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2015年7月の17件の投稿

2015年7月30日 (木)

Googleアカウントで悩む

28日だったから一昨々日だ。こんなメールが来ていた。

Googleaccountdeleted

要するに「おまえのGoogleアカウントを削除した。回復したければ直ちにこのアドレスにアクセスしろ。」ということなんだが、削除の理由は私がサービス規約に違反しつづけていて、その問題を解決しなかったからだという。

そんな話は知らない。

このメールは怪しい。理由がちゃんと説明されていないし、対象となっている私のアカウントも具体的には言及されていなくて、メールアドレスしか表示されていない。

でも、メールはどうやら偽装じゃなくてGoogleから来ているようだし、誘導されるWEBページも正しくGoogle.comのものであるようだ。

このメールが到着したのは朝の2:30ごろで、私が読んだのは7:30だった。「直ちに」ということで、誘導されるアドレスにアクセスしてみたが「そのアカウントはもう削除されたので、中には入れてやらん」という冷たい仕打ちだ。

これはちょっと困ったことになったな、と思ったが、私のGmailのアカウントはまだ使えるし、Youtubeに動画をuploadするふりをしてみたら特に止められるわけでもない。

どうやら、昔とって使っていなかったGoogleまたはOrkutのアカウントが止められたんじゃないだろうか。

それとも、YoutubeへのUpload用の別アカウントが止められたかと思ったが、これはまだ有効みたいなんだなぁ。

というわけなので、未だに一体どういうことなのかわからない。変な釣りなのかもしれないが、こちらから情報が漏れた様子もない。他にこんな経験をした人がいないか検索してみたがなんにも引っかかってこない。

なので、いったいどういうことなのか、今もさっぱりわからないのだ。

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2015年7月22日 (水)

きたないメロディに悩む

「きたないメロディ」というのは、先日書いた「きれいなピアノ」に対峙する概念に属するメロディのことを言っている。つまり簡単にいえばトリッキーなメロディということだ。具体的にはこの曲「The Shadow of Your Smile」(映画:いそしぎのテーマ)だ。この映画を見たことはないが、エリザベス・テーラーが主演とかいうことらしい。

この映画のことは知らなかったが、このテーマ曲は衝撃的だった。最初のフレーズの「smile」の音程が実に印象的なのだが、その前からすでに伏線があって、この入りのメロディ4小節が実にトリッキーな作りであって、これは実に(良い意味で)きたないのだ。

この曲は様々なプレーヤーによって演奏されているが、私にとってはこのテイクが一番染み込んでいる。アストラッド・ジルベルトである。その昔、takiさんから貸してもらったLPのテイクだった。その後自分でもCDで購入したが、いや~、やっぱりアストラッドですなぁ。

このテイクはキーがDbで、最初の16小節のコード進行は以下のようになっている。

The Shadow of Your Smile
Cm7 F7b9 Bbm7 Eb7
Ebm7 Ab7 DbM7 GbM7
Cm7b5 F7b9 Bbm7 Bbm7
Gm7b5 C7b9 Cm7b5 F7b13

この16小節は似たような形の8小節を少し変形させて繰り返すようになっていて、最初の「~smile」に相当するものが二回目には「~dream」になっている。この「dream」の音程が「smile」とは違っていることに注意していただきたい。

同じようなメロディを2度繰り返しつつ、しかし2度めには「dream」の音程を変えることによって以降の展開を新たなものにしている。この「smile」と「dream」の音程差がこの曲のキモなのだ。「きたない」とか言ってしまっているが、私はこの曲が大好きなのだ。

ところが何を思ったか、「smile」と「dream」を同じ音程で歌ってしまっている演奏がある。まぁ子供だからしかたがないのかな。


ちなみにこの曲を作曲したのはJohnny Mandelというひとで、他には「A Time for Love」なんていう美しい曲を書いていたりする。この曲も私は好きだ。


フルートはジョー・ファレル、ギターは増尾好秋、ベースはジーン・パーラ、ドラムはエルビン・ジョーンズ、ピアノはヤン・ハマーかな?

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2015年7月19日 (日)

新造語で悩む

【ぬねる】 ぬね-る 動詞 五段活用 ①本来あるべき順番とは違う順序で物事を行う動作を指す。

2015年7月19日未明放送の「ざっくりハイタッチ」で千原ジュニアが持論として紹介した新造語。

由来:

「ぬ」は「め」から派生した文字(のように見える)にも関わらず、50音順では「め」より先に出てくる。「ね」と「わ」、「る」と「ろ」も同様の関係にある。これら「ぬ」、「め」、「る」のように、本来あるべき順番から外れた順序になってしまうことを「ぬねる」という。

使用例:

ビル4階の医院に行くとする。エレベーターに乗って4階のボタンを押したところであとから来た人が乗ってくるとする。この人も同様に4階へ行くようである。エレベーターが4階に着くと、あとから来た人が当たり前のように先に降り、医院の受付へ先に入ってしまう。

