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2016年2月の12件の投稿

2016年2月27日 (土)

人口動静に悩む

国勢調査によれば、日本の人口が減少に転じたという。

Japanpopulationdecこの結果を受けて、労働力の減少だとか経済に与える影響とかが論じられているようだけれども、これは結果なのであって原因ではないと思う。人口の減少というのは帰結なのだ。

よくわからないのは、国内で若い人が仕事を失ったり就職難だとか言っているのに、労働力が足りないから移民を増やせとか言っている人たちがいて、それはいったいなんなんだろう?人口が増えれば問題は解決するのか? 足りないのは労働力ではなくて実は購買力なんじゃないのか?

人口が減少するのはもちろん少子化のせいだが、なぜ少子化なのかというとそれは子育てがしにくくなっているからだ。

若い子持ちの夫婦はてたいてい共働きで、保育園探しに躍起となっている。父親の稼ぎだけでは生活できないから、母親まで働かないと生活が成り行かない。

どうしてそういうことになるのかというと、雇用が不足していてしかも不確実なのでいつ首を切られるかわからないから低賃金でも労働者は強気に出られない状況で、賃金は上がらない。賃金が上がらないのも購買力が上がらないものデフレのせいではない。

先日ちょっと書きかけて中途半端な書きっぱなしになっている「テクノロジーの進歩によって経済が停滞する」ということにつながるのだが、テクノロジーによって生産性が上がり、人類全体でを見渡すと仕事の絶対量は減っている。

人類存続のために絶対的に必要な衣食住について、生産性が上がるのはい事なのだろうが、上がった生産性によってそこへ富が集中する。

減った仕事の分だけ富は集中して貧富の差が広がるが、それを補償する意味でサービス業を始めとする「本当ならなくてもいい仕事」によって集中した富を分配する仕掛けが生まれてきたのだと思うのだが、その補償の仕組みがそろそろ限界を超えたのではないだろうか?

じゃぁどうりゃいいんだろうか? というと、富の再分配の仕組みをうまくやらないといけなくて、それを税収でやろうとすると共産主義みたいになってしまうし、そもそも資本主義というのは競争原理が原則だから、その原理に従って突っ走ってきたわけで、その結果として雇用の減少と購買力の低下を招いてしまったのだから、そこんところだけはうまく残してしかも仕事が増えるようにしないといけない。結局衣食住のような基幹産業じゃないところで新規な産業を育成しないといけないのかなぁ。ゲームとか?

「武士の娘」を読んでいて、その主人公である「鍼子」が長岡から東京の女学校へ行く時には人足数人で籠やら川の渡しやらをつかって1週間かかっていたのだが、10年後に米国から帰ってきて東京から長岡へは鉄道で半日にしかかからなかった。それは確かに進歩でありいいことではあるのだが、その10年前の人足たちはどうなったのだろうか?

よくわからないけれども、昔みたいに大金持ちの家に奉公人が働いていたというのはある種の富の分配として機能していのだろうなぁと思う。現代でそれと同等のことを平等とか個人の尊厳とかを守りつつ等価なことを実現するのは、なんだか難しそうだ。

やっぱり徐々に人口を減らして行くしかないんじゃないの?

3月2日追記:

2013年、MITのErik Brynjolfsson教授が似たようなことを言っている

マサチューセッツ工科大学スローンマネジメントスクールのErik Brynjolfsson教授および彼の共同執筆者であるAndrew McAfee氏は、近年全世界で問題になりつつある就業率低下の背景に、産業ロボット工学から自動翻訳サービスまで幅広い分野において進歩し続けるコンピューター技術があると主張しています。次々と新しくなるテクノロジーを受け入れる産業は、製造・小売り・事務業だけにとどまらず、金融・法律に関する業種や医療・教育などのサービスにおいても最新技術を積極的に採用しています。

その根拠となっている資料がこれだ。二つの曲線は生産性の上昇(上側)と雇用(下側)を示している。詳しい根拠は元の論文を見ないとわからないが、2000年あたりからふたつの曲線が乖離していることを示している。

