アルバムタイトルに悩む
CDのアルバムタイトルに悩みました、という話なんだけれども、残念ながら私のアルバムじゃないんだな。
どういうわけだか、曲のタイトルをつけたりするのがうまい(?)ということになっているようで、その流れでアルバムタイトルの相談を受けたってわけだ。
>「心の情景」という”意味あい”を英語にすると(意訳でも・・・)どんな言葉になりましょうか。。。?
というメールから始まって、「じゃぁ、MindScapeですかねぇ?」と、なんのひねりもなく答えたり、「情景を表すにはImageとかPictureとか場合によってはMemoryとか色々考えられると思うのですが、どういう情景をお考えでしょうね?」とか。
さらに「Dream In My Mind」では当たり前すぎるので「DAYDREAMS(白日夢)」とか、思いつき次第に投げてみて反応を見つつどういう気持なのかを引き出そうとしたのだけれども、結局「決めました!」ということで、私の提案とは全然違うタイトルに決められちゃった。そういえば当然締め切りはあるんだろうとは思っていたんだけれども具体的に尋ねることもしていなかったので、こちらののんびり具合にしびれを切らしたのかもしれない。
で、出来上がったsigaさんのアルバムがこれだ(サイン付き)。タイトルは「Fourteen Stories」。クロマチックハーモニカとギターとビブラフォンというワタシ好みのミニマルな構成だ。ここで買えるはずなんだけれども、何故か今は在庫切れになっている。このページの下の方にメールフォームがあるので、そこから申し込むとご本人から送ってもらえる。
内容的にはわりとスタンダードな感じで、そういう曲目を聞いておけばタイトルも違った感じのを提案できたかもしれない。
このCDの発売記念ライブにものこのこ出かけて行って写真を撮ってきた。アルバムと同じメンバーでのライブだが、ハーモニカのマツモニカさんは撮りそこねてしまった。
Vibは中島香里さんとおっしゃる方で、見ていると肩で演奏しているような感じに見える。演奏しながら頭も大きく動くので、写真を撮ろうとデジタル一眼を構えていた人が撮りにくそうだった。ちょっとお話してみたところ使っているのはマッサーのM55ということで、さらにお話してみると、赤松さんのお弟子さんということだった。いや、私は赤松さんとは知り合いでもなんでもないんだけれども。
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コメント
面白そうなアルバムですね。是非、聴いてみたいんですがどこで手に入るんでしょう?
中里さんという方は知らないですし、検索しても引っかかってこないですね。どんな演奏されるか聴いてみたいです。
赤松さんは、ブログをみてると、結構横浜にも出演されてるようですね。こちらでは、生を聴く機会がなくて残念です。
投稿: taki | 2014年11月28日 (金) 21時18分
中里さんとはまたえらく短縮しましたね。中島香里さんですがな。FBだとこちら。
https://www.facebook.com/vib.nkaori
で、sigaさんのCDは通販で買えるはずなんですが、今は品切れになっています。ご本人に直接メールすると買えるらしいのですが、メールアドレスは公開されてませんよね。どこかに公開してたこともあったようなんですが。メールアドレスをメールします。
投稿: PicksClicks | 2014年11月29日 (土) 01時10分
ははは、中島さんですね。年取ると気が短くなるというけど、こんなところにもでてくるのか!