こんな時にあなたは「ああ、あの人、ぬねりはったなぁ」と思う。ちなみに千原ジュニアはぬねった人を非難することはしないが、自分ではできるだけぬねらないように気をつけているという。

Nuneru

翌日追記:

「ぬねる」は2013年3月30日の「ジュニア40歳お誕生ライブ」が初出らしい。

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2015年7月18日 (土)

わかりにくいCDで悩む

まぁどうでもいい話なんだけどさ(はいはい、どうせ他のもみんなそうですよ~だ)。

Jim HallとRon CarterのDuoアルバムと言えば「Alone Together」が有名だが、その同時期に収録されたアルバムが他にもあって、写真の左のケースが「Live at Village West」というアルバム、右のが「Telepathy」という2枚組のアルバムなんだが、その2枚組の中身が下に並べた2枚のCDだ。

Jimhronc

ところがこの2枚組のアルバムはサブタイトルに書いてあるとおり「Live at Village WestとTelephoneをワンセットにしました」ということで、つまり左側のCDケースに入ったアルバムとはかぶってしまっている。2枚組のうちのCD1がカブっていることがわかっているので、CD2の方を聞きたいと思ったのだが、さてこの2枚のCDのどちらがCD1でどちらがCD2なのか?

赤い方をCDプレーヤに入れて、残った黄色い方をよく見てみると、商品番号が「CCD2-4963-2」となっていたので、ありゃ、こちらがCD2か?と黄色いCDを取り出して商品番号を調べるとこちらも同じ「CCD2-4963-2」だ。どうやって2枚を区別するんだ?

Cdnumberしかし、上記の商品番号を確認しようと思ってよくよく見たらちゃんと「DISC ONE」とか「DISC TWO」と書いてあったよ。

という、本当にどうでもいい話でした。

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壊れたガラスで悩む

壊れたガラス器を修理しようと思った。

Brokengrass
赤い線で揺れながら囲っているところが割れたヒビで、割れて落ちた3つの部分を瞬間接着剤で①、②、③の順に接着しようと考えた。簡単な作業のはずだった。

ところが、すでに①と②を接着して固着されたあとで③が入らない事に気がついた。

特に何も考えずに、大きな破片から順番に接着すればいいだろうというアバウトなプランが敗因であった。事前に試していれば、①⇒③⇒②の順に接着しなければ破綻する事に気がついたはずだ。

結局、ダイヤモンドヤスリで修正しても③を入れることはできず、この器は廃棄処分となった。痛恨の思いとともに未来への教訓としてこの写真を残したい。

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2015年7月17日 (金)

電気飛行機に悩む

6月に開催されたパリの航空ショーでエアバス社が二人乗りの電気飛行機「E-Fan2.0」を展示していたらしい。

Frontview

興味深いのはその仕様で、機体重量500kg、全幅31フィート、巡航速度136マイル/時、モーター2基の「総合効率」は60KWだという。航続時間は1時間。

Sideview

こういう翼なら、滑空比は10くらいだろうか(1000m滑空すると高度を100m失う)。時速136マイルということは217km/hだから毎秒60m。無動力で60m滑空すると6m降下するから、高度を保って水平飛行するためには500kg×6m÷75kgm=40馬力が必要だ。

モーター出力の60KWというのは馬力に換算して80馬力なので、これはやっとなんとか上昇できる最低限の出力なんだろうと思う。

しかし、モーター出力が60KWということは、仮にモーターの効率を33%として消費電力はおそらく200KWくらい必要なんじゃないだろうか。その電力を1時間供給するためには200KWHの電池が必要だ。リチウムポリマー電池は体積1リットルあたり400WHということだから、体積にして500リットル必要ということになる。一方重量密度は200WH/Kgということなので、電池だけで1000kgになってしまう。

ということはモーター効率がめちゃくちゃにいいのかなぁ? 80%とかいう値になってしまうんだろうか?

モーター効率が80%だとすると、電池容量は75KWHで済むが、それでも電池の重量は375kgになってしまう。効率100%としても電池重量は300kgだ。モーターだけでなく、電池に付いてもなにか技術的なブレークスルーがあったのだろうか?

