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2015年3月の11件の投稿

2015年3月30日 (月)

書籍の自炊で悩む

書籍をスキャンして電子化することを「自炊」という。PDFにしておくと、重い書籍を持ち歩くことなく、PCだけでなくタブレットやスマホでも参照することができる。

ところが、私の持っている安価なプリンタ・スキャナでは、複数ページを連続してスキャンすることができない。一枚スキャンするごとに「JPGにしますか?PDFにしますか?」「SDカードに保存しますか?メールで送りますか?」「メールの送り先は?」とかとても面倒臭い。

どこかでそういうことを請け負ってくれるところはないものだろうか? 例えばデータを持っていけばプリントしてくれるサービスがあるのだから、その逆で書籍を持っていけばスキャンしてくれるっていうサービスをしてくれるところがあっても良さそうなものだ。
そんなふうに考えて探してみると、やはりそういうことを考えている人はいるもので、秋葉原にそういうサービスをやっている店を見つけた。その名も「自炊の森」

Img_0523w秋葉原の駅から浅草橋へ向けて線路の南側を10分ほど歩くと、こんな看板がある。ちょうど秋葉原と浅草橋の中間辺りなのでお好みによっては浅草橋からどうぞ。

実はこの看板の手前にもっと派手な白いLEDがピカピカするマッサージ店の看板があって、そちらを目印にしたほうがわかりやすいと思うのだが、まぁそちらもいつまであるのかわかったものではないので。

最初に持ち込んだのはA4で100枚余の片面資料だった。事前に調べた時には「30分1500円」とかいうふうなことだと理解していたのだが、実際に行って「これをスキャンしたいんだけど」と資料を取り出すと、「じゃぁこちらで」と秤を指さす。つまり重量を測れ、と。

重量は500g足らずだった。「そうすると、100g120円なので600円になります。3番のPCをお使いください。」

ということで、Panasonic製のADF付スキャナ(両面スキャン対応)が設置されたPCへ案内される。「USBメモリはお持ちですか?」と聞かれたので「はい。」と8GBのをPCへ突っ込む。

簡単な操作を教えてもらって、スキャン操作は自分でやる。あくまでも店は装置を貸すだけであって、著作権がどうだこうだという話は個人責任ということだ。

スキャンが終了すると、jpgファイルがページ数分できている。あれ?PDFじゃないのかな? 店の人に聞くと「PDFにするならこれで。」とデスクトップ上のJPG2PDFというアイコンを教えられる。そのアイコンをクリックして開いたウインぢうにスキャンしたjpgファイルのフォルダをにドラッグドロップすると、あっという間にPDF化されてしまう。で、そのPDFファイルと、念のため元のJPGをUSBメモリへコピーし、PC内の該当ファイルを削除しておしまい。PDF化したファイルは75.5Mバイトだった。

書籍を持ち込んで裁断してもらい、それをスキャンすることもできるようだ。スキャン済みの裁断書籍は持ち帰ってもいいし、店において帰ってもいい。店において帰ったものは店頭に並べられていて、これは共用しようということなのだろうか? そのあたりは怖くて聞けなかった。
そういうことなので、これはうまく使うとうまく使えるんじゃないかな。

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2015年3月28日 (土)

いまどきの電球に悩む

Ceilinglight_2 天井灯っていうのかな。こういう小さなランプが天井に5つほど付いているわけだが、これがまさに電球であって、よく切れるのだ。

だいたい毎年どれかが切れて交換していて、そのための買い置きもあるのだが、これはめんどうくさい。なんとかLEDにしたいのだが、なかなかこのサイズはなくて、あってもこういう角度で取り付けができなかったりするのでLED化に悩んでいたわけなのだった。
E12 そんな時に見つけ付けたのがこのLED.。500円くらいだったかな。

しかし、これが実は失敗で、「E12」と書いてあるのだが、これがつまりソケット径12mmということで、測っていなかった私が馬鹿なのだが、天井灯はE17だったのだ。

E12とE17をつなぐような「下駄」のような製品もあるにはあるのだが、下駄を履かせてしまうと天井灯のスペースには入らなくなってしまう。

しまったなぁ、これは勉強代ということにするかなぁ? と考えていたところでいいものを見つけた。
E12e17 これは秋葉原のLEDショップで見つけたE17電極。10個入って200円。うん、これなら使えるかもしれない。