Prodemp

この論文に対しては異論もたくさんあったようで、定説とはならなかったようです。

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カーネギー・ホールのカラスに悩む

人に話してもなかなか信じてもらえないのだが、カーネギーホールにはカラスが住み着いていたことがあるらしい。

調教されていたのか普段はおとなしくしているのだが、たまに演奏中に声を出してしまったりすることもあったという。

その証拠の音源がこれだ!(「都市伝説」風) 0:32あたりにご注意。


私が高校生のころに聞いていたボサノバのオムニバンス版LPの中にこのテイクが収録されていて、「あ、カラスが鳴いてる」と思ったものだった。

そのLPも最近では聞きなおすこともなくなり、ほかの音源でジョアン・ジルベルトの「BIM BOM」を聞いてもなかなかカラスには出会えなかったので、皆さんにはなかなか信じてもらえなかったのだが、ほうらやっぱり鳴いてるでしょ?

Getsgilberto2 先日も某所でその話をしてみたところ、やはり誰もそんなのは聞いたことがないという。「確かカーネギー・ホールのライブで」「曲はO PatoかBim BomかManha Terra」「バックにはドラムとベースが付いていて」「確かベースはキーター・ベッツ、ドラムはバディ・バッヘンシュミット」と記憶を頼りに情報公開すると、フルヤさん(漢字でどう書くのかは知らない)「それならゲッツ・ジルベルトの#2に入っているはず」というありがたいアドバイスをいただいた。

で、さっき聞いてみたのだが、確かにカラスが鳴いている。これで確信を得てYoutubeで探すと、先の動画に行き着いたというわけだ。ああすっきりした。


この動画(とは言っても静止画なのだが)の最初の画面ではジョアンの右手が写っていて、爪の様子が見て取れるのが興味深い。

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2016年2月21日 (日)

ベテラン漫画家に悩む

どうも最近ウチのテレビが面白くない。買い替え時かな?(ちがう)

しかし、昨夜例によってザッピングしていたら興味深い番組を見つけた。ひとつはテレ東で浦沢直樹の個展をメインテーマとして彼の作業を丹念に捉えたもの(番組:「クロスロード」)、もうひとつはNHKでやはり浦沢が出演しているのだが、さいとうたかお(ほら、あのゴルゴ13の)と対談しているというもの。後者は伝説になるような番組で、漫画に興味があって見逃した人、特に漫画家を目指している人はNHKオンデマンドにでも駆け込んで有料でもいいから見るべきだ。

Setabun_top 前者は世田谷文学館で今年の1月15日(一般公開は16日から)~3月31日まで開かれている浦沢の個展(つまり、今日も開催中なのだ)へ向けて浦沢の業績や実際の作業などを紹介しているものだった。

浦沢の作品はYAWARA!から見ていて、モンスターがちょっと重く、20世紀少年は映画もちゃんと劇場で見たけれどもあまり好きになれず、ということでファンというにはちょっと距離を置きすぎなのだが、絵は好きだ。

番組では普段から不断に絵のことを考えていて、例えば電車で前に座って居眠りしている老人の影の様子を観察していたりしていて、その様子をさらさらとカメラの前で再現して見せたりする。

この人に限らないかもしれないが、すらすらと絵を描き上げる様子というのはそれ自体がアート・パフォーマンスだと思う。そういう意味でもこの番組はたいへん楽しむことができた。

この番組の中では何度も浦沢自身の顔が映されるわけだが、浦沢自身の顔がなんだか浦沢の描くキャラクタに似てきているように見えた。実際には逆なんだろうけれども、なんだろうな、私がそれだけ浦沢の描き出すキャラクターに引き込まれているということなのかもしれない。

個展へ向けての動きも面白かったのだが、それは個展の情報(リンクは開催中のみ有効)をみていただくとして、とにかく面白い番組だった。録画しなかったのが惜しまれるが、まぁ録画してどうなるというものでもないし。

番組の終盤で、浦沢が番組ナビゲータの原田泰造を描くということになって、ただし心象風景として「成功したのだが、それを顔に出したくないのだけれどもうれしさが顔ににじみ出てしまう」ということを描き込んでくれ、と。「無茶ぶりだなぁ、むつかしいなぁ」とかいいつつさらさらと描いてしまったのだが、録画もしていないので当然ここにお見せできないのが残念。時間がたてば「原田泰造 浦沢直樹 成功」あたりで検索すると見つかるかもしれない。

