ポケットサックスで悩む
悩んだ末にXaphoonを買ってしまった。
22日到着なので、サクソネット君からちょうど1カ月だ。本当はソプラノサックスが欲しいのだが、家庭内苦情を恐れて日和ってしまったのだ。XaphoonのキーがCだというのも魅力的だった。それならサクソネット君(写真左)と同じじゃないかと思うかもしれないが、サクソネット君はどうやっても上の「レ」より上の音が出せなかったのに比べて、Xaphoonは2オクターブの音域を誇っている。
1か月前に購入したサクソネット君と同じC管なので、長さはほぼ同じくらいだ。でもマウスピースが作りつけなので外せない。
マウスピースの形もちょっと違っている。もともとが竹で作られていたせいなのか、マウスピースの先が細くなっていなくて、サクソネット君に慣れた口には違和感がある。
さらに大きな違いは指使いだ。見ておわかりの通り、サクソネット君よりも穴が一つ多い。左手も小指まで使うことになっているのだ。
この点で、「Xaphoonは左手が難しい」という声も聞こえているのだが、幸い私の左手はギターで鍛えているので薬指も小指も人一倍良く動かせるので問題ない。ただ、運指という点では慣れ親しんできたリコーダーとかその流れの延長上にあるサクソネット君とは違っているので、慣れるには練習が必要だろう。
実際に吹いてみると、まぁこんなもんだろうという感じの難しさっていうか、リードも2・1/2なので鳴らしやすいほうなのだろう。音はやはり大きくてさっそく家庭内苦情を出してしまった。リードが大きい分エネルギーも大きいようで、マウスピースの振動を抑えきれないと歯にあたって音を出したりもする。音色のコントロールはまだできないが。もう少し固いリードにしてしっかり唇で押さえるのがいいみたいだ。
ところが右手小指がどうも違和感があって、写真で見ての通り穴の位置がどうも中央寄りで、もうちょっと外側にしてくれればよかったのに。
指で押さえやすいようにということなのか、穴の周りを削ってくれているのだが、これが方向違いで、うまく押さえられない。なので削ってやった(写真左)。それで何とか違和感なく押さえられるようになった。
期待した2オクターブ目だが、まだ全部は出せていない。2オクターブ目は運指も難しくなっている。特に上のF#はGと同じ指使いで、唇で調整しろということになっている。まぁ管楽器というのはそういうものなのだろう。
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