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2015年10月の12件の投稿

2015年10月25日 (日)

散髪コンターで悩む

コンターっていうのは等高線のことだ。散髪コンターっていう言葉があるのかどうかは知らない。頭皮の各部分から生えている頭髪を、どのくらいの長さで切るのか? という散髪の設計図みたいなもののことを言っているつもりだ。別の言葉があるのかもしれないが調べていない。

73 例えば、昔ある散髪屋では私の頭をこんな風に刈っていた。これは見た感じがこういうふうなヘアスタイルだっていうことじゃなくて、コンターなので、髪の毛が全部逆立ったらこんなふうになるんじゃないか、という想像図だと思っていただきたい。

以下にもコンター図をいくつか描くつもりだが、この髪の毛逆立ち線をいちいち描くのは面倒なので省略する。また、左右対称の場合は半分だけ描くことをご了承いただきたい。

この図ではいわゆる「7・3」を実現するために、分け目のところで長さを変えているのだ。私はこれが嫌いで、そういうところから「どこでも分けられるように」という注文を付けるようになったのだった。

ということをまず前置きとして、先月から散髪屋を変えた。散髪屋さんも競争が激しくていろいろと大変だろうな。

散髪屋さんを変えると、どうしてほしいのかということを説明しないといけない。私はもう20年以上決まっていて「全体的に同じ長さで2cmくらい残すようにして、どこでも分けられるように」というふうに言っている。

散髪に関する私の基本的なポリシーとして、「短すぎるくらいに切って、長すぎるくらいに伸びても我慢する」ということを実践している。以前は散髪間隔を3か月としていたが、最近では毛髪密度の関係か2か月半くらいで見苦しくなってくるようになった。とは言っても、私ン髪形を気にしてくれる人なんて、そうそういるわけではなのだが。

全体的に同じ長さというのは専門用語で「セイムレングス」というらしいということを、理髪学校へ行っていたという人から聞いたことがある。初心者がまず練習するのがこれなのだとか。

しかし、そのセイムレングスの解釈が、今まで行っていた店と、新しい店とでちがうようなのだ。前の店では「2cmね」というと、定規を出してきて測っていたから、おそらく忠実に全体的に同じ長さにしていたようだったのだが(ただし、「耳にかからないように、ですね?」という確認はあった)。

Samelength20 だから多分私の頭はこんなコンターになるはずだと思うのだ。ところが新しい散髪屋ではどうもその認識が共有されなかったらしい。

なんだろうなぁ? まず2cmというのを定規で測らなかったよね? そしてどうもセイムレングスに忠実ではなく、サイドヲ短くしてるのかな? と聞いてみたって誰も答えてくれるわけでもなく、こんな図を描いて散髪屋へ行くのも野暮というものだし、まぁこういうところでぼそぼそと書き綴るしかないわけですよ。

で、この「散髪コンター」という概念を持っていると、電車の中でいろんな人ン髪形を見て、ああこれはコンターでいうと頭のてっぺんがみじかくなってるのかな? とかソフトモヒカンっていうのはつまりコンターでいうと頭のてっぺんがとがったような形になるんだな、とか思って楽しくなったりするわけですよ。

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2015年10月24日 (土)

マイクアンプでまだ悩む

PC用のエレクトレット・コンデンサマイクを使って、ギターの音をピッキング直近で拾うと、なかなかリアルな音になることがわかった

PCで録音するのならこれでいいけれども、もっといろんな場所でPCがなくても使えるようにしたい。そのためにはコンデンサマイクに直流を供給しつつ若干の増幅をしてやることが必要になる。つまり電源と若干の電子回路が必要になるのだ。

実は似たような目的のために作りかけの装置があって、これを改造すれば簡単に出来そうな気がしていた。結局一番面倒だったのは必要な抵抗などの電子部品の調達と、実はハンダゴテの問題があったのだったが、その話はまた別のところで。