つまりこういうことだな。

Designing

だからこれは工作が必要で、まだ完成していないのだが、こうやって「やるよ」と書いておかないと、延々と順延されそうな気配があるので、自分を勇気づけるために投稿しておくのだ。   

翌日追記:
>上から被せてチャッチャっとハンダすればよさげ。

という匿名のコメントをいただいた。まぁそのとおりなんだけど、少なくとも若干の配線作業は必要なので。
Naked なのでとりあえずLED側に電極を延長するための線をハンダ付け。

先端の方の電極には当初0.3mmくらいの銅線(単線)をハンダ付けしてやれば大体の位置に固定もできるとも思ったのだが、電球をレセプタクルへねじ込むときにこの銅線にトルクがかかるというのがあんまり気持ちよくない。

だから、ここは撚り線を剥いたもので配線して、LEDの位置固定はエポキシパテを詰め込むことによって行うということにする。
Covered で、こんなふうになって、今は突端電極のハンダ付けも終えてエポキシの硬化待ちなんだが、これの硬化時間ってどのくらいだったんだろうか?

Cielingled で、数時間後に取り付けたらこんな感じだが、40Wの電球に比べると暗いな。0.5WLEDだと20W電球くらいと等価なのかな。

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2015年3月23日 (月)

プリンタのインクで悩む

買い替えたプリンタは、本体は安いのだがなんともインクが高い。4つのカートリッジを2回買うだけでプリンタ本体の値段を超えてしまう。アマゾンで該当型番の安いインクがあったので買ってみたが、到着したインクをプリンタが認識せず、アマゾンの商品説明をよく見てみると「HP5520には使えません」とか書いてあったりして、あわてて自腹を切って送り返したり、ということも経験した。

Hp178どうしてそういうことになるのかというと、つまりこのインクカートリッジに付いている金色の端子が問題なのだ。

これはインクの残量センサなんかもつながっているのだろうが、もっと重要な役目も持っているらしい。つまりプリンタメーカ(HP)純正のインク以外の「互換インク」を排除するためのなんらかの暗号チップが埋め込まれているのだろうと思う。

ネットで検索してみると、このチップを純正インクからひっぺがして「互換インク」に貼り付けたりということをしているひともいるようだ。あ、ってことは残量センサなんて付いてないのかもしれないな?

一方ではアマゾンで「互換インク」が売られているということは、私だけが知らない方法で「互換インク」のチップを有効にする裏ワザがあるのかもしれない。

この「互換インク」は今ではアマゾンで探してみても見つからない。そういえばアマゾンが販売しているのではなくて、何やら怪しげな店がアマゾンの軒先を借りて商売していたのだったような気がする。

「互換インク」がなくなった代わりに、楽天で「詰替え用インク」というのを見つけた。10回分の詰替えインクだったかな。これは次の機会に試してみようかと思う。

しかし、チップにおそらくは暗号化されたシリアル番号が入っているはずで、インクをセットするとその情報がHP(メーカー)に通知されるらしい。その証拠に「純正インクをお買い上げくださいましてありがとうございます!」みたいな画面がPCに表示される。

Hpreward

「HPからのお礼」だって? とホイホイ喜んでこれをクリックすると、

Noreward

ということでがっかりだよっ(いやまてよ、前にもこれには引っかかった覚えがあるぞ)。

まぁ何にしても、シリアル番号っていうかつまりインクカートリッジ個体をメーカーに把握されているっていうことは、詰め替えなんてことをすると「そのカートリッジは空のはずです。」ってことになったりするんじゃないだろうか?