最近は電気自動車の発達で、モーターの技術もずいぶん進んでいるようだ。電気CVTとか言って、エンジンで発電機を回し、その電力でモーターを回すようなパワートレインを採用した自動車がすでに市販されている。モーターの効率なんてせいぜい20~30%だと思っていたので、電気CVTなんていう仕掛けが商品として成立するというのは実に驚きだ。

そういえば、テスラ社の電動スポーツカーの性能を試算してみて驚いたのはもう3年くらい前のことであったか。

翌日追記:

ををつかさんからいただいたコメントを元に調べてこんな表を発見した。

これは日本電機工業会が今年度から始めた「トップランナー」という称号(?)で、つまり世界でトップレベルを目指すための目標値だが、その「トップランナー・モーター」の効率目標値が90%を超えている(クリックで拡大します)。

Topmoter
50Hz、三相四極、速度一定とかの前提条件があるが、それでも90%というのはすごいなぁ。基本的にいわゆる誘導電動機なんだろうけれども、インバータ駆動のブラシレスモーターでも同じくらいの効率が期待できるはずだ。

モーターって、逆起電力とか潜り抜けないといけない問題がいろいろとあるんだけれども、地道な努力で克服してきたっていうことなんだろうか? 大きなブレークするーがあったのなら知りたいところだ。

重量低減ということを考えているんだろうけど、補助輪があまりにしょぼいので注目してみた。これは引きこむのだろうか?

Wheels

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2015年7月16日 (木)

BLOGの引っ越しで悩む

結論から言うと、このBLOGを引っ越すことは考えていない(今のところは)。

私のBLOGは今までに2度引越をしていて、2度共にテキストだけのEXPORT/IMPORTだけだったのであとから画像の付け替えが大変だった。しかし今では画像も一緒に引越してくれるサービスをいくつかのBLOGが提供している。

発端はたまたまAMEBLOで「Seesaa、FC2、LiveDoor、Cocolog(フリー)から簡単に引っ越しできます」という広告を見たことだった。ただしいろいろ条件があって、画像は持っていけるがコメントは捨てられるとか、そんなことが書いてあった。

それは面白いなぁと思って、BLOG各社がどういう引越しサービスを提供しているのか調べてみた。

結果を表にしてみたのだが、調査途中で(私の)考え方が変わったりしたので、あまり精度が良くない。もういちど調べなおしてみたが、とことん調べつくしたわけではないので、参考リンクをたどって確認してほしい。

Cocolog、Ameblo、LiveDoor、Seesaaへの引越しサポート状況は以下のとおり。「△」はテキストのみ、「○」は画像とか、テキスト以上のものを引っ越しすることをサポートしている、と言っているように見えた。灰色になっているのは「Cocologでは現在受付停止中」ということで、なにか問題でもあったのだろうか。
cocolog Ameblo LiveDoor Seesaa
サービス名 画像 絵文字 カテゴリー
Seesaaブログ
JUGEM
ウェブリブログ ×
はてなブログ
はてなダイアリー ×
Amebaブログ ×
FC2ブログ
mixi ×
livedoor Blog
So-netブログ
ココログ
Movable Type ×
WordPress ×
cocolog(FREE)
ヤブログ × ×
ブログ人 × ×
忍者ブログ × ×
DoBlog × ×

ざっくり言うと、他Blogからの引越しに熱心なのは

Cocolog
Ameblo
Seesaa
LivrDoor

で、その他の例えば

JUGEM
So-Net
ウェブリブログ
YahooBlog

はテキストのみ他Blogから引っ越しできます、ということでこれは実質「何もしません」と言っているに等しい。Blogというのは本来テキストのExportとImportができるのが当たり前で、画像とか絵文字とかカテゴリ分類は移行対象外となるのが普通だからだ。

この引越サービスについてはCocologが一番良くPRしているように見えた。実際にやってみるとまたいろいろと問題があったりもするのだろうけれども、出来ないことはできないと言い切っているのは好感が持てる。

もともとわたしがCocologを選んだのは、アクセス解析が一番充実しているように見えたからだ。ところがそれが何故か変更になってしまって、今はなんだか凡庸なアクセス解析になってしまっている。

これはひとつにはGoogleの問題もあって、以前はGoogleで検索して飛んできてくれる人のアクセスからはその検索ワードが取得できていたのだが、今ではGoogleがその情報を出さなくなってしまっている。なので、yahoo検索から飛んでくる少数派の統計によってBlogの人気ワードが決まったりするので、Google検索ワードが算入されない統計ではほとんど意味がなくなっている。

だから、私がCocologでBlogを続ける理由はなくなりつつあって、アクセス解析とかあるいは他のサービスがしっかりしているBlogがあれば移行するにやぶさかでない。


あ、いやいや、そういえばCocologにはmp3音源を埋め込めるというメリットがあったんだった。これを引越しできないと、どこへも行けないということになるなぁ。

しかし、総容量が2GBで、これはフリーでも有料(私は有料会員)でも同じだ。これにはちょっとムっとしている。まだ満杯まではいかないが、もっと気前よくしてくれてもいいのになぁと思う。

Blogというものに対して、もっと期待していた頃があって、それは同じような分野の話を書いている人とつながることが出来るんじゃないか、ということだった。

Cocologにも「カテゴリ」とかいうざっくりしたものがあるが、そういうのじゃなくてもっと細かく「ブルースとは」、「コードとは」、「スケールとは」というふうな話を書いているひとが私以外にもきっといるはずで、そういうのをもちろん検索して探すこともできるんだけれども、そういう類似記事をCocologの範囲でいいから「こんなひとがこんなこと書いてますよ」とか自動トラックバックみたいにしてくれたらいいのになぁと思う。