Inputside で、抵抗はなんとか入手できたので早速組み上げて、PCのAUX端子に入れてみたのだが、これがどうもうまくない。すごく歪んででしまったり発振したりする。どうもAUX入力としては過大な入力になってしまっているようだ。マイクアンプの方に出力レベルを絞るアッテネータを入れておけばよかったのだが、手持ちに良い部品がなくて、使い古しの部品だとここでノイズが出たりするので省略してしまったのだった。

でも、PCのじゃなくてアンプにつなぐとわりといい感じではあった。いい感じではあるのだが、アンプを通してだと生音も同時に聞こえてしまうのでアンプを通した音がどうなっているのかよくわからない。ここはやっぱりPCに入れて録音して、それを聞きたいのだけれども。


Outputside で、拙速ではあるが現場へ持って行ってみることにする。関内の某所っていうかジャズ・バーの「しぇりる」さんである。ライブの始まる時間をちょっとお借りして、ガット弦の生ギターに装着して店内のPAに繋がせてもらう。すると心配していたハウリングもなく、ちょうどこのマイクをPCのマイク入力に突っ込んで録音した時のようないい感じのリアルな音が出ている。でも、ちょっとハムノイズが出ているなぁ。なんでだろう?シールド線を使わなかったからか?

作りかけの回路を変更して作ったので、主たる部品はLM4558DというOPアンプ(演算増幅器)である。なんでこれにしたかというと±4Vで動作するという規格だったからだ。これなら9Vの電池006Pで動作させることができる。

Inside しかし、このLM4558っていうのはOPアンプが2つ入っていて(一つでいいのに)消費電流が比較的大きい。実測値で4mAほどもある。これでは006Pの電池では50時間くらいしか使えない。中途半端だなぁ。

なので、3Vの電池で動く低消費電力のマイクアンプをディスクリートで(ということはICを使わずにトランジスタなどの個別部品を使って)作ることを考えている。考えてはいるが、例によっていつになるかはわからない。

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2015年10月23日 (金)

不思議な打楽器に悩む

FaceBookではだれからどういう経路で渡ってきたのやらよくわからない「シェア」が流れてくる。それで、自分が面白いと思ったらまたそれをシェアしちゃうので、自分もそのわけわからない流れに乗ってしまうことになる。

この動画もそんな流れで流れてきて、私もシェアしたものだ。そのままではここへ持ってこれないので、改めてYoutubeで探してきた。

なんだこの楽器は? スチールドラムを裏返したような楽器だが、妙に惹かれるものがある。最初は単なる打楽器かと思っていたら音階がちゃんとあるみたいだ。

奏でるメロディは単調なのだが、この楽器の特性なのか妙な説得力がある。聞いてて心地よいのだが、同じメロディをピアノやギターで弾いても同じような魅力は出ないのではないだろうか。

こちらもFacebookで、20年位前からの知り合いであるシカゴのGailさんからシェアしたもの(をYoutubeで探しなおして貼り付け)。演奏しているのは関西方面でご活躍の日本人らしい。



で、この楽器は何なのだ? というわけで「percussion steel drum  scale」で検索してみると、「Hang」というのがヒットした。2000年にドイツ人がスイスで作った?のかな? とにかくPANArt Hangbau AG」という会社らしい。ヘルムホルツ共鳴を利用しているというところなんかがなかなかに興味深い。

Freeintegralhang240 音階の配置は五度環のようになっていて、両手で交互に叩くことによって
連続した音階を演奏しやすくなっているという。値段とか入手方法はメーカーサイトのどこかに書いてあるのかもしれない。

翌日追記:
解説的な動画を見つけたので追記。五度環というよりはカリンバの音列に近いんじゃないだろうか。オルタード・ペンタトニックっていう感じ?