ということなので、詰替えインクの人柱を募集中。

翌日追記:

やはりそういうことらしい。EPSONのインクなんかは詰め替え後にチップをリセットしないといけないようだ。

翌々日追記:

ヨドバシで調べてみていろいろわかった。
Jitink まず。これが互換インクの一つの製品。

ジットという名前はアマゾンでも見たことがあったが「ジェット」の間違いかと思っていた。

上の方に赤字で「インク残量表示非対応」と明記されている。

さらに下の方に「リサイクルインクカートリッジ・純正カートリッジ再生品」と書いてある。なるほど。よく「インクカートリッジ回収箱」なんてのがあるが、こうやってリサイクルされていたのか。
Jitusage

パッケージの裏面には使用方法として「インク残量が正しく表示されないが、そのまま使ってくれ」「警告が出たら『インク残量検知機能の無効操作』を行うことで継続して使用できます」と。
Supported 適合機種として、我が家の5520(ウチのは5521だが)が明記されている。
Toneblack 「顔料」ということが明記されていて、実はこのHP178というインクの黒には2種類あって、文書用とフォト用だったか、その文書用でないと5520には使えないのだった。

買っちゃって返品したのもひょっとしたらその点を理解せずに買ってしまったからだったのかもしれない。

純正のインク(黒)を買っても1200円くらいだから、そっちを買ってもいいのだが、その横に「詰替え用インク3回分、詰め替え工具付き、1110円」なんてのを見ると、やはり気持ちが動いてしまう。

今回はすでに純正インクを買ってしまっているので、リサイクルインクを買うにとどめたが、純正とリサイクルを使いきったら詰替えも試してみようかな。

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2015年3月21日 (土)

消せるノートに悩む

職場で面白いものをみた。若い人が持っていたのだが、一言でいうとホワイト・ボードがノートサイズになっているというものなのだ。

ちょっとした議論をするときに図を書いたりするが、紙に書くんじゃなくてこういうものに書くと、必要なくなった時に消せるというのはまぁいいとして、そのノートをコピー機でコピーできるとか、描いた図の上に透明なシートをかぶせて議論したり、それをまたコピーしたりというのがなかなかに便利だ。

そういうのを売ってるのかな?と調べてみると、「NU BOARD」というもので、アマゾンではA3版で4000円台、A4版だとなぜか5500円という値段がついていて、こりゃちょっと高いなぁ、と。いま見てみるとA4版で安いのが2000円台で出ているようだが、私が以前に見た時にはなかったのだ。

そんなの、安く作れないのかなと考えるのは私にとって非常に自然なことなので、まずはその「ホワイト・ボードみたいに使えるシート」というものを探してみる。そうすると、「消せる紙」という名前で例えば10枚800円くらいで買えるので買ってしまう。

ただ、やっぱりペラペラのシートだけだと使いにくいので、なんとかノートのように綴じたいのだが、「NU BOARD」みたいなスパイラル綴じは無理だし、2孔バインダーでは使い勝手が悪そうだ。

しかしそういえば、なんというのか、簡易製本するようなものがあったなぁ。某お友達からいただいた若草色の譜面をそれで綴じたりしたのを思い出した。あれがまだあったはずだ。

これがそれだ。レポート・メイカーというらしいが、ネーミングをもう少し頑張りましょう。

Reportmaker

これは要するに製本する対象をボール紙で挟んで、ホッチキス(これは登録商標です)で止めて、で、そのホッチキスが表面に出ないように折り込む。で、その製本対象を挟み込むボール紙の表(おもて)面が透明なプラスチックシートになっている。

なので、「消せる紙」をクリアシートで挟み込んだものをこのレポート・メイカーで簡易製本する。

Bindingこれがホッチキスで止めたところ。上の方に見えているホッチキスを隠すように、いまは立っている部分を畳み込むのだが白く見えているのが両面テープの接着面でこの白い剥離テープを剥がしてから畳み込むとホッチキスを隠しつつ製本できるというわけだ。


Completed

で、こんなふうにできるわけだ。下に敷いたのは以前に製本してみた譜面。

この「消せる紙ノート」は例えばコード進行をサラサラっと書いて、演奏者みんなで見るとか。まぁみんなは無理だが、2,3人でみたりとか、エンディングの「決め」を書いておくとか、あとはお笑いのフリップ芸にも使えるかもしれないな。

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2015年3月19日 (木)

砂上楼閣に悩む

Lottetowerこの絵はおとなりの国のソウルに建設中の第二ロッテワールドタワーというものなのだが、完成時には555mの高さになるという計画である。

555mというと、スカイツリーの634mより低いじゃないか、と言ってバカにしてはいけない。こちらはツリーじゃなくてタワーなので、その内容が違う。

どれくらい違うのかというと、スカイツリー全体の重さが3万6千トンであるのに対して、こちらは75万トンと20倍以上重いのだ。ツリーとは違ってなにしろ123階建てのビルなのだから。

そんなに重いものを建てて大丈夫なのか?

