孤独なグルメに悩む
原初的な楽器の話を書いていたら、Jazmys先輩から「それって孤独のグルメで使ってるやつかな?」というふうなコメントをいただいた。その番組は知らなかったので、Youtubeで調べてどういう番組かはわかった。これは面白い。
なんだか、この番組は台湾でも放送されているらしく、かつまたこの番組のロケを台湾で収録したりしているらしい。実際に台湾で収録されたのがこれ。最後のほうで話しかけてくる地元民に注目。このひとは台湾版「孤独のグルメ」の主役のひと。この俳優さんのほうが漫画のイメージには近そうだ。
(この動画は著作権問題のために削除されました。短縮版をどうぞ。)
台湾版の「孤独のグルメ」はこんな感じ。
https://youtu.be/0fUv-oikqv4
おや?と思ったのは「五郎のテーマ」がそのまま使われていること(主人公は井之頭五郎という設定)。
だいたい日本版「孤独のグルメ」はチープといえば失礼だが、手作り感満載の音楽が一つの魅力になっているように思う。ところがこの番組の音楽はその多くが著作権放棄しているらしいのだ。そういうことで台湾でも使うことにしたんだろうか?
それにしてもこの番組、「おっさんがただただ食べるだけ」の番組と言っているが、なかなか手の込んだ作りになっている。最初に見たときにはナレーションと五郎の動きがごくごく自然に思えたのだが、どうやらこれはずべて台本に基づいた演技らしいし、ナレーションも五郎の行動と完全にシンクロしているが、あらかじめ作られた台本に従って編集済みの番組にアテレコしているようだ。それでいて、不測の事態にも完全に対応しているのだから、事前の調査スタッフとともに編集スタッフもなかなか大変だろうと思う。
そんな感想を持つようになったのは正月に日本版シーズン4全12話が一挙放送されたものを、先ほど全部見終わったからなのだ。ああ、お腹いっぱいだ。
次の動画はこの番組の打ち上げで音楽担当が五郎のテーマを演奏しているところ。原作者がギターで参加している。
https://youtu.be/seURnbU8quQ
後日(1/24)追記:
パロディ版みたいなのがあったので貼り付けてみた。モデルがどうとか言ってるのはCG化のテクニカルな話なのかな?
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