイディアを出すから金を出せ、長い目で見ると必ず両者の得になる」というふうな話だったのではないかと思うのだけれども。
そんなアメリカ行脚の効果が今になって現れてきたのだろうか? スプリント買収は大きな賭けだという観測も勿論あるわけだが、孫社長にも奥深い目算があるはずだ。
相手の大手企業トップにしてみれば、なんだか胡散臭い奴が来たな、という感じで会談に挑むのだが、いざ会談が終わってみると大手企業トップたちは大喜びで孫社長と握手して帰っていくのだ。
おそらく、企業連携によるシナジー効果というか、なにかそんな話をしていたのだと思うが、その内容は明らかになっていない。
一体どういう話だったのかと思って、孫社長関係の本を読んでみたりしたのだが、結局詳しいことは何もわからなかった。おそらく「アイディアを出すから金を出せ、長い目で見ると必ず両者の得になる」というふうな話だったのではないかと思うのだけれども。
そんなアメリカ行脚の効果が今になって現れてきたのだろうか? スプリント買収は大きな賭けだという観測も勿論あるわけだが、孫社長にも奥深い目算があるはずだ。
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