この絵を見て分かる通り、川(漢江)が見えていて、タワーの手前に池のようなものが見えるが、この池はもともと川の一部だったのだ。川が蛇行していた部分が切り離されて池となって残ったというわけだから、タワーの立っている部分はその昔には川だったところだ。

だから、地盤はきっと盤石というわけには行かないんじゃないかな?

絵の中でタワーの左側に道を挟んでなにやらあるのがロッテワールドというアミューズメントパークで、道路のタワー側はそれに対して第二ロッテワールドということになっている。第二ロッテワールドには12階建てのショッピングモールがあって、こちらはすでに昨年秋くらいから営業を開始している。

しかしこのショッピングモールは問題が山積みである。

まず水族館の水漏れを起こし、映画館では原因不明の振動があったりしたのでこれらの設備は営業を停止させられた。呼び物の設備が営業停止となったので客足は激減し、テナントが次々と逃げ出すという事態となった。例えば高級日本料理店が5年契約を3ヶ月で撃ち切って撤退したりしている。

他の設備でも、あちこちで床や天井にヒビが入っていることが報告され、「構造物じゃなくて化粧板にヒビが入っているだけです」「塗装が乾燥したのでヒビが入るのは当たり前です」「ヒビではなくて演出です」という弁明にもかかわらず客足は遠のく一方で、一日あたりの来客数はオープン当初の半分くらいになったという。それでも半分来るっていうのは大したものだと思うけれども。

また、この第二ロッテワールド周辺では道路の陥没事故が多数報告されている。

で、タワーなのだが、こちらにもヒビが入っていることが報告されている。

Clacksこれはタワーを支えているメガコア柱と呼ばれる柱で、タワー全体を8本の柱で支えている。その5階、8階、9階部分のメガ柱に計11か所の亀裂が発見されたのが2012年の10月だ(2013年の2月に報道された)。

2015年3月現在で96階まで骨組みができていて、コアはまだそこまで行ってなくて、50階くらいまではメガコア柱ができてるんだったかな?33階まで出来ているというのはどこかで読んだのだが。完成予定は2015年10月とか、2016年とかの声もある。

だから亀裂が発見された当時はまだ30階くらいだったのかな?なんにしても荷重が75万トンという総重量のまだ半分も行かないうちにこんな亀裂が入って大丈夫なのか?

大体、当初(1998年)に143m、36階建てということで建設を始めて、その後2回の計画変更で555m、123階になったということなのだが、その変更の時に計画の見直しをちゃんとやってるんだろうか? フェリーSewol号の事故とか、ナッツリターンとか見ていると、そういうことを平気で無視する体質なんじゃないかと思ってしまう。

隣の国の話をここで心配していても始まらないのだけれども、本家のロッテ様はこの件に関して何か公式に発表していないのかと思って探してみたが、第二ロッテワールドに関しては何にもない。営業しているショッピングモールの話くらいあるんじゃないかと思ったがそれも見つからない。私の探し方が悪いんだろうか?

この話には前から注目していたのだが、今朝の新聞で「第二ロッテワールドの水族館と映画館が営業を再開」という記事があったので、それを機会に書いてみようと思った。一体誰が営業を許可しているのか知らないが、「水族館の水漏れは海外でもよくあること」「映画館の振動は低音用スピーカの振動で画面が揺れたのを誤解したもの」って、それでみなさん納得したってわけですか?

