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2014年11月25日 (火)

生真面目な作家に悩む

マイケル・クライトンを再発見してハマってしまっているわけだが、この人はなんとも真面目な人だなぁ。

Serious_2

まず左側の墓の有名なTVドラマ「ER」の原点になったとかいうものらしいと思って買ってみたのだが、まぁ面白くないこと甚だしい。これは小説じゃなくて論文だよ。5人分のカルテっていうか、症状とその解決について書いて入るけれども、それはほんの刺身のツマみたいなもので、それに関連してアメリカにおける医療の問題点を次々に指摘しているわけだ。

アメリカの話で、しかも50年くらい前の話だから、ピンと来ないことも甚だしいのだけれども、どこにもくすりともにやりともするトコがなくて、でも意地になって最後まで読んだけれども、得るものは何もなかったなぁ。お医者さんとかが見ると面白いのかもしれないな。

右側の「大列車強盗」も、「え~?、なんでこの人がこんなの書くのかなぁ?」と思いきや、なんと19世紀なかごろのイギリスの裁判記録を掘り起こして(そして脚色して)小説に仕立てあげたらしい。これはたいへん面白かった。

「5人のカルテ」もやはりそんなふうに昔の資料を散々調べて書いたような形跡があり、もともとそういう作風なのかな? っていうかやはり根が真面目なんだと思う。

「大列車強盗」では裁判記録だけではなくて、当時の新聞やらいろんな店の料金表やらを
調べたらしくて、今だったらGoogleで調べたらわかるかもしれないようなことを調べまくって書いている。きっとそういうのが楽しいんだろうなぁ。裁判のあとの後日談みたいなのも大変に興味深い。

で、それだけでは足りなくて、この医学博士クライトン氏は「大列車強盗」を映画化してしまう。しかも監督として製作に加わるのだが、その主役がショーン・コネリーだ。すごいなぁ。

Greattrainrobbery そうなると、やはりその映画を見たくなってしまうのだが、TSUTAYAで検索すると「当店ではお扱いがありません」というつれない検索結果。

でも「他店にあれば取り寄せます」とか書いてあるので、店員さんに相談してみると、「ちょっと待ってください、DISCUSでどうとかこうとか」と言いつつバックヤードへ去る。

どういうことだかよくわからないが、DISCUSから店が借りたことにして私に貸し出してくれるのかな?

「取り寄せて1周間取り置きますから、その間に来てください。通常の旧作料金で貸し出します。取りに来られなかった場合には料金は発生しません。」ということで電話を待っていると、2日めに電話が来た。「12月1日までお取り置きしています。」ということだったが、あれは一昨日だったと思うのだが。

映画も面白かった。助演のドナルド・サザーンランドがいい味出してて、この人はつい最近クリント・イーストウッドと共演した「戦略大作戦」が面白かったのでよく覚えているのだが、この人の息子があの「24」のキーファー・サザーンランドなんだな。そういえば目のあたりとか似てなくもない。

原作者が監督しているだけあって思い切り良くあちこちをバッサリ切ってあるが、比較的短い時間によくまとめたなぁ、と思って、この映画何分だったんだろう?とTSUTAYAのラベルを見てみると…。

Tsutayaなんと、000分ってなんだよ? それに「取り寄せ」とか「返送可:12月1日」とか、どうやら私のために取り寄せて、そのために作ったラベルであるらしい。

おもしろいなぁ、頼んでみるもんだなぁ。

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