赤外線撮影で悩む
音楽の演奏は何故か薄暗いところで行われることが多くて、別に後ろめたいわけでもないけれども何とかならないものかと思っていた。
なので、赤外線撮影したらなにか面白いものが撮れるんじゃないか、と思っていたら、「赤外線フィルタ」がシートで販売されていることを知って、横浜のヨドバシで買ってみた。値段札付きでご紹介。中身は薄紙とボール紙で保護された黒いシートが一枚。
「IR 76」と書いてあるが、これは波長760nm以下をカットするフィルタであることを示している。ヨドバシで見せてもらった中には#90まであったが、そんな遠赤外のが必要なのかってところはよくわからない。
この商品の正式な型番は「SC-76」で、SCENERYはSharp Cutを示している。
で、やや薄暗いところでこのフィルタをケータイの前にかざして撮影した写真がこれだっ。これはいわゆる、「真っ暗」ってやつですね。
だめじゃん。もっと感度の高いカメラでないとダメなのかなぁ?
うっすらと何やら写っているような気がしなくもないが、もうちょっとぼんやりとでもなにか映るものじゃないのか?
よく戦争映画なんかで見るような緑がかった絵が撮れるんじゃないかと期待していたのだが、甘かった?というか、まぁとりあえずの実験なので。
ふ~ん、そうか。でもこれで終わっちゃつまらないので、天気のいい日に屋外を撮影してみた。
ふうん、こういう色になるのか。なるほど。
で、これはどういうふうに使えるだろうか?というのが今回の悩みどころ。
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コメント
カメラが赤外まで感知しないと意味ないのではないですか?
色がマゼンタになってるのは、長波長側だけ透過したのを感知したからだと思いますが。
全体の明暗のなかで、葉の部分が白っぽく見えるのは、赤外部をよく反射してるってことですね。だから葉っぱは熱くならないわけだ。
投稿: taki | 2014年5月10日 (土) 20時34分
そういえば書いていませんでしたが、もともとはテレビのリモコンが不調だったんで、赤外線出ているのかな?とケータイのカメラでチェックしてみたらリモコンの赤外線を検出できたのがそもそもの始まりだったのでした。
だから、ケータイ自身は赤外線の感知能力はあると思います。
マゼンタになっているのはつまりフィルタが製品名でいうほどシャープにカットオフしていないってことなんですね。#80にしたらまた色が変わってくるんでしょうね。
で、実はアマゾンで買うともっと安いらしいということを発見してしょぼ~ん。
投稿: PicksClicks | 2014年5月10日 (土) 23時31分
なるほど、そういうことなのですね。
しかし木の葉がこれだけ白っぽいってのはすごいです。可視部の暗い緑で光合成に必要な光を吸収する一方で、表面温度が上昇しないように赤外をほとんど反射してるってことで、最近注目の遮熱効果をとっくに実現してるわけだ。やはり自然は偉大であるということですね。
投稿: taki | 2014年5月10日 (土) 23時53分
赤外線投光器で照らして撮れば良いではありませんか?。秋月に安く出てます。
http://akizukidenshi.com/catalog/c/cccd0/
ついでにカメラも赤外線の感度が大きいやつを使えば,世間が違って見えて面白いですよ。
赤外線環境下で赤外線カメラを使いお札を撮影すると,「こんな工夫してるのね」と感心しきりです。
戦争映画のナイトビジョン映像なんかは,昔の撮像管系ナイトビジョンの表示がオシロと同じ様な仕組みだったから,それっぽい演出にしてるんですね。
投稿: ををつか | 2014年5月11日 (日) 10時09分
>takiさん
葉緑素が緑に見えるということは、波長の長い成分を吸収うしているのかとおもいきや、赤外線はしっかり跳ね返しているということですね。
>ををつかさん
もともと、赤外線カメラが欲しかったのは熱による赤外線放射を見れたら面白いかなぁということだったので、先買線ライトと言う発想はありませんでした。意外に安く買えるものなんですね。
赤外線画像を緑に見せているのは、なるほど、昔の蛍光体を引きずっているんですね。
投稿: PicksClicks | 2014年5月11日 (日) 16時19分