タワーの低層部はショッピングモール、中~高層は住居とホテルというんだけれども、ホテルに一泊くらいならともかく、こういうタワーには住みたくないなぁ。

ナッツリターンで思いだしたんだけれども、あの判決(会長令嬢の副社長に有罪:禁錮刑)はいただけない。あれは機長を罰しないといけないでしょう。機長を罰しておけば、また同じようなことがあった時に「そんなこと(リターン)したら私が罰せられます」と言って機長が会社幹部の命令を拒否できる。

一方こんな判決が出ると、今後機長はルールよりも会社の幹部の言うことを聞くのが法的に正しいということになってしまう。司法機関がポピュリズムに迎合してしまうというのは法治国家としてあるまじきことで、これでは「共通の価値観」を持ってられないよ。

3月24日追記:

そう言えば彼の国には「仁川タワー」という計画もあったのだった。当初の計画では2012年に完成する予定であった高さ587m、151階のタワービルだが、2008年6月に着工式を行ったまま2015年現在でまだ手付かずである。リーマン・ショックもあったが、仁川市に誘致予定であった外国企業の誘致に失敗し、3000億円という建設費用を捻出できなかったのが原因とされる。

4月5日追記:

Seoulairport ちょっと書きそびれていたのだけれども、このタワーの南6kmくらいのところにソウル空港というのがあって、これがなんと地図に載っていないが、Googoleマップの空撮写真で見ると丸見えというVIP専用空港ということなのだが、この図でご覧のとおり赤丸で囲んだ第二ロッテワールドタワーが微妙な位置にある。

離着陸の時にタワーが邪魔になるので(いや、タワーによる気流の乱れが飛行機に影響を与えるという話だったか)、空港の滑走路の角度を3度変えたいという話が持ち上がり、そのための費用をロッテに請求しているのだが(誰が?)、もちろんロッテはそれを断っている、ということがあるらしい。そんな場所に建築を許可したのは誰なんだ?

それはそれとして、先週あたりに第二ロッテワールドではまた漏水騒ぎがあり、地下二階の駐車場が水浸しになったとか。ロッテ側は「雨が降ったからです」といっているが、それにしては量が多いんじゃないのか、という話もあり。

一方、タワーの南側にある石村湖という、その昔は川の一部だった池の水位がどんどん下がってきていて問題になっており、漢江から水をポンプで引いてきて注ぎ足しているというのだが、いやぁ、その水のゆくえをちゃんとチェックしておかないとまずいんじゃないのか?

さらに追記:今年の2月初めに自動車メーカのヒュンダイが115階/571mの本社ビルをカンナムに建てる計画を明らかにした。もう20エーカーの土地を100億ドル出して購入したというから本気なんだろうな。

20Acreというと8万平米くらいらしい。300m四方で9万平米だからそれよりちょっと小さいくらいか。

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2015年3月17日 (火)

宇宙SFで悩む

Interstellarという宇宙SF映画を見たのは昨年12月だった。「2001年宇宙の旅」に肩を並べるくらいの映画なんじゃないかと思って意気込んで見に行ったが、まぁそれほどでもなかったかな? というのはせっかくIMAXの映画館まで見に行ったのに、IMAXが期待はずれだったから、ということもある。

でも、この映画の評判もいろいろ気にしていて、あちこち読んでみると、昔の「コンタクト」という映画と比較しての論評がいくつか見られた。

「コンタクト」はかすかに覚えていた。ジュディ・フォスター主演で、なんだかお父さんがどうしたこうしたという印象しかなくて、これもやはり当時には期待はずれだった気がしていたのだった。

なので、「コンタクト」をもう一度見てみることにした。こういう時にTSUTAYAは便利だ。

Contact

見て驚いたのは、InterStellarで主役だったマシュー・マコノヒーが「コンタクト」にも出演していたことだ。主役ではないが、準主役というか、準主役たちのうちの一人という重要な役割で出演している。

内容としては、SFといいつつ政治と宗教が絡んできてややこしいことになっている。「地球外生物とファーストコンタクトを取る人間が、無神論者でいいのか?」という議論が大真面目で語られているのだ。こういうところが私の記憶にあまり残らなかった原因と見える。

それにしても、当時(この映画は1997年公開)の日本の立ち位置が忍ばれたり、当時のCGのレベルが案外いいところまで行ってたのだなぁ、とかさらにはカール・セーガンがこの映画の監修をしていて、Interstellarでも使われていたWormhole(異次元空間を通ってワープする)を提唱したのがそもそもこのカールセーガンだったのだ、とかいうことをすっかり忘れてしまっていたのだった。

内容はほぼ文句のつけようがないけれども、地球外生物とのコンタクトという多額のお金をつぎ込んだ大プロジェクトにしては証拠物件の精査があまりにぞんざいじゃないのかい? ということは大いに気になるですよ。