Duketogo「漫勉」ではさいとうたかおの作業風景を定点カメラで撮影し、おそらくは番組スタッフが編集したものを見ながら二人が対談するという形式だった。

浦沢はゴルゴ13の単行本巻末に短編を描いていたのがデビューだったそうで、さいとうは「え?そうだったの?名前見てなかったなぁ」いう反応。

さいとうたかおは現在78歳で、今でもゴルゴ本人だけは彼が描いているし、そもそもカット割り、ネーム、コンテと最終チェックを丹念にこなしている。

ゴルゴを描くのもなかなかの衝撃的なもので、顔のだいたいの大きさを楕円と十字でさらっと描くと、いきなり太めのサインペンみたいなもの(さいとうはminiペンと言っていた。乾燥が速いんだそうだ。)で眉毛を描き始める。

浦沢も「私も眉毛から描きます」と言っていたが、その後もなんの下書きもなく各種の太さのminiペンを使って描き上げる。ちなみに漫画家がよく使うGペンというのはさいとうたかおが使い始めたのだそうだ。

下書きなしで描くのも衝撃だったが、浦沢が「これは衝撃映像ですよ」と言っていたのがホワイト(修正液)をタバコの火を近づけて乾かすシーンで、「焦げないんですか?」「昔は焦がしたこともあったよ」などの会話が。

まぁほかにも面白い話がたくさんあったのだが、今二人に共通するのが「漫画は映画を安く作る方法である」と考えているということ。さいとうたかおがカット割りと絵コンテを描き、最終チェックで擬音を書き加えたり、「汗」っぽいものを描き加えるのも監督としての所作なんだろう。

「漫勉」は3月3日からシーズン2が始まるらしい。シーズン1の再放送がないか、DVDが出ていないか、チェックしてみよう。

そしてこれから出かけるのだが、環八で世田谷文学館の近くを通るんだなぁ。ちょっと寄りたいけど無理だな。

2017年9月18日追記:

Harada_by_urasawa
原田泰造 by 浦沢

 

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2016年2月14日 (日)

HTMLエディタで悩む

昔からHTMLエディタとしてAdobeのPageMillを使っていた。HTMLを手打ちもできるが、いろいろなパーツの配置を考えたり、テーブルを作ったり編集したりするにはHTMLエディタがあると便利だ。PageMillを買おうと思った一番の決め手はクリッカブル・マップを簡単に作れることだった。実際にはそういう使い方をする機会はほとんどなかったのだったが。

ところがWindows7からPageMillを使えなくなった。インストーラが動かなくなったのだ。そういうことはほかのアプリケーションでも起こっていた。しかし、アプリケーション自体が動かないはずはないと考えていろいろと試してみたら、WindowsXPにインストールしたフォルダごとWindows7へ持って来たら動作することが分かった。

ただし、そのままでは文字化けなどの問題があって使いにくい。なのでXPから関連するレジストリをexportしてそれもWindows7へ持ち込んでインストールすると、問題なく動作するようになる。

やってみたらWindows10でも動作している。

Pagemill10

しかし、世の中の人々はどうしているのだろう? HTMLエディタなんてもう使わないんだろうか? Office2000のころには簡単なHTMLエディタがついていたのだが、最近ではないようだし。今ちょっと試せないのだが、あとでXPからW10へ持ってきてみよう。

3月2日追記:

Office2003あたりに付属していたのがこのMSE7.exeというもので、HTML以外にもJavaScriptなんかのデバッグもできるんだったと思う。Windows10でも動作している。

Mse7

追記ここまで

AdobeはPageMillの発売を終了した後、「Go!Live」とかいう製品を出したはずだが、その後どうしたのだろうか? 最近ではHTMLだけでは意味がなくて、JavaScriptもサポートしないと商品として意味がなくなっているのかもしれない。