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2015年10月21日 (水)

抵抗詰め合わせで悩む

電子回路を組むにはいろいろな値の抵抗とかコンデンサが必要になるが、そういう値のバリエーションを全部そろえるわけにはいかないので、必要なものだけを買い集めるか、適当にランダムな値を期待してジャンクパーツを買い求めたりする。

横浜の東急ハンズで抵抗やコンデンサなどをばら売りしていたころはよかったのだが、横浜東急ハンズは移転を前提に電子部品から完全に撤退してしまった。先日も3.5mmのプラグジャックを探しに行ったのだが、そういうものもまったく扱わなくなっている。

横浜には電子部品を小規模に扱うところが石川町にあるのだが、本当にしょぼいのでこれは当てにできない。やっぱり秋葉原か? でも正直、秋葉原までの道のりを遠いと思うようになってきた。

そんな時にはアマゾンだ。抵抗詰め合わせセットみたいなのが案外安価に販売されている。「金属皮膜抵抗 1/4W(0.25W) 許容差±1% オリジナルセット 10Ω~1MΩ 30種類 各20個(合計600個)」というのが1000円くらいで販売されていたので買ってみた。

Registers600
これがそれなんだが、あれ?なんだか色合いが変だな。こういう電子部品にはカラーコードというのが付いていて、たとえば黄色・スミレ色・赤だと4.7KΩとかオレンジ・オレンジ・黄色で33KΩとかいうのが頭に叩きこまれているので、こういう多数の抵抗がそろうとさぞかし色とりどりになるかと思ったのだが、このなんとも地味な感じはどういうことだろう?

抵抗は20本ずつ紙テープでとめられていて、そのテープに薄い赤のハンコで抵抗値が書いてあるようだ。それをカラーコードと見比べると、どうも全然合っていないようなのだ。

仕方がないので30組の抵抗をそれぞれ測定してみる。すると結果はこういうことになった。

 
10^0 10.3Ω 22.1Ω 46.8Ω 98.4Ω
10^1 193Ω 198Ω 217Ω 268Ω 326Ω 465Ω 502Ω 670Ω 986Ω
10^2 1.98KΩ 2.2KΩ 3KΩ 4.64KΩ 5.02KΩ 6.73KΩ 9.88KΩ
10^3 19KΩ 46.4KΩ 50.3KΩ 67KΩ 99KΩ
10^4 215KΩ 293KΩ 467KΩ 678KΩ 978KΩ

こうやって並べるとピンと来ないと思うが、これらの組み合わせが適切かどうかは抵抗値の対数をとってグラフにしてみるとわかる。

Registers_2

う~ん、本当はピシッと直線になってほしいところだが、値段を考えるとこんなところかな?   

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2015年10月18日 (日)

遠い故郷に悩む

最近一部で有名になった動画をここでも紹介する。私はtakiさんから教えてもらった。


動画に出てくる女性は、この小さな駅のボランティア駅長で、本来の仕事は駅舎の一部で開業しているパン屋さんである。米粉パンが一押しらしい。

この動画を初めて見たとき、この女性の動作がいちいち綺麗で、姿勢もいいし、きっとダンスとカバレエとか日本舞踊とかをやっている人なのだろうと思った。電車(架線がないから電車ではありえないんだけど、まぁ電車ということにしておく)の運転士と会話している様子もなんともチャーミングだ。

ということで、この動画はFaceBookとYoutubeでたくさんシェアされているのだが、私が驚いたのはそのロケーションだ。最初に見た動画には「北条鉄道法華口駅」と書かれていたので、これはてっきり北海道の話だろうと思ったら、これがななななんと私の生まれ故郷である兵庫県である。

この地図で赤く印をつけた部分が北条鉄道の路線で、小野市と加西市を結んでいるということだ。ちなみに小野市は私の母方のルーツである(でも、行ったことはない)。

Hyogo
あらためて兵庫県の地図を見てみると、加西市とか加古川市とかのあたりは小さな池みたいなものが多くてフィンランドみたいでなんだか面白そうなところだ。

考えてみると兵庫県は大きな県で、瀬戸内海と日本海の両方に面している。私が生まれたのは神戸市で、この地図では淡路島につながるあたりのちょっと緑色が濃くなっている部分に当たる。私は10歳まで神戸に住んでいたが、考えてみると神戸市を出たことはほとんどなかったのではないか。

小学生の頃に雑誌の懸賞に応募したことがあったが、住所を親に聞いて書く時にも「住所は神戸市からでいい。兵庫県は書かなくていい。」と言われたりして、兵庫県民であるという意識は薄かった。