連絡ありがとう。でもオフィシャルサイトにメールフォームがあったので、貴君から紹介されましたと書いて、CDをお願いしました。知らない人からいきなりメールというのもなんですしね。
中島さんはYouTubeで見てみましたが、元気のいい演奏ですね。アメリカで活動しているジャズマリンバのMikaさんと演奏スタイル(外観)も演奏内容も、それになんとなくお顔も似てますね。みていて気持ちがよいです。
投稿: taki | 2014年11月29日 (土) 10時26分
常用しているミニノートPCが1024x600で画面の縦が狭くて該当ページの下のほうの「☆メールフォーム☆」が見えていませんでした。
投稿: PicksClicks | 2014年11月29日 (土) 22時52分
今日、志賀さんから丁寧なお返事をいただきました。
振込してCDを送ってもらいます。
貴君にはお世話になっています、とのことでした。
投稿: taki | 2014年11月30日 (日) 18時38分
中島さんの演奏に似ているというMika Stoltzmanさんの映像があったので紹介します。
サイドにエディーゴメス、スティーブ・ガッドなんて面々です。マリンバの前にいるクラリネット奏者が旦那さんのRichard Stoltzmanで、アメリカクラリネット界では重鎮らしいです。先月、東京ブルーノートでの演奏です。
おまけに、チックコリアがMikaさんのために書いたという曲ですから、この方、単身アメリカにわたって成功をおさめたという類の人ですね。
http://youtu.be/BVICR_dsFs8
投稿: | 2014年12月 1日 (月) 00時04分
難しい曲だなぁ。マリンバみたいな楽器を左手でリフ叩きながら右手は別のことやるなんていうのはやはり並大抵のことじゃないんでしょうね。
ゴメズとかガッドって日本では人気者ということになっているみたいですが、STEPS AHEADなんていうアルバム聞いてから私の中ではずいぶん株が下がってます。それよりもギターのジョン・トロペイが気になっているんですが、この演奏ではあんまり活躍してませんね。
投稿: PicksClicks | 2014年12月 1日 (月) 21時51分
FBには書いたんですが、昨日、志賀さんのアルバムが届きました。
とてもいいです。あえてボサノヴァとかガットギター向きを選ばず、スタンダード中心にしているのがいいです。
ギターとハーモニカってのは相性がいいですね。
一方でヴィブラフォンとギターは、バートンとタウナーの演奏が頭にあるので、まだまだ、これからという気がしてしまいます。でもいい感じです。中島さんはアルバムの写真でみたら、Mikaさんとは全然似てなかったです。
ゴメスとガッドは、私はもともとそれほど評価してなかったし、Steps Aheadも全然聞いてないんで、Mikaさんのアルバムで再評価したみたいなとこです。ジョン・トロペイはアルバムでは活躍してたと思います。
http://youtu.be/4l51FAvBA4o
投稿: taki | 2014年12月 6日 (土) 23時11分
ビブラフォンって普通はまずベンドって言うことをやらないので音程的には直球一本勝負、一方マツモニカさんのハーモニカは小節(こぶし)効かせまくりと対照的で、志賀さんのギターはその中間というか、かなりビブラフォン寄りってことで、私としてはマツモニカさんのコブシをもうちょっと抑えてもらってもよかったんじゃないかな?という印象です。
マツモニカさんがお使いのハーモニカは普通のHONER-270で、有名プレイヤーがよく使っているシールマンモデルとか、ハードバッパーじゃないんだなぁ。早い話が私の持っている270と基本的には同じということで(私のはオクターブ低いテナーモデル)、なんであんなに表現力豊かに吹けるのかわからない。一説には「思い切り吹く、思い切り吸う」ということをすればいいともいうのだが、そうすると音が出なかったりするので、これはまだまだ修業が必要だ。
投稿: PicksClicks | 2014年12月 7日 (日) 10時46分
話題がとびますが、ハーモニカとか、呼吸に関係する楽器は老後のためにはいいかもしれませんねぇ。
友人で、会社帰りにジャンカラでカラオケを30分してくるという人がいます。ジャズピアニスト(アマ)なので、御多分にもれずカラオケ嫌いだったんですが、奥さんから誤嚥を防ぐために喉を鍛えろと言われて、通うようになったそうで、今では結構楽しんでるみたいです。ぼくもなんか始めようかな。
ところで、中島さんは赤松さんのお弟子さんとはいえ、演奏はどちらかというとミルト・ジャクソンかそれ以前に近いですね。若い人でバッパーが多いというけど、ヴィブラフォンでもリバイバルの傾向があるのかな?
