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2015年9月 6日 (日)

星新一で悩む

星新一といえば「ボッコちゃん」だ。どんな話だったかは忘れたが、その本はたしかに持っていた。当時は小松左京と並んで日本SF界の重鎮として君臨していたのではなかったか。

でも正直言って私は星新一があまり好きではなかった。人間の描き方が類型的に過ぎると思ったからで、日本の作家ではむしろ筒井康隆が当時は好きだった。筒井も類型的といえば類型的ではあるのだが、筒井には星とは別の面白さがあって、それが気に入っていたのだった。

その後筒井に飽きて広瀬正に目移りしたあたりでSFからは離れたような気がする。

そういえば、私は筒井のサインを持っていて、これは学生時代に後輩であるK岩君に貸していた筒井康隆原作・山上たつひこ画のマンガ「アフリカの爆弾」に書かれたものだが、K岩君がアルバイトをしていたバーに筒井康隆が現れた時にK岩君がサインを貰ってくれたのだが、サインの宛先がK岩君になっている。

Tsutsuisign

この本自体は私がK岩君から強奪(とは言っても元々私のものだし)して私が保有しているが、サインが私宛でないのが癪の種だ。実は一度だけ筒井康隆から直接サインを貰えるチャンスがあったのだったが、私のお気に入りの本を持っていいくのを忘れたために、サインを貰うことができなかった。これもまた癪の種ではある。

脱線ついでに「アフリカの爆弾」から、筒井の原作ではないけれどもこの本のテイストがよく分かるものを引用してみよう(クリックで拡大します)。

Laughingmiddle

で、なぜいまさら星新一なのかというと、日経が「星新一賞」ということで小説を募集していて、それに応募してみようと思っているからなのだ。

この賞は6月から募集していたようで今月末が締め切りだ。私がこれを知ったのはつい先週だったから3ヶ月ほどハンディがあることになるが、一万字という制限なので、なんとかなるんじゃないかと思っている。

『「理系文学」を土俵に、 アイデアとその先にある物語を競う』

ということなので、私にもチャンスはあるんじゃないかと思うわけだが、募集要項に「人工知能を使った場合には…」なんてことが書いてあって、なるほどそういうことを要求しているのか、と思ったりする。

なので、今月はなんとなくドタバタしそうな予感。

9月27日追記:

書いたよ。星新一賞向け作品。

1万字までということだったので、今のところ5千字くらい。でもなんだか書き足りない気がするので、もう一日置いてから提出しよう。でもはっきり言ってあんまり面白くはないと思う。

9月29日追記:

なんどか読み直して、引っかかるところ書き直したり、説明不足なところを書き足したりして提出した。そしたらこんなメールが来た。年内に中間発表、来年3月に受賞発表か。たぶんそれまで覚えていないな。

ご応募、誠にありがとうございました。
※ 年内を目処に、中間審査を通過した作品の応募番号を公式ウェブサイトにて公開する予定です。
※ 受賞作品の発表、贈賞イベントは来年3月上旬以降を予定しています。詳細は日本経済新聞紙面、日経「星新一賞」公式ウェブサイト等でご案内する予定です。

2016年4月12日追記:

審査結果と私の応募作品についてはこちらを参照ください。

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コメント

ほう、小説をお書きになって、コンテストへ応募とな。自動車を洗う小説なんて如何でしょ。人工知能と違うからダメか・・・・

投稿: ををつか | 2015年9月 7日 (月) 21時45分

車を洗う話も、書いているときは楽しかったんですがね。

投稿: PicksClicks | 2015年9月 8日 (火) 23時31分

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