学生の頃は神戸あたりをよく徘徊していたが、それでも西のほうへはほとんど行ったことがなかった。大学の同級に豊岡市出身の男がいて、「お前ら知らんやろうけど、兵庫県には豊岡市というところがあって、日本海に面してるんやぞ。」と言うので一同びっくりということもあった。

そういえば「京都府に港湾局というのがある!?」ということで驚いたのもそのころだった。京都府も日本海に面しているのであったが、それはまた別の話。

子供のころには我が家に車もなかったし、県内を遠出するということを意識することも計画することもなかった。姫路城くらいは見に行ったことがあったかと思うけれども、それくらいかな。数年前にも神戸の街に知らないことがたくさんあることを発見したりしていたのだった。

翻って、現在住んでいる神奈川県のことを考えてみると、高速道路を使って小田原とカ箱根あたりまではいくけれども、これは通過するだけなので県内を知っているとは言い難い。まぁせいぜいTVの旅行番組でも見ておくことだな(そっちか!?)。

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強力になってきた自衛隊に悩む

海上自衛隊の護衛艦「いずも」が一般公開されるということを聞いたので行ってみた。

いずもはヘリコプター空母で、姉妹艦としては「ひゅうが」「かが」「いせ」がある。「かが」と「いずも」が同型艦で「ひゅうが」と「いせ」は一回り小さい。

いずもは全長248m、排水量2万トン弱で総計11万2千馬力のガスタービンエンジンで最大速力30ノットを達成する。

これはかのいにしえの戦艦大和と比べると、大和が全長270m、排水量7万トン、20万馬力で30ノットだから、なにしろ大和は巨大な大砲をたくさん積んでいるし、装甲も厚いのでやはり重たいんだろうなぁ、と。逆にいずもは艦載機を勘定に入れなければ軽量ということになるのかもしれない。

Izumo

一般公開は横浜港の大桟橋だった。中へ入るには金属探知機を通らねばならず、そのために30分ほど並んで待たされた。列は何度も折れ曲がって、いずもが見えてきてからも列の方向が変わっていずもが見えたり見えなかったりする。

いずもを背にして並んでいるとき、私たちの直後に並んでいる若い男女の声が聞こえてきたりする。

男:「あの白いところにレーダーっていうのが入っててさ。レーダーってわかる?電波を出してその反射で遠くのものを見るんだ。」
女:「へ~。」
男:「で、レーダーで見つけたものを下についている機関銃で撃ち落とすんだ。」
女:「へ~。そうなんだ~。」
男:「僕の話聞いてる? 80%くらい聞いてないよね?」

とかいうところで列の向きが変わっていずもが見えるようになったので、今度は私が連れにうんちくを垂れる。

「あの白い坊主みたいなやつはファランクスっていって、あの白いところにレーダーが二つ入ってるんだ。レーダーの一つは飛んでくるミサイルを見ていて、もう一つは自分が撃っている弾丸を追いかけている。そうやって弾丸がミサイルに当たるように機関銃の方向を調整するんだ。」「ちなみに弾丸はたぶんタングステン製で1分間に3000発以上発射できる。」
「へ~。」

上の写真では残念なことに艦首に置かれているファランクスが切れてしまっている。こういう話の前に撮ったからね。

延々待たされて艦内に入ると「エレベータで甲板に上がります」というアナウンスがあって、「え~、また並ぶのか~?」と思ったらさにあらず、艦載機を甲板に運ぶエレベーターだった。これは動画で撮ろうと思って撮りましたよ。ほかの観覧者も同じように思ったみたいだ。


Phalancs これが話題のファランクス。1分間に数千発も撃ち出すってことは、何発くらい装填しているんだろうか?とか弾丸にはタングステンを使っているのかそれとも劣化ウランなのか、どちらにしてもレアメタルだからそんなに気前よく撃つわけにはいかないんじゃないか?とか疑問はいろいろあるが、聞けそうな人もいなかったので疑問は疑問のまま。