翌日追記:

すっかり忘れていたが、もう一つ紹介したい宇宙SF映画があったのだった。

Paul1 これなんだけど、ハードSFとは違って、思いっきりソフトっていうか、ほとんどジョークなんだけど、これが面白かったので、ついに買ってしまったという。

「ヒッチハイクしてきたのはなんとエイリアン!?」とか書いてありますが、実はちょっと違うんだなぁ。まぁそんなことはどうでもいいか。

宇宙SFが好きな人ならニヤリと笑えるネタがいっぱい仕込んであるのだが、唯一敬虔なキリスト教徒にはおすすめしない。その理由は…言えない・書けない。

うまく行けばTSUTAYAで108円で借りられるので、面白くなくても腹も立たないよ。安く見るならお勧めです。

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2015年3月15日 (日)

mp3タグで悩む

オーディオブックというのがあって、つまり本を読み上げたものがmp3になったものが販売されていたり無料で配布されていたりするのだが、これの英語版というのが結構インターネットのあちこちで無料公開されていたりする。

で、そういうのを拾ってきていまやmp3マシンと化している私のスマホにぶち込んで、BlueToothで聞くというふうなことをやっているのだが、これが案外うまく行かない。スマホに転送するにはWifi FileExplorerという有料アプリを使っているのだが、これの使い方が悪いのかなぁ?とか思いつつも、なんだかなぁくらいの感じで放っていたのだ。

ある日(先週だ)ふと気がついたのだが、Androidスマホの音楽プレーヤはフォルダやファイル名じゃなくて、mp3ファイルの中に埋め込まれているタグ情報を元にプレイリストを作成しているんだった、ということを思い出した。

だから、自分でCDからmp3に変換したようなものには正しいアーチスト名・アルバム名・曲名がタグ情報として入っているのだが、ネットから拾ってきたものの中にはそういうAndroidの作法を理解していないものもありえるわけだ。

そんなふうに行方不明になってしまうファイルのタグをPC上で確認してみると、確かにアーチスト名とアルバム名が入っていない。

Audacitymetaedit

とりあえずスマホ上で聞くためにはアーチスト名とアルバム名を設定したいといけないのだが、そんなの同じ情報をアルバム内の複数ファイルに延々と入力しなければならず、そんなのやってられない。でも同じようなことで悩んでいるひとはきっといるはずで、ならばそういうアプリがあるんじゃないか?

Mp3editicon 検索してみると、あった。評判の良さそうなものをインストールしてみる。
Mp3editscrn 起動するとこんな感じで曲単位で、あるいはアルバム単位で編集できるようだ。
900_before 先ほどのファイルをスマホへ転送してmp3editで修正する。
900_after 数十Mバイトのファイルを書きもどすので1,2分ほどかかる。

アーチスト名に当たるところは差し障りがあるかもしれないのでモザイクを掛けた。

処理が終わると、一つ上の絵にあった「unknown」がアーチスト名で書き換えられている。

編集できたものをPCへ再転送して、タグを見てみると、こんなふうに書き換わっている。

Audacitymetaedited_2

たいていはこんなふうにうまくいくのだけれども、うまくいかないものもあって、それはmp3Editが基本的にソング名でファイルにアクセスしていて、フォルダ名とかファイル名とかを全く見てくれないので、ソング名が文字化けしていたりするとmp3Editが認識してくれないので、こりゃどうしようもない。

こういうのはPC側でしっかり修正しないといけないのだが、まぁそれはきっとPC用のそういうアプリケーションがあるのだろう。まだ探してないけど。

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Youtube視聴で悩む

YoutubeでHI-Visionなコンテンツがこんなに流行るとは思っていなかったので、TVでYoutubeを見ることは考えていなかった。

しかし、Youtubeを全く見られないのもどうかな?と思ったりもしたので、HDレコーダにYoutube視聴機能が付いていることを知った時にはちょっと嬉しかった。

なので、そんなにしょっちゅうではないがTVでYoutubeをだらだらと見続けるということをやったりすることがある。適当なキーワードで検索をかけて、その関連動画を連続で垂れ流しにするのだ。

ところが先日、そんなYoutube視聴中にこんなテロップが出た。

Tvyoutubeapps

なんだよこれ~? つまり、このままでは4月21日以降Youtubeが見えなくなるってことだな。

Googleが言うには、YouTube では Data API のアップグレードが実施されます。このため、2015 年 4 月 20 日をもって、2012 年以前に製造された一部の端末モデルでこの API を基盤としているアプリのサポートを終了いたします。 ということで、要するに古い機械は買い換えろ、ということか?

