« 泥酔して悩む | トップページ | 巨匠の演奏に悩む »

2013年4月20日 (土)

英語版ボーカロイドに悩む

Miku 初音ミクをはじめとするボーカロイドには興味津々で、初音ミクのお試し版を使って自分でも歌わせてみたりしているということは以前にも書いている。

1万5千円くらいのものだから買ってみてもいいとは思うのだが、今ひとつ踏み切れないでいるのは、ひとつには「英語がダメ」ということ、そしてもう一つ「エディタがしょぼい」ということだった。例えばカット・ペーストをするにもちょっとスイスイはできないような印象だった。

初音ミクはなにしろ歌詞の入力が日本語の平仮名に限られるので、英語が苦手なのだ。いわゆる「カナ式(悲しき)英語」ってやつですね。これがせめてローマ字入力で、LやRやSやTHなどの発音が欧米風に発音できるのだったら少しは英語っぽく歌えたりもするのだろうが、パーフェクトな英語発音を目指していたりすると、「そんなんじゃ製品化できない」ってことになったりするんだろうなぁ。

だから、初音ミクの英語版が出たら買ってもいいかな、とか思っていたのだ。その頃にはエディタも良くなっているかな、と。

そんなことを調べてみると、なんと英語版初音ミクが今年の夏に発売されるというニュースが一時的に出ていたことがわかった。今年(2013)の3月9日(ミクの日)にそういうニュースが発売元のクリプトンから出されたのだが、2日後に取り消されたのだ。なんだこれは?

一方、同じボーカロイドである「メグポイド(メグっぽいど?)」の英語版が今年の2月に発売されていて、2月頃には体験版が付録に付けられた雑誌が販売されていたらしい。しまった見逃した!
体験版がないと、入力方法がわからない。英語的な音素を組み合わせるのか、それとも英単語のまま入力すれば辞書を検索して音素を展開してくれるのか? 辞書をひくのだと、単語にならないような声(UKとかieeeとか)はだせないのか、とか。

しかも、先日には英語版MEGPOIDが店頭で販売されているのを発見してしまった。10800円+消費税という価格なのだが、付属しているエディタが「Tiny Vocaloid3」という、どうやらしょぼいものらしい。「Tiny」が付かない正当なエディタは別売になっていて9800円だという。それってバランス悪くないか?
というわけなので、ひょっとしたらポロっとMegPoidの英語版を買ってしまうかもしれない、ミクの英語版まで待つのかなぁ?

|

« 泥酔して悩む | トップページ | 巨匠の演奏に悩む »

音楽」カテゴリの記事

コメント

megpoid英語版は、よく出来てますね。でも微妙に英語ネイティブの発音でなくて、アジアのどこかの英語っぽいど。

なんかアグネス・チャンの歌を聞いてるような気になりました。

投稿: taki | 2013年4月24日 (水) 21時59分

この声を提供している中島愛(メグミ)さんはあまり英語が得意じゃないんだそうで、英語の先生が付きっ切りで指導しながら音素を録音したんだそうです。

本格的に流暢な英語ボーかロイドを作ろうと思ったら、やはりネイティブの声優さんというか、音源提供者が必要なんでしょうね。

投稿: Picks Click | 2013年4月24日 (水) 22時32分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 泥酔して悩む | トップページ | 巨匠の演奏に悩む »