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2015年7月12日 (日)

新しい道路を走って悩む

圏央道というのが建設されていて、誰がか、っていうのはよく知らないけれども(国土省なのか?)、ちょっと走ってみたいとは思っていた。

で、初めて走る道路だから、記録もしてみたいな、と。最近ではドライブレコーダーなんていうものがあったりするが、私のウチにはスマホが余っているので、これで録画してみようと思った。

ルームミラーにくくりつけるというのも考えてみたが、スマホにスマホ用の三脚を付けてダッシュボードに置くことにする。なにかまずいことがあるかもしれないが、安全運転を脅かすものでなければ問題ない。

Sbsh0930
三脚の脚がもう少し長ければいいのだが、思いつきでやっているのでまぁ仕方がない。走りながら画面を見ていると、車の揺れにつられて揺れるのと、その揺り戻しで結構画像が乱れている。

で、録画してこの地図の赤く塗った部分を切り出してYoutubeにuploadした。藤沢の新湘南バイパス入口付近から圏央道を通って東名高速道路の東京方面へ抜けるあたりまでの11分だ。音が全く入っていないが、編集の時に考慮しなかったためらしい。

Mapkanagawa



春に開通したばかりの道路で、まだ標識が用意出来ていないところもある。で、肝心の景色はあんまり良くない。みるものがほとんどないのは相模川沿いに北上しているせいで、地形的にも平坦だし、天気が良くなくて遠くの山並みもよく見えない。

でも車が少なくて気持よく走れた。

問題は録画した画像の編集で、画像編集には余り経験がないものだからちょっと苦労した。だいたいスマホで録画した3gp形式のままでは全然編集も出来ないので、フリーソフトでWMV形式に変換してから編集した。

当初33分の動画が1.5GBあって、それをWMVに変換すると半分くらいになった。しかしそれを編集して11分にしたのにそれを保存するとAVI形式になって2.3GBになってしまった。Youtubeさん、ごめんなさい。

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地震予知に悩む

Photo電通大の早川正士名誉教授が、先月・先々月と地震予知を的中させて話題になっている。

この本は平成8年に出版されたもので、内容は、

・従来の地震学は起こってしまった地震の分析しかしていない。
・早川教授(当時)の提唱する電磁気学を基本とする予知方法はまだ大勢の賛意を得られていないが、将来性があるものだ。
・電磁気学的地震予知法は、岩石が地盤の変動によって崩壊するときに発生するピエゾ効果による電磁波に注目するもので、その電磁波が地表に放出されて電離層に与える影響を測定するものである。

というものだった。これらは基本的に早川名誉教授の現在の主張とほぼ変わらない。現在はもっと実践に重心が移っていると言っていいだろう。

実はわたしはこの方と面識がある。10年ほど前にこういう地震前兆の電磁波が通信路に与える影響を検出して地震予知につなげることができないか、というふうな話を、その通信路を運用している会社へ持って行きたいというふうな話だったと思う。当時はまだ居間のように光ファイバ網が全国的にはなっていなくて、まだ電磁波の影響を受けるメタル通信路が存在していたのだ。

結局その話はうまく実を結ばなかったのだったが、早川名誉教授はいまや会社を設立して予知情報を有料で公開している。毎月600円というのは高いか? う~ん。100円にすれば加入者が10倍になるんじゃないかと思うんだがなぁ。
以下は早川名誉教授の出演したTVの映像。3本の内の最初の一本。


7月14日追記:

地震予知メールマガジンが毎月216円で受け取れるというので、申し込んでみた。

http://www.mag2.com/m/0001616152.html
地震予知サロンというのもあるんだが、同じものなのだろうか?同じメールが来るのかもしれないが、それだったらサロンのほうが良かったかな?
https://salonde.jp/jishin/

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2015年7月11日 (土)

きれいなピアノに悩む

昨日はO野塚さんのお誕生ライブだったのだが、実はそのバンドのピアニストの演奏に興味を惹かれた。

Nambo 南保ひとみさんという女性ピアニストだったのだが、バッキングにしてもソロにしてもトリッキーなことを全然していなくて、つまり変なスケールを使ったり、代理コードを使うということもあんまりしていないようだった。

実は先週、同じようにトリッキーな技を使わないピアニストの演奏を聴いていて、その演奏に覇気がないというか、つまらない演奏だなぁと思っていたのだった。サロンでBGMとして弾くのならそれでもいいかもしれないが、ライブ演奏でお客様を前にしてそれはないんじゃないか、と思った。