基本は空母なので、ほかにはあまり兵器はなくて、魚雷なんかもあるんだろうが、そういうのは非公開だった。

甲板にはヘリコプターが6機くらいならんでいたが、フル装備ではないようで、機銃かと思ったらピトー管だし、吊下型ソナーかと思ったら磁気センサー(マットです、と言われたが、MADじゃないのかなぁ?)ヘリに魚雷が積めるということだったが、え~?そんなスペースあるのかなぁ?とか。

説明によればMAD(マット?)は海面すれすれに吊り下げて潜水艦を磁気で検知するというものだということだったが、密閉構造にして水中に入れたほうが検知しやすいんじゃないのかなぁ? でもそういえばトム・クランシーの小説でもMADを水中に入れるという表現はなかったかもしれない。



Mad_2私としてはソナーとかCIC(戦術情報室)なんかを見たかったのだが、さすがにそういうのは見せてくれないし、ファランクスも景気よくバリバリ撃ってくれるとかはなくて(射撃デモなんてものは全くない)、不満っちゃ不満だが、まぁそういうのが目的ではないのだろうからいいか。なんといっても無料公開だし。

最後にエンジンに関する展示資料の一部を置いておくが、なるほどタービンエンジンっていうのはまるでジェットエンジンみたいなものなのだなぁ。ヘリコプターも同じようなジェット機構で軸出力を取り出しているんだものなぁ。

それにしてもこの女の子のイラストは何なんだ?

Engine

しかし、こういう軍艦を短期間に何隻も作って、周辺国が戦争準備を着々とすすめているっていう解釈をしているんだけれども、大丈夫なのかね

当日追記:

格納庫で展示されていた資料に、エンジンの来歴というか、航空機用エンジンの転用の様子を描いたものがあったので、これもご紹介。

Sbsh1239

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折りたたみベースで悩む

もう先週の話になるが、行きつけのライブハウスでデンマークからご客演のバンドが入っていた。Malene Kjaergaard(マレーネ・キェルゴール:Vo)率いるドラムレストリオで、コール・ポーターの作品を重点的に演奏するというので見に行ってみた。

Malenetriosmall
コール・ポーターの名前はこういう場所へくるお客さんならだれでも知っているが、コール・ポーターの生涯をよく研究していて、「~という風なつらい時に作られた曲です。」というふうな解説付きで8曲くらい歌ってたかな。

実は外国からのボーカリストを生で聞くのは初めてだったので、どういうステージなんだろうかという興味もあった。話はデンマークだけあってドイツ系の英語でわかりやすかったが。歌詞を時々勝手に変えて歌っていたようで、これには気が付かなくて笑いどころを逃がしたりした。

ライブの合間に、私がたまたま持っていたコール・ポーターの「unpublisged」な楽譜を見せて、「こんなの知ってる?」とか聞いてみると曲目リストを凝視しつつ「こういう曲は知らない」と興味津々だった。

ギターのFRANCESCO CIGNA君はGodinのエレガットを弾いていたので「弦がすごく新しいみたいだけれども、どのくらいの頻度で替えてるの?」と聞いてみたが、「このギターはスポンサードなので、つい先週弾き始めたところなんだ、だからまだ交換していないけどほかのエレガットはまぁ1か月おきくらいかな。」などと話したり。

Backslit ベースのええとTobias君とはデンマークの生んだベーシストNHOペデルセンの話をちょっとしただけだったが、彼のベースには驚かされた。フルサイズのウッドベースでありながらなんと折りたたみ出来るのだ。

この写真がそうで、まずテールエンドを外した後にネックから指板をはずし、ボディ裏側の一部を取り外して開いた穴へネックを折り入れる。ネックとボディの接合部がヒンジになっているのである。

この写真で穴の中ほどに白い爪が見えるが、これでネックを固定するのだ。あ、この時点でもう足は外してある。外した足はボディの中のどこかに固定される。




ネックを折り込むとこんなふうになる。

ボディの裏側から外した裏蓋の裏側にテールピースを固定するので、ふにゃふにゃになって

Neckfolded

いる弦は折りたたまれてボディの中に突っ込まれる。

完全に折りたたんだ写真がないみたいだが、結局ぎりぎりのボディのサイズまで小さくなり、それなりのケースに入れて担いでいくわけだ。

メーカー名はよく聞かなかったがイギリスのメーカーだということだった。

そういうわけで、デンマークの人たちとFaceBookのお友達になりました。


最後にこのトリオの演奏をYoutubeで。

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2015年10月17日 (土)

10段ピラミッドで悩む

小学校の運動会で10段ピラミッドが崩れて骨折したりしているみたいだが、ピラミッドを10段重ねることについて、その荷重をちゃんと計算しているんだろうか?