最近のAdobeがどういうHTMLエディタを出しているのかと調べてみたら、AdobeはBracketsというアプリケーションを無料で提供しているという。これはなんていうか高性能エディタであって、HTMLに特化しているわけではないのだが、いろんなプログラム言語をよく知っているらしくてタイムリーなアドバイスや補完をしてくれる。

スクリーンショットでは右側に見えているイナズマアイコンをクリックすると、書き込んだHTMLをChromeブラウザ上で見せてくれる。

Bracketsw10

しかし、一つ大きな問題というか、予想していなかったことがあって、それはこのBracketsが日本語の表現としてutf-8しか許していないことだ。これもご時世なんだろうか?まぁUFT-8でもいいんだけれども、他との整合性がねぇ。

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2016年2月13日 (土)

パンデイロ・ワークショップで悩む

oJapanpercussioncenterパンデイロのワークショップがあるという話を聞きつけたのでエントリーしてみた。

最初の一時間が初心者コース、30分の休憩をはさんでアンサンブル・コースというのがあって、わけも分からずアンサンブルコースにエントリしてみたらキャンセル待ちだと言われた。なので、初心者コースにエントリして、あわよくばアンサンブルコースにも顔を出してやろうということにした。

そうすると主催者から電話があって、「アンサンブルコースをもう一クラス増やしたので、そちらにエントリしませんか?」「何時からですか?」「5時半からです」ということだったのでそちらは諦めてキャンセル待ちを続けることにした。

なんて話はどうでもいいので。

場所は地下鉄銀座線・田原町(たはらまち)駅3番出口から徒歩1分の「ジャパン・パーカッション・センター」別名コマキ楽器ということなんだが、事前に地図で確認していても「徒歩1分」というのがよくわからない。

結局大いに通り過ぎてしまって、戻ってみたら3番出口から出てすぐに左折すればよかったのだった。最初の角でちょっと左を見ればこの赤い入り口が見えたはずだったし、その場で見上げればビルのてっぺんの看板も見えたはずだったのだが、そんなのわかるか~っ。

Buildingtop これがそのビルなんだが、よっぽど意識していないとこれは見えないよ。

で、見谷 聡一さんを講師とするワークショップの内容だが、前半戦の「初心者向けクラス」にはいろいろと教わることが多かったが、後半のアンサンブル・コースというのはサンバ・ショーロに特化したもので、私にはいまいちだった。私としてはそういうジャンルを超えた基本的かつ初心者の一つ上のテクニックみたいなものを教わりたいと思っていて、とりあえず私がやりたいのはファンクとか4ビートだったので。

初心者向けクラスで教わった最初のことは、「両手で叩く」ということだった。右手だけでなく、左手をうまく使う。この点については私も気づいていたところはあったのだが、左手でパンデイロをひねってジングルを鳴らすのかと思っていたらそれは間違いで、左手を前後に動かすのだった。

どういうことかというと、下の図に示した通りで、私は黒文字で書いた①②③④が基本だと思ってほぼ一万回以上このパターンを繰り返して体に叩き込んでいたのだったが、これは間違いとは言えなくてもうまい方法ではないというか、テンポが速くなってくるとすぐに苦しくなってしまう。
Pandeiroshake
実際にYoutubeでたくさんパンデイロの演奏を見ていたのだが、高速な演奏でもこの4ツ打ちをやっているように見えていたのだったが、それが違っていたようだ。

ではどうするのかというと、図中に赤文字で書いたように②③の音をパンデイロの前後の動きで出すということなのだという。

これによって手で叩くのは④と①だけでよくなり、テンポが速くなっても楽についていけるのだということだった。


Notes16 さらに、もう一つ、ゲスト講師の露木達也(gt)さんがおっしゃっていたことなのだが、左の譜面で(これは2/4拍子の1小節分で、上記の図の①②③④はそれぞれ16分音符の一つ一つに対応する:つまり1小節には①②③④が2回はいる)3つ目7つ目で「体が下がる」ということなのだ。これは言われてみると確かにそうで、③で下がるというよりは④で上がる、そのために③で下がるということなのだろうと思う。

あ、そう言えばFBの露木さんのタイムラインでこのワークショップのことを知ったのだった。
話の中で何度も強調されたことが「(譜面上の)小節の頭はアタマじゃない」ということで、つまりフラムっていうか、上の譜面でいうと4つ目、8つ目の16分音符こそがアタマっていうか、「入りどころ」だということだった。