それに引き換え、南保さんの演奏はトリッキーではないのにメリハリの効いた、説得力のあるものだった。迫力があると言ってもいいと思う。

ジャズを演奏するからにはそういった「ケレン味」のある演奏をしなければいけないと思い込んでいたようなところもあったので、南保さんの演奏は新鮮だった。知恵を絞って変なスケールを当ててみたり、代理コードだとかリ・ハーモナイズとかの「汚い手」を考えたりしていたのだが、ちょっと考えなおしたほうがいいのかもしれない。

だから、このピアニストの演奏は「汚い手」を使っていないという意味で「きれいだ」と思った。ご本人にもそう感じたということを伝えてみたが、「そう感じていただいてうれしい」ということだったので、それほど的外れでもなかったのだろう。

南保さんのアルバムはすでに2枚出ているのだが、iTunesでないと買えないらしい。これは残念だなぁ。CDはないんだろうか。

しかし、実際にどうやったらトリッキーでなくて、しかも説得力のある演奏ができるのか? ということは依然として謎なのであった。頭の片隅には「ダイナミクス」という言葉がチラチラしているのだが、それだけでもないだろうしなぁ。

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倍音スケールで悩む

あるところである音楽オタクとお話をしていて、音楽と言語みたいな話をしていたのだが、そこで倍音とコードトーンの話になって、「第7倍音は当然7thでしょー」
とか言われて、え?そうだったかな? そんな法則はないはずだが? という顔をしたら、「しっかりしてくださいよぉ」とまで言われてしまった。

そこで必死に暗算をして、「うむ確かに7thは第7倍音だなぁ」とその場では納得したのだが、7倍音だから7thというのはどうにも納得行かない。そこで倍音の音程がコードスケールにどんなふうに対応するのか計算してみた。表内の「+/-」は10セントを超えて高い/低いことを表している。

倍音次数 相対音程(半音単位) コード内ポジション
1 0.00000 Root
2 0.00000 Root
3 7.01955 5th
4 0.00000 Root
5 3.86314 Major3rd-
6 7.01955 5th
7 9.68826 7th-
8 0.00000 Root
9 2.03910 9th
10 3.86314 Major3rd-
11 5.51318 b5th-
12 7.01955 5th
13 8.40528 #5th+
14 9.68826 7th-
15 10.88269 Major7th-
16 0.00000 Root
17 1.04955 b9th
18 2.03910 9th
19 2.97513 Minor3rd
20 3.86314 Major3rd-
21 4.70781 4th(11th)-
22 5.51318 b5th-
23 6.28274 b5th+
24 7.01955 5th
25 7.72627 #5th-
26 8.40528 #5th+
27 9.05865 6th(13th)
28 9.68826 7th-
29 10.29577 7th+
30 10.88269 Major7th-
31 11.45036 Major7th+
32 0.00000 Root
33 0.53273 b9th-
34 1.04955 b9th
35 1.55140 9th-
36 2.03910 9th

すると、確かに7倍と9倍はそれぞれ7thと9thに対応するが、それ以外は全然ダメじゃないか。Minor3rdなんていう重要な音が19倍音でやっと出てくるなんて、倍音列をコードに当てはめるのはやっぱり無理があるんじゃないだろうか。5倍音より上の倍音なんて普通聞こえないと思うよ。

そういえば昔にもこんな計算をしたことがあった。アドリブするためにコードのことをよく知ろうとしていたのだが、やはり私はコードから離れるほうが良かったみたいだ。この計算のあとピタゴラス音階の計算をしたりしてこちらは計算がぴったり音階に合うので、「やっぱりコードよりスケールだなぁ」と根拠薄いままになんとなく納得したりしていたのだった。

で、実はこんな計算をしてみようと思ったのはブルーノートを算出っていうか実測っていうかとにかくなんらかの数値的な答えが見つからないかと思っての事だったのだが、まだその答えは見つかっていない。平均律5音階の音程(12音階の2.4半音に相当)が当てはまるのかもしれないと思ったのだが、これではやはり低すぎる。2.8半音くらいじゃないかと検討をつけてているのだが、実際に音を出してみると違うんだなぁ。

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2015年7月 9日 (木)

シンプル・アートに悩む

電車の中で見かけた布製のバッグなのだが、その生成りの布に印刷されていたのが「.」(ピリオド)と「,」(カンマ)を並べただけのデザイン。

それは面白いなぁと思って、セミコロンとコロン、さらにアポストロフィをランダムに並べてみた。これは面白い。同じ記号が連続しやすいようにしてみた。

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こんなものでも、ちょっと面白いものができる。「シンプル・アート」と言ってもいいのかもしれない。

音楽なんていうのも、興味が無い人から見ればその情報量はこんなものかもしれないしね。

翌日追記:

やっぱり画像にしないと、ブラウザやフォントによって見え方が変わってきちゃうので、等幅フォントで画像にしてみた。

Dots

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2015年7月 5日 (日)

狸御殿で悩む

狸御殿というのは、日本映画の古いシリーズもので、その昔木村恵吾というひとがライフワークとして(だと思うんだけど)昭和14年 (1939)~昭和34年 (1959)にわたって制作を続けたものだ。