子供の体重を仮に30Kgとしよう。一番上の子供は自分の体重30Kgを両手で支えるわけで、それぞれ15Kgずつの荷重になるが、上から2段目の子供はそれぞれ上の子供の片手の荷重15Kgと自分の体重の30Kgで45Kgを両手で支えることになる。2段目の子供の片手にかかる荷重は22.5Kgである。

3段目の子供は両端と真ん中で話が変わってくる。両端の子供は2段目の子供の片手の荷重と自分の体重とで52.5Kgの荷重になるが、真ん中の子供は背中に二人分の荷重がかかっているから22.5×2+30で75Kgの荷重になる。

こんなふうに真ん中の子供には大変な負荷がかかるのだ。これを計算してみるとこんな感じになる。

Piramid10

一番下の真ん中あたりの子供には250Kgの荷重がかかることになる。この計算間違ってる? この計算が間違っている可能性はあるが、上に乗っている45人分の体重を一番下の段の10人で支えることを考えれば、平均でも一人あたり4.5人分(ひとり30Kgとして135Kg)の体重を背中に受けることになる。

私の計算では自分の体重も含めて250Kgの荷重を両手で支える子供がいるわけだが、これってほんとうに大丈夫? 根性j論とか、伝統がどうのとか言っている人は、ちょっとこの計算を自分で確認していただきたいものだと思う。

翌日追記:

ををつかさんからのコメントで、3DピラミッドというのがあるということだったのでEXCELで計算してみた。なるほど、考えている人もいるんだな。

「3D-Piramid10.xls」をダウンロード

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2015年10月13日 (火)

VWの欺瞞に悩む

VW(フォルクスワーゲン)がディーゼルエンジンの排気品質制御についてソフトウエアで不正を行ったことが明らかになり、その波紋が広がっている。

VWについてはこのBlogでも過去に書いたことがあって、その時には高燃費車の話だったのだったが、VWについてはもうひとつ書きたかったことがあって、それはVWの未来戦略という風なことだった。

その未来戦略についてはだいぶ忘れてしまったけれども、製造過程の共通化戦略とかかなり画期的な商品製造戦略で、日本の会社はこういう戦略に対抗できるのだろうか、と心配になったりしたものだった。

しかし今回の欺瞞についてはどうもその標準化戦略のしわ寄せが発露したんじゃないのか?という風な観測があって、ああそういうことなのかなぁ、と思った。

ちょっと過去の報道を探してみると、こんなのとかこんなのとかが散見される。そんな記事でたびたび登場するのがVWなので、そういう革新的な戦略を推し進めるについて無理があったりしたのかなぁ? とか思う次第。

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2015年10月12日 (月)

蕎麦茶で悩む

十数年前から健康診断で血圧が高いという指摘を受けていて、お医者様のご指導により血圧降下剤というのを飲み続けている。

親戚の薬剤師によると、「そりゃ医者にやられてるよ」と言う。こういう慢性病患者というのは開業医にとってコンスタントな収入になるので、特に必要がなくても微量の投薬を続けるのだという。ちょうど私のもらっていた薬が、その「微量」な薬だったのだ。

なので私は「高血圧治療中」ということで、「しょっぱいものを食べすぎるなよ」「あ~、はいはい。」という程度のことなのだが、血圧については常に気になってはいるのだ。

その血圧が、この春すぎあたりから上昇する気配を見せた。医者には毎月1回通っているのだが、その時に測定する値が上昇しているわけだ。これはまずいな。

で、まぁ普通なら投薬する薬を強めにするところだが、私は普通ではないので血圧を下げる効果があるとのうわさがある「蕎麦茶」を試してみようと思った。

だらだら書くのはやめて結論から書くと、普通の傍田屋はあまり効果がなかったが、「だったん蕎麦茶」というのには効果があるようだ。だったん(韃靼)蕎麦茶には普通の蕎麦茶の100倍のレチンが含まれているというから、そりゃそうだろう。