もうひとつ初心者クラスで「全員(12名)が指ロールできるようになってもらう」ということだったが、あいにくというか少なくとも8人くらいがすでにロールできる人たちで、どこが初心者やねん?という状況。私も実はひそかにロールもどきが可能となっている状態だったので、そこのところはかろうじてクリアということになった。本当の初心者の人たちもロールは出来ていた。

すでにロールができる人たちのなかには「ワックス」を使っている人がいて、聞いてみると蜜ろうを使っているという。東急ハンズで顆粒状の蜜ろうを買ってきて湯煎で固形化したしたひとや、コマキ楽器の売店で購入(1700円?)した人などがいて、なるほどと思った。実際にワックスを塗ったパンデイロを叩かせてもらったりしたが、確かにロールがやりやすくなっていた。


Sbsh1559

アンサンブルクラスでは、パルチード・アルト(ドドンパドンドンパドドンパ?)というパターンを最終目標としていろいろやったわけだが、いやいやパルチード・アルトなんて初耳だし、そんなリズムパターンは知らないなぁ。それに「譜面で書いてほしい」とお願いしても「譜面に書くと却ってわかりにくい」とか言われたので、私の理解の外になってしまった。

そういうわけなので、私としては初心者クラスだけでよかったかもしれないところだが、まぁ自分の知らないことがあるということを切実に知るということも大事なことなので、まぁ良しとしましょう。

ワークショップの時間に十分に間に合うように到着したので、コマキ楽器(日本パーカッションセンター)の売店をさんざん見学できたのも収穫だった。国内でパンデイロをあんなに並べている楽器店は初めてだったし、HANGやZENKO、HAPI Drumなども実物を見て、叩くことができた(素手で叩くことは禁じられていて、試奏用にマレットが置いてある)。

ほかにはスクリーミング・ボウルだったかな? 真鍮製のリンみたいなのを木の棒でこすって音を出すというので、こういう摩擦系は得意なのでやってみると「キーン」と思いのほか高い音が出てうれしかったのだが、買って帰っても何に使えるか?と考えるとやはり購入は見送ってしまったのだった。

2月20日追記:


パンデイロを持った左手を前後に動かすのか。そうか練習するぞ~、っと思っていて、シャドウ・パンデイロではいろいろやっていたのだが、今日改めてパンデイロで練習してみたのだが、これは難しい。

左手を前後させるのとジングルが鳴るタイミングがずれるので、ジングルが鳴るタイミングルを見計らって左手を動かすというのがすごく難しい。

同じようなタイミングの遅れはシェーカーもあるわけだから、練習すれば克服できるはずだとは思うが、それはつまり左手だけでパンデイロを(前後に)振るだけでグルーブを出せないといけないってことだな。

ということできょう半日ほどそれをやってみたわけだが、もう左手パンパンよ。これもまた1万回目標でやってみようと思うんだけど、いつまでかかるかなぁ。

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2016年2月11日 (木)

Bolafon妄想に悩む

Bolafonというのは以前にも書いたことがあるがアフリカ系の打楽器で、なんとも原始的に見えるがその分根源的というか聞く人の深いところへ訴えるような魅力があるように思う。

Bolafon2
で、見ているうちにこれを作れないかなぁと思うようになってきた。ホームセンターみたいなところで材木のカットサービスがあるので、あらかじめ長さを計算していけば簡単に切ってもらえる。あとは細目のロープで縛ってうまくぶら下げればよい。

問題はそのぶら下げるっていうか、縛りあげて連なったバーを固定することで、そのためには机をひっくり返したような構造のものを用意しないといけないのだが、これはなかなか面倒だ。

いっそ、このアフリカ人のように右足を伸ばすことを前提に、高音部(バーの短い方)を縛るロープを足の指に引っ掛けることにすれば、低音部側は机とかテーブルとかそういうものに引っ掛けるようにすれば、非常にポータブルな楽器が出来上がるのではないだろうか。

というわけで、思いついたらちょっと計算してみたくなった。材木には標準的な長さとして1800mmとか900mmとかがあるが、そこからどれくらいのバーが切り出せるだろうか?