さらには2005年に鈴木清順監督によって「オペレッタ狸御殿」という作品がカンヌ映画祭招待作品として制作された。

私はその木村版の狸御殿のどれかをたまたまTVで見てこれにハマってしまったのだった。なんというのかなぁ古き良きジャパニーズパンクというのか、かなりぶっ飛んだ映像で、いやほんとに全部見てみたいものだと思ったりする。

で、先月のことだが「新春狸御殿」という作品がTVで放映されていた。これが勤務時間中だったのだが、たまたま時間があってケータイで「今日のTV東京の映画枠(13:35~)は何をやってるかな?」と見たら狸御殿だったので、途中からだったが遠隔操作で録画した。

だから導入部を見ていなくて、話の前提条件が全然わからないのだが、要するに狸の世界でお姫様といいなづけがどうのこうのということだったように思う。

Wakaoayako これが結構面白くて、何分にも昭和34年だから出てくる俳優がみんな若い。特筆すべきはヒロイン役の若尾文子で、これが深キョンそっくりなんだなぁ。

若尾文子の相手役となるヒーローは市川雷蔵で、こちらの写真は失礼ながら割愛。

Katsushin これが誰だかわかるかな? 今なら松潤に似ているというかも知れないが、これが当時の勝新太郎である。ちなみに中村玉緒もこの映画にでているはずなのだが、どの方なのか発見できなかった。


Kappa これは女優さんたちの名前がわからないのだが、劇中では「河童」ということになっていて、彼女たちの背中には甲羅らしきものがあったりする。

しかしこの髪の色はどうだ? 初音ミクもびっくりだよ。

セミヌードのように見えるが、胸の先っちょはなにやら貼り付けてあるようだった。いやいや、そんなにジロジロ見たわけじゃありませんって。

最近のグラビアモデルとは違って、お腹まわりの豊かさが時代を感じさせる。

で、これは是非ともまたTSUTAYAのお世話になって、いろいろ見ておかなくちゃ、と思ったのだが、とりあえず借りられるのは最近作の「オペレッタ狸御殿」しかなかった。「大列車強盗」の時みたいに頑張ればなんとかなるのかもしれないが、今のところまだそこまで頑張るつもりはない。

で、その「オペレッタ狸御殿」なのだが、これがなんとも「ぶっ飛んだファンタジー」というのがちょっと調子に乗りすぎというか、悪乗りしすぎなんじゃないか? 控えめに言って「バカだなぁ」という感じ。それが狙いなのかもしれないけど。

まず主演がオダギリ・ジョーとチャン・ツィイーだ。オダギリはいいとして(いいのか?)なぜにチャン・ツィイー? 劇中でも「訳あって唐の国から来られた姫」とかいうのだが、日本語のセリフが全然ダメで、これはひょっとしたらわざとなのかもしれないけれども学芸会並みの棒読みだった。あとは中国語で押し通したりするのだが、別にわざわざ中国から呼ぶこともなかったんじゃないのかなぁ?

Tanukiduo

それよりもキャスティングが面白いっていうか贅沢で、例えば由紀さおりとか薬師丸ひろ子とか、変わったところでは山本太郎なんかが出ていたり、水戸黄門に出ていた高橋元太郎が歌のうまいところを見せていたりする。

Majoduo

美空ひばりが「デジタル出演」ということで、画像合成と、音声も豪勢なのかモノマネなのか、とにかく歌を歌ったり「愛によって悲しみを喜びに変えることができました」なんていうクサいセリフを述べたりしている。

こういう無茶ぶりファンタジーっていうのはその昔に「ホフマン物語」というのをTVで見たことがあって、これもなかなかのキレっぷりで楽しかったのだが、キレっぷりにも節度が必要というか何らかの整合性みたいなのはほしいところで、その許容限度が見るひとによって様々なのだろうから、作る方も難しいんだろうなぁとは思う。

でも、他の狸御殿ももっと見てみたいぞ。

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パンデイロのロールで悩む

パンデイロでそこそこリズムを叩くことはできるのだが、ロールがなかなかできなかった。ロールというのはつまりこういうことだ。


これはリズムパターンと組み合わせると複雑なリズムも実現できるし、何よりもかっこいい。パンデイロを買ってしまったのはこれをやりたかったからなのだ。

しかしこれは難しかった。右手よりも左手の持ち方が問題なんじゃないかと思っていろいろ試したがうまくいかない。

しかし、仕事中に消しゴムで(私は鉛筆と消しゴムを多用している)紙切れに書いた落書きを消している時に、ちょっとロールっぽいことができたことがあった。

あれれと思って試してみると、消しゴムの角度によってダラララというカオスっぽい感じの振動を生じさせることができることがわかった。

Eracer_rolling

実際にパンデイロで試してみると、
・指の爪を短く切って
・指を反らせて
・パンデイロの革の張りをちょっとゆるめて

という条件のもとで、ロールに成功した。8の字ロールも難なくできた。でも指が痛い。

さらに、指の摩擦を大きくするために指サックというのか、こういうのを買ってきて試してみると、指の乾燥具合にかかわらず一定の摩擦を生じることができて都合が良いことも分かった。