普通の蕎麦茶は「甘蕎麦茶」、だったん蕎麦茶は「苦蕎麦茶」と呼ばれたりもするらしい。甘蕎麦茶はお茶にしなくても蕎麦ガラごと食べてもなかなかいい食感だが、苦そば茶はちょっと苦いかな。

不思議なのは、お茶にしたときに甘蕎麦茶が麦茶のような色になるのに対し、苦蕎麦茶のほうは水出し緑茶のような透明感のある黄緑色になることだ。含有成分が100倍あるのに色がむしろ薄くなるのが謎だ。

お茶としての蕎麦茶は、カフェインを含まないこととタンニンを含まないことから、何度淹れても苦くならない。味は確かにやや薄くなるのだが、韃靼蕎麦茶はティーバッグにいれておくとカップに入れて10回くらいお湯を継ぎ足してもまだ味を楽しめる。

これらの蕎麦茶はアマゾンで買ったり、ドライブ先の道の駅みたいなところで買ったりするのだが、こと韃靼そばに関しては中国産のものが安くて買ってみたら、これが何となく後味が悪くて、苦いっていうんじゃないけれどもなんというかなぁ、エグみがあるというかとにかく後味が悪いのだった。中国産っていうとなんだか農薬でも入っていたらいやだなぁと思った。

Sobacha もともと「苦蕎麦茶」といわれるくらいだから、多少の苦みがあるのが普通なのかもしれないのだが、北海道産とか青森産のものだとそういう後味の悪さがないので、値段的には倍くらいになってしまうのだが、青森産のものを買い続けている。

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2015年10月 5日 (月)

デジタル・シンクロスコープで悩む

デジタルなシンクロスコープがほしいなぁとは前々から思っていたのだった。こういうやつだ。

Tektronix

ブラウン管式の昔のやつとは違って、今では液晶だからこんなに奥行きが短い。でもこれで20万円。昔から考えると性能の割にはずいぶん安くなったものだとは思うが、でもちょっと手が出ない。

オークションとかで出物はないかと探してみたが、「大学の払い下げモノ:つまみがいくつかありません」とか「無保証、返品お断り」とかが多くてこれもやはり手が出せない。

ところがEbayを見ていると、こんなものが新品で出ている。

Hantek
これはPCにUSBで接続して、PCのディスプレイをシンクロスコープの表示器として使おうというものだ。信号処理はこの装置の中でやってしまって、どうせリアルタイムに表示する必要もないわけだから表示情報だけをPCへ送るという仕掛けだろう。

こういう仕掛けはだいぶ前に考えていたことがあって、スマホと組み合わせると超小型軽量のポータブルなシンクロができるよね、ということで何度もテイア暗所を書いたりしたものだった。それが製品として実現しているのだなぁ。

ちなみにお値段は7千円台というところ。アマゾンのほうが安かったので早速注文してしまったのが数日前で、金曜の夜には届いていた。

で、簡単に紹介すると、前回PCで読み込んで表示させた波形と同様のものがこんなふうに見える。

Hantekview

これはPCの画面をケータイで撮影したものだ。ギターの音は継続的に鳴らせないから、これを撮るのは大変だった。三脚を立ててケータイを取り付け、セルフタイマーで撮影するのだが、なかなかギターとのタイミングが合わず何度も撮り直すのだが、ケータイが「セルフタイマーは一回きり」という前提なので毎回設定しないといけなかったり、まぁそれでも楽しくやってるんだけど。

画面のキャプチャも、この付属のソフトで何とかなりそうなものだが、まだ使い方がよくわかってないので、またトライするか。信号でトリガをかけてキャプチャということもできるはずなんだけど。

しかし、やっぱりリアルタイムでないというのはなかなかにつらいものがある。連続した信号を扱うのなら問題ないんだろうけれども、ギターの音の立ち上がりみたいなものは特に難しい。

で、これで何がわかったかというと、まだよくわからない。波形が前回の投稿ほどには上が非対称じゃないのかなぁ、という感じがする。スペアナ的なことをしないとダメかな?

