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2015年10月12日 (月)

蕎麦茶で悩む

十数年前から健康診断で血圧が高いという指摘を受けていて、お医者様のご指導により血圧降下剤というのを飲み続けている。

親戚の薬剤師によると、「そりゃ医者にやられてるよ」と言う。こういう慢性病患者というのは開業医にとってコンスタントな収入になるので、特に必要がなくても微量の投薬を続けるのだという。ちょうど私のもらっていた薬が、その「微量」な薬だったのだ。

なので私は「高血圧治療中」ということで、「しょっぱいものを食べすぎるなよ」「あ~、はいはい。」という程度のことなのだが、血圧については常に気になってはいるのだ。

その血圧が、この春すぎあたりから上昇する気配を見せた。医者には毎月1回通っているのだが、その時に測定する値が上昇しているわけだ。これはまずいな。

で、まぁ普通なら投薬する薬を強めにするところだが、私は普通ではないので血圧を下げる効果があるとのうわさがある「蕎麦茶」を試してみようと思った。

だらだら書くのはやめて結論から書くと、普通の傍田屋はあまり効果がなかったが、「だったん蕎麦茶」というのには効果があるようだ。だったん(韃靼)蕎麦茶には普通の蕎麦茶の100倍のレチンが含まれているというから、そりゃそうだろう。

普通の蕎麦茶は「甘蕎麦茶」、だったん蕎麦茶は「苦蕎麦茶」と呼ばれたりもするらしい。甘蕎麦茶はお茶にしなくても蕎麦ガラごと食べてもなかなかいい食感だが、苦そば茶はちょっと苦いかな。

不思議なのは、お茶にしたときに甘蕎麦茶が麦茶のような色になるのに対し、苦蕎麦茶のほうは水出し緑茶のような透明感のある黄緑色になることだ。含有成分が100倍あるのに色がむしろ薄くなるのが謎だ。

お茶としての蕎麦茶は、カフェインを含まないこととタンニンを含まないことから、何度淹れても苦くならない。味は確かにやや薄くなるのだが、韃靼蕎麦茶はティーバッグにいれておくとカップに入れて10回くらいお湯を継ぎ足してもまだ味を楽しめる。

これらの蕎麦茶はアマゾンで買ったり、ドライブ先の道の駅みたいなところで買ったりするのだが、こと韃靼そばに関しては中国産のものが安くて買ってみたら、これが何となく後味が悪くて、苦いっていうんじゃないけれどもなんというかなぁ、エグみがあるというかとにかく後味が悪いのだった。中国産っていうとなんだか農薬でも入っていたらいやだなぁと思った。

Sobacha もともと「苦蕎麦茶」といわれるくらいだから、多少の苦みがあるのが普通なのかもしれないのだが、北海道産とか青森産のものだとそういう後味の悪さがないので、値段的には倍くらいになってしまうのだが、青森産のものを買い続けている。

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コメント

うちの家内も血圧が高めで、サントリーの胡麻麦茶を飲んでいます。どの程度効果があるのか本人でないのでわかりませんが、一応トクホでバックデータのある飲料ということらしいです。

http://www.suntory.co.jp/softdrink/gomamugicha/

投稿: taki | 2015年10月20日 (火) 00時32分

胡麻麦茶は私も気になっていましたが、液体だしPETボトルだし続けて飲むのはつらいと思いました。だったん蕎麦茶は香りもよくて好きです。

投稿: PicksClicks | 2015年10月20日 (火) 20時56分

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