Fingersucksこれらがあちこちで買い求めた指サックだ。

おおまかに言うと二種類あって、ひとつは指の怪我を水に濡れないようにするためのもの、もうひとつは伝票などの事務用紙をめくりやすくするための事務用品である。

写真真ん中の緑のやつが事務用で、あとのはどちらも怪我の保護用らしい。これらをいろいろ試した見たが、やはり指が痛くなるのには変わりがない。

実際に指にはめてみたらこんな感じ。指には昔の骨折の跡があったりしてみっともないのだが、まぁそれは仕方がない。
Fingersしかし、指が痛いんだなぁ。爪を短く切って、しかも深爪を更に深くするような動作を行うので、要するに深爪の痛さを倍増したようなことになってしまうのだ。これはギターも弾く私にとってはあまり歓迎できないことである。

で、Youtubeで見たことのある別の方法を試してみた。どの動画だったのか今では思い出せないのだが、手のひらの月丘あたり? つまり空手チョップで相手に当てる部分を使ってロールをやっている動画を見たことがあって、これができるといいなぁとか思っていたのだった。

なのでこの方法を試してみた。

その結果、これができるようになったのだ。結局のところ、月丘でも手刀でもなく、小指の付け根の関節の部分を使ってやるのだが、これだと爪が関係していないので痛くならないし、意外に乾燥もしていないので使いやすい。

ただちょっと難があるのは、リズムパターンとの組み合わせがちょっと難しくなるっていうところかな。それに8の字ロールができないのも制限といえば制限で、つまり長いロールができないってことだが。

やはり指先でやると、リズムパターンとの組み合わせが上手く行きやすいのだ。

まぁそれは「普通とは違うパターンのオカズが入れられる」というふうにポジティブに捉えることにして、動画をつくってみたよ。しかし暗かったので画像にノイズが入っている。さらに音と画像がずれている。


まだまだたどたどしいのはまぁご愛嬌と思っていただくことにして、しかしこのパンデイロ(12インチ)はやっぱり重たいわ。左手で軽く振ることができないこともあって、ジングルがあんまり鳴っていない。大は小を兼ねるかもと思って買ってみたんだが、やっぱり普通の10インチが良かったかなぁ。

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2015年7月 4日 (土)

ボタン付けで悩む

Tic 東急ハンズで見つけたこの小箱。縦3cm横4cm厚さ5mmというところ。何やら説明が書いてあったがよくわからなかったので買ってみた(よっ、お大尽!)。

ボタン付けを簡単にするための道具らしい。

Tic_open パッケージを開けるとこんなふうに使い方が書いてある。

この両手を広げたような形は真ん中がヒンジになっていて半回転できるようになっている。

ヒンジの両端には「コ」の字型の上を剥いたような奴がそれぞれ付いていて、たぶんそれぞれがオス・メスになっているらしく、合わせるとパッチンとなって、もう外れなくなるのだろう(図の「2」)。

そうしておいてから、ヒンジの部分を左右に揺すって「コ」の字型の部分を折り取っておしまい。

しかし、ボタンの穴の間隔というのは標準的な値があるのだろうか?

っていうのと、たった4つしか入ってないの?480円もするっていうのに?


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ズックのスニーカーで悩む

程よくくたびれた革のスニーカーがあったはずなのだが、いつの間にかなくなっている。こと衣類に関して私は発言権がないので、古い服や靴が知らない間になくなるというのは日常茶飯事だ。

でも、気軽に履ける靴がないとやはり困るので、「買って来なさいよ」という言葉は聞かなかったことにしてネットで買うことにする。

Shoesdirect266766 すると、コンバースのスニーカーっていうか、じつはローカットのバスケットシューズじゃないかと思うのだが、こういうのがあったので買ってみた。

しかし届いたのを履いてみると、小さいんだなぁ。私の足は公称26cmで、実は25.5cmでも入ることは入るのだが、日本人に多いと言われる「甲高」ってやつで、幅が広くないとまずダメ。この靴も、長さはいいのだが、つま先が窮屈で、はっきり言って痛い。つま先の形が日本人向きじゃないようだ。

でもそこはネット通販の常で、返品交換をお願いすることができる。返品する送料はこちら持ちだが、「箱BOON」だと580円くらいだった。まぁ、しかたがないかな。

で、27cmのものを履いてみると、上の写真みたいにかっこ良くないぞ。甲高幅広の足に履くとこんなことになる。

Whiteこんなに広がっちゃいますか。これはかっこ悪いなぁ。コンバースじゃなくて国産のものを重点的に探したほうが良かったかな?