最後にこのUSB接続シンクロの接続風景を。これは以前に作ったミニ・ミキサーをつついてみるとしたらこんな感じかな? というところを撮ってみたもの。

Sbsh1177



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2015年10月 4日 (日)

マイクアンプで悩む

実はこの件に関しては以前にも悩んだことがあったのだった。でも、悩み直してはいけないという法律があるわけじゃ無し、もう一回悩んでみる。

発端は、ギターとかにエレクトレット・コンデンサマイクを装着して電子化するという実験だった。実際にスピーカーから音を出したわけではないので、ハウリングの問題などは未チェックだが、なんとかなるんじゃないかとは思っている。

つまり、コンデンサマイクに電源を供給しつつ20dB~30dBくらい増幅してやれば、PAに渡せるくらいの出力は出せるんじゃないかということで9Vで動作する小さなアンプを作ってみようかと考えたわけ。

でもその前にちょっと確認しておきたいことがあった。PC用のマイクには2~10Vの電源から2.2KΩを介して電源を供給することになっている。この2.2KΩが実はコンデンサマイクの負荷抵抗になっているのだが、2Vでも10Vでも動作するのならばこの抵抗値をもっと大きくしてやるとアンプで増幅するまでもなくPAに渡せるんじゃないか?

ということで昔作りかけたケースに3.5mmの3Pジャックが付いていたのでそれを使って実験してみた。

Minimixer これは以前に小さなミキサーを作ってみようと思って作り始めたものだったのだが、9Vの電池で動作するはずのオペアンプがどうにも動いてくれず、そのまま頓挫してしまったものだ。

このアンプが動いてくれれば、今回も楽できるのだが、なかなかそううまくはいかない気がする。

で、このケースを使って、3.5mmコネクタ(写真左)に接続したPCB用マイクに電源を供給しつつその出力を写真右側の6.5mmプラグから取り出そうというものだ。

まずは回路なし、単に負荷抵抗地を変えてみるだけということで実験してみる。

実験によれば、確かに抵抗値を大きくすると(2.2KΩ⇒33KΩ)出力は大きくなった。測定器がなにもないので、耳で聞いた感じということだが、その音量差は明らかだった。そもそも音源がギターだから、定量的に測るというのもなかなか難しいわけで。

ただ、聞いた感じでは歪が大きいような気がしたので、PCに取り込んでみた。ギターを弾いている時には生音も聞こえてくるので、どのくらいの歪があるのかはわかりにくいのだ。

するとこんな音がしていた。

うむ、これはひどい。  波形を見てみると、こんなふうになっている。最後のほうはなんと発振してしまっている。なんだこれは?

Ec23k9v

波形の上下が非対称というのがつまり歪んでいるということなんだろう。原因はよくわからないが、印加電圧が高過ぎるのか? この波形をキャプチャした時には負荷抵抗を2.2KΩに戻していて、たしかにマイクには8.5Vくらいがかかっていた。諸説あるが、10Vまでは大丈夫ということだったのだがなぁ。

で、より詳細な解析にはオシロスコープがほしいところで、実はあるにはあるのだが何分にも古くてあまり使う気がしない(でも捨てる気にもならない)。なにしろ大学入学時に親にねだって買ってもらったものなので、古いにもホドがあるというものだ。

何年も前からこのシンクロの不調には気が付いていて、それは入力を無信号にしても掃引が傾くというもので、これはいったいどういうことだろうか?偏向コイルが傾いた? 地磁気補正用の磁石の位置がずれた? 何にしても調べるには開腹手術が必要で、ブラウン管式だから高圧注意だからそれはやりたくないなぁ。というところで次号へ続く。

マイクアンプ関係の話は、こちらへ続く

Triosynchro

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