ペンタトニックスケールで3オクターブを目安に計算してみたのが下の表だ。

材長1800mmで一番長いバーを300mmくらいに設定すると材木が2本必要だ。表の水色の部分が材木の1本目、 緑色の部分が2本目に対応する。

材長900mmの材木を2本あるいは3本使う場合も計算してみた。3本目に対応するバーの長さは黄色で表している。

相対
音程

バー長(相対値)

材長1800mm

材長900mm

材長900mm

バー長 累計 バー長 累計 バー長 累計 バー長 累計
0 1.000 1.000 301 301 236 236 347 347
3 0.841 1.841 253 554 198 434 292 640
5 0.749 2.590 226 780 177 610 260 900
7 0.667 3.257 201 981 157 768 232 1132
10 0.561 3.819 169 1150 132 900 195 1327
12 0.500 4.319 151 1300 118 1018 174 1501
15 0.420 4.739 127 1427 99 1117 146 1647
17 0.375 5.114 113 1540 88 1205 130 1777
19 0.334 5.447 100 1640 79 1284 116 1893
22 0.281 5.728 84 1725 66 1350 98 1990
24 0.250 5.978 75 1800 59 1409 87 2077
27 0.210 6.188 63 1863 50 1458 73 2150
29 0.187 6.376 56 1920 44 1503 65 2215
31 0.167 6.542 50 1970 39 1542 58 2273
34 0.140 6.683 42 2012 33 1575 49 2322
36 0.125 6.808 38 2050 29 1604 43 2366
合計 6.808 2050 1604 2366

というわけでここまで妄想してきたのだが、実際に作るとなるとバーを支えるフレームを何とかしなければならず、何とかしたらしたでどこに置くんだとか、練習するにもうるさいだとかいろいろ問題があるので、かなり無理っぽい。

なので、とりあえずは妄想するだけにしようと思っているわけです。

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楽器ケースの補強に悩む

何かと便利なのでこういうギターを愛用しているんです。TravellerGuitarのSpeedSterといって全長70㎝くらいなので取り回しがいいし、そもそも軽い。ちょいと肩に引っ掛けて出かけるにもちょうどいい感じ。

Speedstar

Casedamaged しかし、調子に乗ってあちこち連れまわしているうちに肩掛け(ストラップ)の付け根が痛んできた。これはまずい。早めに手を打たないとひどいことになる。

「今日の一針は明日の9針を救う」ということわざがあって、「Today's one stech saves tomorrows nine stech.」というのだ、というのを高校の英語の授業で習ったと思うのだが、何人ものアメリカ人に聞いてみたが「そんなことわざは知らない。」「うまいことを言うねぇ。」という反応だった。じゃぁあの授業は何だったんだ?

まぁそういうわけなので早めに手を打ってみようとして、常套手段の「エポキシで固める」という手を打ってみた。ところがこれがうまくいかなかった。

 

Caserepaired ふつうならエポキシは固まる直前に流動性が高くなってその時に気泡が抜けるのだが、この時にはストラップがケースにくっつかないようにビニルシートを挟んでいたので気泡が抜けず、白く残ってしまったのだ。これはカッコ悪い。

この白い部分w覆い隠すように黒いレザーで囲もうかと思ってハンズあたりで革の端切れを買ってきたりもしたのだが、どうもうまくいく気がしない。

それによく見ると写真のストラップ左側にもほつれがあって、ここも何とかしておかないとほつれてくるだろう。

Casemodified

で、これが現在の状態。白く見えていた泡は黒マジックで塗りつぶし、その上から透明ラッカーを塗って衣服なんかにつかないようにした。それと同時に見逃していたほつれ部分をエポキシで補強。こんどは泡に注意したので白く濁ることはなかった。

エポキシで補強した部分がテカっているのは当面ご愛嬌ということにして、そのうちに革をかぶせてしまおうかと思っている。そうすれば革を普通の(革用)接着剤で柔らかく接着できるだろうし。

まぁ「そんなトコ誰も見てないよ」というのがオチかも。


3月6日追記:

「ケースを新しく買うっていう発想はないんですね?」ということを言われたので追記。

いえね、メーカーのサイトとかこのギターを購入したサイトとかで購入しようとはしたんです。26ドルなんですけどね。でも、どちらも「米国・カナダ以外には送れません」ということで買えなかったんです。

とは言いつつ、「新しいのを買っても、同じように使っているときっと同じところがほころびるんだろうな」ということを考えていたので、「新しいのを買ってもなぁ」という発想も同時に得ていたということは言える。



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ジップラインで悩む

ジップラインっていうのはこういうヤツなんだけれども。


海外の旅行番組で紹介されていたのがあって、そういうのならきっと日本にもあるだろうと探してみたら割と近いところにあった。神奈川県は金太郎の足柄山、「飛天狗」と呼ばれているもの。

ウチからなら車で1時間半ほどなので、早速行ってみようかと思ったが冬場はやっていないらしい。昨年末で営業は休止し、3月から再開だという。

Tobiten10

では、予約はいつから受け付けるんだ? というメールを出してみたが返事がない。電話をしても応答がない。本当に冬眠しているみたいだ。予約していなくてもできるみたいだけど。

こういう滑空ラインが8本あって全長1060mということだが、これが多いんだか少ないんだかよくわからない。途中で嫌になったらあとは歩くんだろうか?

なので、楽しみだが月に一回くらい電話してみようか、というスタンス。

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BookOffのオークションで悩む

技術書をオークションで落札してから気が付いた。出品者はBookOffだったのだ。

そういえば値付けは定価の半額というところで、オークションとしては高い方だが必要な人にとって見れば安い買い物ということでいいところを突いた値段ではある。

Bookoff2016

常々BookOffで検索ができればいいと思っていたので、BookOffがどういうものを出品しているのか調べてみた。上の画像からわかるように、トータルでおよそ82万件の出品があるが、その内訳は下のようになっている。

Boffdetail1 82万点出品していて6300件しか評価がないのは設定価格が高めで、高収益を狙っているせいだろうと思う。コストはほとんどかかっていないはずだから、「買い手がつけばもうけもの」くらいの意識なんだろうか?

内訳をみると本と雑誌で72万点、次いで音楽が6万点、映画・ビデオが3万点、残りの8千点がおもちゃ・ゲームということで、まず音楽の内訳を見てみたが、CDが5万6千点、DVDが6千点というざっくりした分類だった。


Bofdetail2 さすがにブックオフというだけあって書籍の分類は詳細になっている。

では評価がどうなっているかというと、こんな感じ。まぁどういう場合にも文句を言う人はいるわな、という程度のネガティブな評価はある。
Boffestim1

さらに評価の推移を見てみると、ここ1週間で18件のネガティブ評価というのはちょっと多いかもしれない。というか、このオークションアカウントがいつから活動しているのかにもよるんじゃないかと思う。Bookoff2016ということで、bookoff2015というアカウントはないから、今年から活動を始めたならこの推移も納得ではある。

Boffestim2

というわけなので、特にこのアカウントだけにこだわることもないのだろうけど、面白い動きだと思ったのでご紹介。

 

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2016年2月10日 (水)

あと出しミステリーに悩む

Chahamトマス・H・クックの「緋色の記憶」というミステリなのだが、始まりからなんだかどんよりしていて緊迫感がいまいちなのだ。

それでも我慢して読んで行くのだが、事件を匂わせる気配とか、事件後の裁判の様子などからなんとなく事件を予測をできるのだが、なかなか事件自体が起こるところまでいかない。

事件が起こるのはなんと全394ページ中318ページ目である。私もよく我慢したもんだ。

話の内容としては、ミステリというよりも父親との関係がどうのこうのという方がメインのような気がする。そっちの方の話に比べれば、主題となっている事件も単なる添え物になっているような。

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2016年2月 2日 (火)

技術と経済で悩む

経済のことは本当にわからないが、私は十数年前に「マイナスの利息」ということをあるBBSで書いていたりしたのだった。その時は「まぁまぁそれはさておき」というふうに流されてしまったのだったが、まさか実現するとはね。

で、今回のお悩みは、技術(テクノロジーと書きたいのだが、めんどくさいので技術ということにする)の発達が実は経済の衰退を招いているのではないだろうか、ということだ。

企業同士が競争するには絶対に技術が必要だ。マーケティングとか広告とかも重要だろうが、そのバックに技術がない企業はきっと負ける。と思う。

しかし、そうやって技術が発展したために本来雇用されるはずだった人たちが仕事を失うことになっているのではないだろうか?