だいたい、私の足の形だと、こういうカジュアルシューズはこういう感じになってしまうことが多い。EDWINのを履いていたときはいい感じだったのになぁ。EDWINのは高いので敬遠したんだったか。

足の形は変えられないので、他の手段で何とかかっこ良くならないか考えてみる。

ヒモの色を変えてみるのはどうだろうか? 赤とか黄色はちょっと耐えられないだろうが、黒ならイケるんじゃないか?

靴屋さんで色とりどりな靴紐を見るにつけ、誰がこんなの使うんだろうか?とか、気にはなっていたのだった。

で、東急ハンズで(100円ショップじゃなくて)黒い靴紐を買ってきた。長さがわからなかったので90cmにしてみた。

Black

その結果がこれだ。なんじゃこれは?

正直に言う。これは失敗だ。なおさらカッコ悪い。

まずヒモが短すぎる。これじゃギャグにもならない。

それに、ヒモを黒くするについて、私は表に出る横縞模様しか考えていなかったのだが、実際にやって見ると、浦の斜めの線も見えてしまう(事前の想像力不足)。

なので、ヒモを元に戻して、黒いヒモは何か別のことに使おうと思う。

で、できれば片面にラインの入ったようなヒモの150cmのを買ってまたトライするつもりだ(懲りてない)。

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ブルージーなコードで悩む

先月だったか、ある場所でボーカルの方にある曲のコード進行を聞かれた。暗記はしていないけれども資料として持っている曲だったので後で送ると約束したのだが、その時に彼女がさらりと言った。「ブルージーなコードにしてね」

一瞬呆然としていると、そばにいたピアニストが「セブンスにすればいいんだよね」と言ったのだが、いやいやいやぃゃぃゃぃゃぃゃ、そういうものじゃないだろう。

曲をブルージーにするのはメロディラインの責任であって、コード進行ではない。…と私は思う(実は自信がない)。コードを(メージャーセブンスから)セブンスにしても、メロディラインがすっとぼけて普通に歌っちゃうとブルージーにはならないし、逆にブルージーなメロディラインにぴったり寄り添ったコード進行がついてしまうと、それはもうほんとに普通であって、それは「ブルージー」とは言わないのではないか?

一方で、歌い手ないし演奏者に対して、ブルージーなフレーズを生み出させるようなコード進行とか、あるいは演奏テクニックとして瞬時のリ・ハーモナイズということがあるのかもしれないが、それは私にはできない技術だ。それにしたって、譜面として残るものではないだろうし。

ということで、「私にはブルージーなコード進行にアレンジするということはできません。他の人に頼んでください。」というコメントをつけてコード進行を送ったのだが、どうもこの方はまだ納得しておられないらしい。

ブルージーというのは、大雑把に言うと3度5度7度の音を半音下げることなのだが、そうやるといつでもどこでもブルージーになるかというとそうでもないので、ここぞという時にやりたいのだが、このへんはひょっとしたら山下洋輔の「ブルーノートの研究」というのに書いてあるかもしれない。あれはまだ置いてあったかな?捨ててはないと思うのだが。

思うに、スケールの中で、全音全音と続くところがあった場合に、上の方の全音を半音にしてしまうことによってブルーノートが生まれるのではないか。図示するとこんな感じ。

Bluesscale_2

図の青いっていうか、紺なんだけど、この音がブルーノートのつもり。で、①と②はよく使われるものだし、③もしばしば使われるが、これはおそらく①のブルーノートとファの音でできた全音音程を基にしているのじゃないかと思う。つまりちょっと高度な、というか使い方が難しいというか。いや難しくはないかペンタトニックを元に考えれば当然なので。

同じように②のブルーノートを基にすると④になるが、これはブルーノートじゃなくて、むしろコン・ディミ(Combination of Diminished Scale)。

で、⑤も普通ブルーノートとは呼ばれないと思う。でも私は場合によっては使うことがある。多分サブドミナントの時にあえてマイナー3rdにするとか。

妄想的にコン・ディミなどと口走ってしまったが、全音+半音という短三度で物事を捉えようとするから話がディミニッシュドに流れるのは当然かもしれない。

話が妄想方面に流れてしまったので元に戻す。例として自作の「Understand Me」を例に取る。終盤の決めメロディにブルーノートを使っているのである。



この音源に相当するのは下の楽譜の赤で囲んだ部分だ。青で示したのがブルーノートで、Cの調性に対して短三度のEbになっている。だからといって、そのEbに合わせるためにここのコードをGaug7にするのは違うと思うんだなぁ。

Understandbluesy_2

なにぶんにもボーカロイドなもので、馬鹿正直にピッタリEbで歌っているが、実際にはEbよりもちょっと低いところで歌って欲しいところだ。このへんも数値計算でぴったりした数値をお見せしたいところだが、私はまだそこまでは到達できていない。というところで気がついたが、この譜面はコード進行が古いな。

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