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2014年5月 4日 (日)

スケッチ・ライブで悩む

江口寿史がスケッチライブをやるということがツイッターで流れているということを教えてくれた人がいて、それはちょっと行ってみたいと思った。

江口寿史は「すすめパイレーツ」というギャグ漫画で有名になったのだったと思うが、「ストップ!ひばりくん」で美少女(実は男なのだが)を描くのがうまいということが知れ渡り、そちら方面の絵を描くことになったようだった。

Eguchisampleprint その一つの例がこれで、これはまだカラープリンタが珍しかったころに展示会でプリンタの印刷デモ出力として配布していたものだ。折り目がつかないように大事にしまっておいたのだが、色移りするので表面にサランラップを貼り付けたら剥がせなくなってしまっている。

その後も彼は画集を出したりしていたので、見つけるたびに買ったりしていた。彼の絵はつまり「スケベな目線で女性を写しとる」ということに徹底していて、ええとその例をここに挙げるのはちょっとナニなのだが、露骨なヌードとかそういうのではないのだけれども、なんというかそこはかとないエロチシズムを感じてしまうのは私が未熟だからでしょうか?

いやほんとにいろんな例をペタペタ貼り付けたいのだけれども、なんだか権利関係がうるさそうなので、GOOGLEへのリンクでさらっと見ていただきたい。ひところDenney'sのメニューによく使われていたのを覚えている人もいるかもしれない。

Eguchiwindow

さて、そんな江口寿史がスケッチライブをやるというのだが、つまり来場したお客さんの似顔絵を書いてあげますよ、ただし先着50名様で、1000円いただきますよ、という趣向。「希望者が50名を超えたら抽選にします」ということなので吉祥寺はちょっと遠いけれども行ってみようか、という気になった。あわよくば先の「印刷デモ出力(ひばりくん)」にサインでもしてもらおうか、という魂胆である。

11時から受付開始、12時から抽選開始ということで、私が着いたのは11:35だったがすでに整理番号は298番だった(第一日目の5月3日)。12時に整理券配布を締めきった時には400余名が並んでいた。

最初の印象では、並んでいる人たちはさすがに江口の描くような美少女が多いのかな?と思った。実際、江口の描いた絵から現実世界に出てきたんじゃないか、と思えるような人もいて、本当に写真を撮らせてもらおうかと思ったりもしたが、さすがにそれはできないよなぁ。なんだろう?江口の描くような女性特有のメイク術みたいなのがあるんだろうか?ほかにも着物を着ていたりしてなかなかいい雰囲気の人もいたのだが当たりくじを引いたかなぁ?

しかし、400名ほど並ぶとそういう「描いてもらう気満々」の人はそう多くなくて、それよりも「こんなおっさんが当たりくじを引いたら江口は悲しいだろうなぁ」と思ったり。いや、私も含めてってことで。江口の方で描きたい人を選べばいいのにとか思ったり。

Eguchikiai おっさんの中にはこんなに気合の入ったTシャツを着ている人がいたりして、これにはちょっと声をかけて写真を撮らせてもらった。考えてみると、スケッチは今日からだったが展示会は一昨日からやっていたので、その時に買ったTシャツだったのかもしれないな。

で、12時から始まった抽選だが、これが手際悪くて私の順番が来たのはもう13時になってからだった。もちろん外れた。自慢じゃないがクジ運はほんとうに悪いのだ。

で、すごすごと展示会場に入って展示されている絵を見るわけだが、半分くらいは私がすでに持っている絵で、あとの半分が今回発売になるという「KING OF POPS」という画集からの抜粋らしい。でもまぁそんなに変わり映えはしないっていうか、最初に見た時の衝撃が大きかったのでそれに比べりゃなんてことはないって感じ。

Eguchitshirt で、Tシャツを売っていたのだが、文字が入っている奴ばっかりで絵が入っているのは一枚しかないようだった。しかも文字入りのやつは色とか指定できて「注文受付中:あとからお送りします」とかいう話だが、その絵の入ったものは「現物限りです。追加制作の予定は(いまのところ)ありません。」ということだったので買ってしまった。でもこんなの着れないな。額縁に入れてやろうか。

しかし、江口先生のご尊顔も拝めないのはどうにも納得出来ないなぁと思って、一旦ギャラリーを出たあと食事してしばらく吉祥寺の街をぶらぶらしてからもう一度ギャラリーを覗いてみた。そうすると、さすがに「スケッチライブ」というだけあって江口先生がモデルのおっさんの絵を描いておりましたねぇ。

しかし何しろ数時間で50枚の似顔絵を描くっていうんだから、どう考えても1枚あたり5分程度の時間しかなくて、出来としてもまぁ線画の域を出ないわけだが、さすがに江口タッチという感じがあって、やはりこれは羨ましかったなぁ。描かれたスケッチはコピーが展示されていて、「撮影はご遠慮ください」という張り紙にもかかわらず撮影している人がいた。ライブで描いたものはいいってことだったのかもしれないが、私は良い子なので真似はしなかった。

その代わりに、スケッチの合間(対象者が入れ替わるとき)を狙って「印刷デモ出力」を見せ、「これにサインを頂けませんか?」と聞いてみたのだが、「今ちょっと忙しいので、イベントが終わってから」と断られてしまった。まぁそうだわな。実際サランラップをかけている関係上、どこにサインしてもらうかもよく考えていなかったので、まぁ仕方ないか。裏でも良かったんだけどなぁ。

そんなふうに断られたのが2時過ぎで、スタッフに聞いてみるとギャラリーは18時に閉まるということだったから、それまでにイベントが終わればサインを頂けるかもしれないということで、さらに時間を潰すことにする。

なので、吉祥寺のカフェでコーヒーなんぞを飲みながら本を読むというなんだかあんまり似つかわしくないことをやってしまったのだが、おかげで貸してもらっていたちょっと難しい本を200ページほど読むことができた。

で、18時ちょっと前にまたまたギャラリーへ行ってみたのだが「スケッチは押しております。まだ30番までしか描けておりません」という張り紙がしてあり、スタッフに聞いても「18時でギャラリーは閉めます。抽選にあたった方だけが残れます。明日もあさってもやっておりますので。」ということだったので帰ることにした。もう行かないよ。おしまい。

最後に、私の持っている画集から一枚ご紹介、っていうかこれは引用だ引用。

Eguchibassgirl


翌日追記:
あまり気にしていなかったのだが、今回の「個展+スケッチライブ」は彼の新作版画「KING OF POP」の宣伝のためのイベントだったのだった。

その版画集は150部限定で一部3万円という代物なので、私はまぁパスだな。
でも力作だと思うのでそのチラシをここに掲げてみようか。

でもこのギター(ストラト)はちょっと大きすぎるんじゃないかな?

Kingofpop



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コメント

江口ファンがココにも居た,って感じです。
ご紹介のGoogleの検索された画像の中に敬愛する吾妻ひでお先生の絵が一枚混じっていたのが何か可笑しい。個展も気になってるんですが,吉祥寺は近い割に足が向かない所なんですよね。

投稿: ををつか | 2014年5月 4日 (日) 08時14分

「ヲタクの通る道」ってことなんですかね?

投稿: PicksClicks | 2014年5月 4日 (日) 12時57分

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