カリンバで悩む
不思議な打楽器「Hang」の演奏を見て、なるほどカリンバというのはメロディ楽器じゃなくて打楽器だったのか!? と気がついた次第。
この写真のカリンバはいつだったかお誕生日のお祝いに頂いたものだったと思う。とりあえずC調にチューニングしていろいろ試してみたが、結局音域が狭いので(ドからシまでしかない)、「なんで上のドがないんだよぉ」ということで使い道がないなぁと思っていたのだった。
しかしこれが打楽器だということだとすると、音域なんて関係なくて、単にいろいろな音が出るだけのことと考えればわざわざチューニングする必要もなかったのかもしれない。
ということを踏まえて、カリンバを打楽器ふうに演奏してみる。
チューニングした記念に、最初の方ではスケールを弾いている。でも、だいたい楽器自体が小さいこともあって、Hangみたいなゆったりした演奏はできないなぁ。指先だけでピコピコやるのは動き自体がせこくなってしまう。Hangの演奏には体を動かすという要素が関係しているようにも思う。
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コメント
いい演奏ですね~ なんか耳にやさしくて何度もきいてしまうなぁ。2曲目はチョーキングみたいのしてます?業ありですね~
投稿: mora | 2015年11月 2日 (月) 21時50分
えへぇ、おほめいただいて恐縮です。調子に乗っちゃいますよ。もっとゆったり演奏したいんですが、こういう楽器なので間が持てなくて。
二つ目は音程が下がってますよね。チョーキングだと音程が上がるイメージですが、音程が下がるのはベンディングっていうんじゃないでしょうか。
投稿: PicksClicks | 2015年11月 2日 (月) 23時31分
ベンディングはもともとはコンガの奏法から来ているような話をきいたことがあります。ウゥ~ってのんですね。
投稿: taki | 2015年11月 4日 (水) 21時16分
ベンドっていうのは屈服するっていう感じがするので音程が下がるっていう意味だと思っているのですが、コンガのアレって革の張力を調整してるんですか? それともパンデイロのロールみたいに革を振動させてるんですか?
投稿: PicksClicks | 2015年11月 4日 (水) 22時19分
検索してみたら、ムースコールという奏法だそうです。
https://youtu.be/nnMCmqdlz_k
この映像でみると、真ん中へ行くと音が上がって向こう側まで行くと音が下がるので、押さえることで真ん中に行くほどテンションがかかって音程が上がり、端に行くとテンションが戻って音程が下がったように聞こえるということでしょうか。
そうするとヴァイブのベンドとは原理が違うのかな?
投稿: taki | 2015年11月 5日 (木) 21時26分
ご紹介の動画では、0:17とか1:07あたりで見られるように叩くことなく音を出しているので、パンデイロのロールのように指の摩擦による振動のようです。叩いて音を出している場合も、叩いたショックで音を出しやすくしているだけではないでしょうか。テンションによる音程差ということではないように思います。
で、これがベンディングと呼ばれているわけですか?
投稿: PicksClicks | 2015年11月 5日 (木) 21時42分