投稿: taki | 2014年12月 7日 (日) 23時48分
しつこく続けますけど、通勤でヘッドフォンで聴いているうちに、ガットギターの限界とか、このユニットの限界というのがちょっと見えてしまいました。
どうもバランスとして中島さんが弱いですね。どうも他の二人に追い付いていないと思いました。
こういう編曲にしたのか、そうなってしまったのかわかりませんが、ヴァイブがバックの機能をほとんどしてないんで、ギターに負担がかかってきて少々しんどそうです。
ハーモニカはギターをバックに自由にできるけど、ギターソロになると、バックがないんで、シングルトーンになると途端に音が薄くなるか、ブロックコード、アルペジオのパターンになってしまうようです。
バートン/タウナーのようなスタイルを目指すわけではないのでしょうけど、やはり参考にしてもらいたいところです。
投稿: taki | 2014年12月 9日 (火) 00時38分
相変わらずしつこいですけど、また聴いていて、前言撤回、ヴァイブでバックはやってるんですね。でもなんか音がしてるなぁ、っていうレベルなんでよく聞こえない。
案外、このユニットでのヴァイブの立ち位置というのがまだ定まってないのかという気もします。
プロデューサーかエンジニアの問題かも。ヴァイブの音取りはかなり難しいらしいですし。
聞いていて、なんかヴァイブの扱いをどうしたらよいかよくわからないんじゃないかっていう気もしました。この楽器自体、中途半端なところがあるかと、自分でやっていても思います。だからユニットの中での位置というのをしっかりしないと座りが悪いのかもしれません。
あくまで私の印象ですけど。
投稿: taki | 2014年12月 9日 (火) 20時46分
健康を考えるなら、美木良介の「ロングブレス・ダイエット」みたいなことをすればいいんじゃないですかね? 私もひところやってましたが、歩きながら吐く息に唇でストレスを掛けたりして。
誤嚥防止には舌の筋肉を鍛えることが必要なんだそうで、そういう意味ではカラオケよりも、おしゃべりをたくさんするのがいいようです。
志賀さんと中島さんは来年デュオで演奏されるそうですが、赤松さんが参加ってわけには行かないんでしょうかね? 赤松さんは全国的に活動されておられるようで、横浜「にも」くることがあるということのようですが。
投稿: PicksClicks | 2014年12月 9日 (火) 22時15分
おしゃべりと歌うのとはまた違う筋肉なんですか?
私は無口なんで誤嚥の危険性は高い、っていうか今でもたまにむせるんでヤバいなぁと思ってはいます。
赤松さんは全国的には活動されてないです。東京近辺と、東海、近畿はすっとばして、郷里の松山をしょっちゅう往復されてますね。横浜もエアジンとか、ときどき出てるみたいですよ。そちらの直近では:
2014年12月13日(土)20:00 ~(Open 19:00) 栃木県足利市「JAZZ SPOT JAZZ 屋根裏」
だそうです。横浜のなんとかいうジャズフェスは毎年出演しとられます。FBやblogでライブ情報はだしとられるんですが、なんせ近畿圏は全くないです。こちらではあんまり受けないスタイルかなぁ、と思います。たぶん、こっちは好みが古いんでしょうね。
赤松さん参加というのはどうなんでしょうね。ギャラは安くはないみたいですけど、呼ばれたらどこでも行きます、みたいなことはblogに書かれてました。でも、色々忙しい人みたいです。中島さんがお弟子さんなんだからそのルートでどうかってとこでしょうね、弟子を見に来るとかなんとか。
投稿: taki | 2014年12月 9日 (火) 23時49分
舌を鍛えるのは、食事だけでもなんとかなるんじゃないかと思ったりしますが、先月同窓会へ行って3時間ほどしゃべりまくったら次の日に舌が筋肉痛になりました。歌うのもしゃべるのも同じじゃないでしょうか。
アルバムを聴きなおしてみましたが、確かに中島さんがバッキングをしている場面は少ないですね。でもこれは意図的なものだと思います。Vibが始終鳴っていると、アルバムのカラーと言うか印象がそればっかりになってしまう、ということを嫌ったのかもしれません。
投稿: PicksClicks | 2014年12月10日 (水) 19時38分