音楽の所有に悩む
TVで音楽のランキング番組なんかを見ていると、全く知らないグループが武道館とか東京ドームでライブしていて驚かされる。私がそういうことに疎いということはあるのだろうとは思うが、昔とは音楽の流行(はやり)が違ってきているのではないか。私はもっぱらCDを買うのだが、ダウンロード販売の市場が大きくなってきているのだろうか?
調べてみると、こんなグラフがあった。
ダウンロードが圧倒的ということもないようだが、それよりも全体的な退潮が気になるところではある。
それでは世代別の動向がどうなっているのかというと、CD./ダウンロードの分布じゃないんだけどこんなグラフになるらしい。これは視聴の有料/無料のデータだな。
つまり、最近では無料っていうか定額でダウンロードでもなくストリームで聞き流すというスタイルが伸びてきているということなんだろう。
日本ではまだCD販売が優勢なのだが、世界的な動向としてはすでにCDよりもダウンロードのほうが売り上げベースで優勢となっているらしい。
ダウンロードで購入っていうのは経験がないのだが、ストリームで音楽を聴くっていうことはつまり聞き流しということで、まさに音楽を「消費」しているということで、私はこれをなんだかやりたくない。
私はやっぱり購入した音楽は「所有」したいのだ。「所有」というのは単に音源だけじゃなくて、ライナーノーツとか作曲者名とかメンバー構成とか録音裏話とか、とにかくあらゆる周辺情報もひっくるめて手に入れたいので、CDとかごくまれにLPとかの媒体がいいなぁ。もうこういうのは古いんだろうけどさ。
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コメント
先進国でCDが売れているのは日本とドイツだけです。
投稿: Cello | 2015年11月 3日 (火) 21時01分