なんじゃそれは?と思ってパナソニックのサポートに電話してみたが、「確かにその通りです。」「これに関してファームウエアのアップデートはありません。」と冷たい仕打ちだ。

このレコーダを買った時にはYoutube視聴機能を期待していたわけではなかったので、しかたがないといえばそうなのだが、Youtube視聴機能を期待して買ったひとはどうなるのだ?これは裏切りと言われてもしかたがないんじゃないか? サポートとしては当然アップグレードすべきだろう。

ウチのTVとHDレコーダはインターネットに常時接続しているので、夜中にこっそりアップグレードしてくれてもいいし、コードをダウンロードしてDVDに焼いてHDレコーダはレコーダに食わせろと言われればやるのに、全くの無策とは情けない。

パナソニックの機器はアナログディーガの時に比べてデジタルテレビになってから。どうも悪い方へ変質している気がする。操作性の悪さには買ってすぐに気づいたが、こういうアップグレードなどのアフターサービスも劣化しているようだ。パナソニックの電化製品にはそこそこの信頼性とサービス精神みたいなところで信じていたところがあったのだが、ちょっとこれからは考えを変えようと思う。

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ナポリタンの改名で悩む

ヨーロッパの方で「地名を勝手に商品名として使うことはけしからん。許せん。」とか言っているらしくて、日本だけでなくアジア全般でザワザワしているらしい。

具体的には「シャンペン」とかええと何だっけ、「カマンベール」とかそういうものらしい。

で、「ナポリタンもダメなの?名前を変えなくては。」というふうな話があって、それなら私も考えてあげましょう。

・ナポリンタ
・ナポタリン

いかがでしょうか?
でも、実際にはナポリ特有のスパゲッティというものはないらしく、だから「ナポリタン」は使い続けてOKらしい。なぁんだ。

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2015年3月 8日 (日)

翼上席で悩む

国内線の飛行機に乗る機会はあまりないので、今回の福岡日帰りはそういう意味では楽しみだった。スカイマークのチケットが安いという話は聞いていたし、実際調べてみると安かったのだが、ここのところゴタゴタしているのでちょっと敬遠してANAに乗ることにした。

ネットでチケットを申し込んだら直ぐに電話がかかってきて、「お求めになったチケットは、変更不能ということになってしましたが、変更できますので」というお知らせ。何故そういうことになったのかはよくわからないが、その時にはそんなことどうでもいいと思っていた。しかし、これは結構役に立つことがわかった。

新幹線と違って、飛行機に乗ろうとすると早めに空港へ到着していないといけないし、そのために電車の時間もマージンを考えてしまうので、朝9時の飛行機に乗るのに7時半にはもう空港についていたりする。1時間半もどうするのだ? というところで「変更可能」ということに気がついた。早速ANAのカウンターで早い便を探してもらうと8時20分に出発する便があったのでそれに変更してもらう。「通路側はあいにくいっぱいで」ということだが、私は窓際の方がいいのでOKを出す。

座席を割り振る順番は、どうも主翼の上の席が最後になるらしい、下の景色が見えにくいからかな? 私としては主翼の動き(補助翼とかフラップとか、気流によるたわみとか)が見えるので、主翼を見ているだけでも楽しいのだ。

行きは主翼をぼやーっと眺めていただけなのだが、やはり便を早めてもらった帰りも翼上席が割り当てられて、今回は通路側にも隣にも客がいなかったので、心置きなく写真を取ることが出来た。飛行機の窓から写真を撮るなんて、ある意味恥ずかしいことだとは思うが私としてはそれなりに楽しかったので記録に残すことにする。

Sbsh0637_3 福岡空港で駐機中。機体はB777。フラップはまだ出ていない。
Sbsh0638 離陸位置までタキシング中。フラップはもう下がっているが、まだフルフラップではない。
Sbsh0639 フルフラップにしないのかな~?と思っているうちに離陸してしまう。フルフラップがどんなものであるかは後で分かる。