技術が発展したために発生した雇用というのも確かにある。しかし、それが儀jつの発展によって失われた雇用とプラスマイナスゼロになっているという保証はない。

世界的に経済が低調なのは、つまり購買力が低下しているからだ。なぜ購買力が低下しているかというと、それは雇用が足りていない(パワーがない)からだ。なぜ雇用が足りないかというと、それは仕事がないからだ。仕事がないのは技術によって人間がやっていたことを機会がやるようになったから、じゃないのかな?

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2016年2月 1日 (月)

「武士の娘」に悩む

昨年末にNHKの衛星放送で放映されていた「鍼子:武士の娘」を新年になってから見た。大変面白かった。きっと数年後にはNHKの朝ドラになるに違いない。

Etsue
「A Daughter of the SAMURAI」は1925年にアメリカで出版された、日本人による英語で書かれた自伝である。著者は杉本鍼子(えつこ)、旧姓を稲垣といい、父は長岡藩の家老であった。まさに正真正銘の「武士の娘」だったのだ。「The Daughter」ではなくて「A Daughter」なのは鍼子一人の話ではなくて武士の娘としての一般的な話であるという著者の意図によるものである。

父の(あ、いまはちょっと名前が出てこない)は戊辰戦争で人質となり、ほとんど処刑される寸前に明治政府による恩赦を受けて生き延びることができたのだったが、家老として戦争に反対していたこともあって、長岡藩の内部では苦しい立場にあったようだった。

鍼子の兄が渡米し(というのも時代を考えると驚くべきことだが)、アメリカで世話になった杉本氏に「妹を嫁にやる」と約束したものだから鍼子は5年をかけて渡米の準備をする。ミッション学校(現在の青山学院大学の前身)で英語を学び、船でアメリカへむかうのだ。

アメリカで杉本と結婚し二子を得るが、杉本が亡くなってしまうので、鍼子は娘二人と日本へ帰ってくる。しかし子供たちの教育の問題でやはりアメリカがいいということでアメリカへ戻りコロンビア大学で教鞭をとりつつ作家として原稿を書き、出版社に送るのだが、なかなか努力が実を結ばない。

そこで、「あなた自身のことを書きなさい」というアドバイスを得て書いたのが「A Daughter of The SAMURAI」であった。この本はアメリカでヒットとなり、ほかの7か国語に訳されて世界中で読まれたという。この本は今でもアメリカアマゾンで購入することができる。ダウンロード版はたしか2ドルとかそんな値段だったと思う(今見たら0.82ドルだった)。

Etsuf8

まぁこの話の裏には、ずっと彼女を支え続けたフォローレンス・ウィルソンという女性の存在があった、とか、鍼子が自らすすんでキリスト教の洗礼を受けたとかいう話もあるのだが、それよりも、話の端々に語られる武士の生活や武士の祖先から語り継がれた逸話などが実に興味深い。

さらにはそんな武家に生まれた日本女性がアメリカにわたって受けたカルチャーショックや、異国の文化であるということを頭ではわかっていても、なかなか受け入れることができない葛藤などが語られて興味深いのだった。

Etsuj

というわけで、アメリカから再度帰国した鍼子に「武士の娘」を日本語に訳して出版するという話が持ちこまれ、鍼子は毎週その翻訳作業を監修することになる。

そうやってできた本を、1週間かかって読んだわけだが、ドンパチものとかスパイものばっかり読んでいた私にはやや退屈な話ではあった。

でも、ここに書かれている武士道みたいなものは、当時ほど強烈なものではなくても今の日本人にもうっすらと残っているように思う。そういう意識を再認識するということでも意味のある本だと思った。


Etsuamazon

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