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2015年4月 8日 (水)

踏み込みの浅い予告編で悩む

映画の予告編にはしばしば騙されているわけだ。そもそも予告編を作るのは本編を作っているチームとは全然別のチームが集客を目的に作るらしいので、映像の断片を本来の順序を無視して刺激的なシーケンスにするくらいは朝飯前で、ときには本編の意図とは違った形の予告編になったりする。

そういうわけだから、予告編を真に受けて映画を見に行くと期待と違ってがっかりなんてこともしょっちゅうだ。

ところが逆の場合もあるっていう話がこの「ALL YOU NEED IS KILL」だった。

予告編ではトム・クルーズが絶命するたびにある時点まで遡るという、ああ、それってつまりゲームでリセットするような感じ? っていう、「なんて軽いアイディアの映画なんだ?!」というふうに受け取れる予告編だったのだ。

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だから、この映画は結局映画館では見なかった。TSUTAYAで100円レンタルでみたわけだが、これは案外に面白かった。

絶命するとある時点まで遡るっていうのをこの話の中では「時間ループ」と呼んでいるのだが、その時間ループにもなにか(一見)合理的な理屈付けがほしい。その辺の理屈付けが、わりと思いがけずも納得できるものだった、ということも加えつつ、全体的になるほどと思わせる(SF的ではあるが)説得力があった。

もちろん、これは映画の説得力と私自身の納得力の組み合わせによるものだから、誰もが同じように感じるとは思わない。派手に宣伝していた割には興行成績が良かった話をきかないのは、皆さんの納得力が足りなかったんじゃないのかと思ったりする。

この映画はもともと日本製のマンガだったらしい。WIKIで見ると原作はもっと複雑な話だったようだが、それを全部映画に詰め込むのはちょっと無理だったんだろうなぁ。いや実際途中で話についていけなくてDVDを何度も巻き戻したりした。特に終了5分前からのシーケンスは3度くらい見たかな。映画館で見たら消化不良になったと思う。

ということで、予告編に納得行かない映画はやはりDVDをレンタルするのが吉かと。

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