どちら方向へ離陸したのかよくわからないが、何しろおそらくは福岡県のどこかの市街が見える。こういうのを見るだけでもワクワクする。
Sbsh0640 低層の雲海を見下ろしつつ、高層の雲を見上げる。高度5000mくらいだろうか。こういうのも好きだなぁ。
Sbsh0641 ついに高層の雲海をも見下ろす高度になって、空は深いコバルトブルーになる。もうこれは空というより宇宙である。これも好きな絵だ。

もっと好きなのは雲海の上での夜明けだ。黒から紺になり、やがてオレンジ色になっていって最後には真っ白になる。

このあとは巡航になってしまって景色がそう変わらなくなるので、うとうとしたりする。
Sbsh0642 気が付くと、眼下に房総半島の何処かが見えていたりする。
Sbsh0644 特徴的な河口が見えたので、あとでgoogleマップで探してやろうと思って写真を撮った。

房総半島の東京湾側なのだろう。内房線の上総湊駅近く、湊川河口らしい。
Sbsh0645 画面右下へ伸びる半島は、地図で特定したが名前がよくわからない。富津岬というらしい。

するするとフラップが伸びてきていて、機はすでに着陸態勢。
Sbsh0646 どこぞのコンビナートなんだろうな。駒井鉄工か?
Sbsh0647 東京湾上で海ほたるが見えている。
Sbsh0648
何故2枚も撮った?
Sbsh0649 これは海底トンネルの通気口なんだろう。「風の塔」だとか。
Sbsh0650 鋭意フルフラップ中。
Sbsh0651 滑走路上でフルフラップしつつスポイラーが立っている。
Sbsh0652 車輪が着地し、スポイラー全開。写真ではよく見えないが、フラップとスポイラーの間から地面が見えている。
Sbsh0653 この一枚は要らなかったかも。

羽田→福岡便では着陸時に左からの横風を受けて「クラブ」という手法で着陸していた。つまり接地直前まで機首をやや左に向けて風に正対する姿勢で着陸する。

いつ機首を滑走路に並行にするのかと思ってみていたら、着地後によっこらしょ、という感じで正面へ戻していた。

羽田に着陸するときには、横風はなかったらしく、真正面を向いて着地していた。

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親戚のお葬式で悩む

実は先週の土曜日だったのだが、親戚が亡くなったという電話が入った。なので急遽飛行機を手配して福岡まで飛んだ。

この人は4年ほど前にこのblogに投稿したこともある硬派のクラシック音楽研究者(と書いてヲタクと読む)で、単に口ばっかりでもなくて作曲とか編曲とかコンサートの主催とかいろいろと活発な音楽活動をしていたらしい。

葬式の式場には「故人の業績」のようなコーナーがあって、たまたま先月地元のケーブルテレビの取材を受けた時の画像が流されていたり、故人が使っていたオーディオセットが展示されていたりしていた。

距離が離れていたので、あまり音楽に関して議論する間でもなかったのだが、もっと機会を作ってお話していればよかったと思ったね。オーディオにも相当力を入れていたようで、リスニングルームの様子を映像でみると、立派なソファが数人分、飛行機の座席のように並べられていて、自分が聞くだけでなくひとにも聞かせたいという意図が十分に伝わるリスニングルームであった。

Mozart

こういう展示もなかなか異色だと思うが、弔辞を読んだ人が女性の音楽家で、この人が涙ながらに故人の業績を読み上げていたのも異色といえば異色であった。故人の奥さんとも親交があったらしいが、弔辞を読むというのはやはり余程のことなんだろうと思う。

その女性はプロのサクソフォーン奏者でもちろんクラシック主体の人なのだが、横浜でサックスを教えていたこともあったらしい。故人は当初「サックスにはあまり興味が無い」とか言っていたらしいが、懇意になるにつれてコンサートに招聘したりしていたようだった。

そんな様子を見ていて、「私が死んだ時に泣いてくれる人なんて居るんだろうか?」とか思って、故人を差し置いてついつい自分のことを考えてしまったよ。

Screen

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