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2016年3月12日 (土)

不思議なキーボードに悩む

このキーボードが問題なのだ。

Renington

すぐ横に置かれた時計でわかるように、これはすごくちっちゃいキーボードで、実はこれ、鉛筆削りなのである。

Pensharpner裏返すとほら、鉛筆を削る刃が見える。

しかしこのキーボード、まず「Renington」と書いてある。「Remington」なら聞いたことがあるし、実際に調べてみるとタイプライタの有名なメーカー名だから、これをもじったのかな?

それにしてもこのキーボード配列はどうだ?

現在のPCなどで使われているQWERTY配列は、使用頻度の高いキーを力の弱い指(小指や薬指)で叩くように作られている。タイプライタが壊れにくいように、という配慮というか。

一方で、使用頻度の高いキーを真ん中に配置するようなキーボード配列もあって、例えばDvorak配列という、母音と子音を左右に振り分けた配列があるのだが、このReningtonはそれとも違っている。

Key_layout_dvorak

だいたい、このReningtonにはアルファベット・キーが19しかないし、数字キーも0と1がない。これは初めから0はOと、1はIと共用することが前提となっているらしい。

そういうところから始めて、いろいろと調べてみたら、最終的にこういう記述にたどり着いた。裏付けが全然取れないので、ひょっとしたら全くの作り話かもしれないのだが。

The "Renington" layout, created in 1896 by Marc-Yves Renington, was an influential, if little-known, alternative to the QWERTY layout made popular by Sholes and Glidden some twenty years earlier.  Following a bitter divorce with his frst wife, Renington created the layout as a gift for his new wife, Rita; using the layout it would simply not be possible to create divorce papers for the couple.

The layout itself required the use of "Renington Standard English", where untypable words were replaced with synonyms; unfortnately, the lack of typable synonyms for "owing", "due" or "paid" made it unpopular with accounting secretaries, and the simple fact it was impossible to type "Renington" made it impossible for companies, once they had committed to Renington's machine, to order more of the machines, and the Renington Typewriter Manufacturing Company went broke in early 1897.

Renington killed his wife and hanged himself using a copy ribbon (ironically enough, an Underwood ribbon ripped from a Crandall machine).  Their two children, Fsalk and Ncpoi, survived.

「1986年にMarc-Yev Reningtonによって作成されたRenigton配列は、ほとんど知られていないが20年ほど先んじてSholesとGliddenによって有名になったQWERTY配列以外の選択肢であった。

最初の妻との離婚の後、Reningtonはこの配列を新しい妻リタへのプレゼントとして離婚書類が作れないように作成したのだ。

このレイアウトはRenington 標準英語を使うことが前提となっている。この前提においてはタイプできない単語は別の単語で置き換えるようになっている。残念ながら「OWING」、「due」、「paid」が打てないので会計秘書には人気がなかったし、そもそも「Renington」と打てないことから会社でも使えなかったのだ。そんなこともあって、Reningtonタイプライタ製造会社は1897年に破産した。

Reningtonは妻を殺して自分はタイプライタのリボンで首を吊った。皮肉なことにそのリボンはクランドール社のタイプライタから引き抜いたアンダーウッド社のリボンだった。

二人の子供FSALKとNCPOIは生き延びた。」

これはきっと作り話だな。

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コメント

アメリカの特許を丹念に調べて現した「キーボード配列 QWERTYの謎」ってな本がありまして、そこにQWERTY配列成立の経過が有りました。不合理なユーザーインターフェースでも定着してしまう例ですね。
日本でも日本語入力では圧倒的に優位であるってな事を言われた「親指シフト」も廃れちゃいましたしね。

投稿: ををつか | 2016年3月12日 (土) 09時39分

そのQWERTYの本にReningtonの話は載ってませんでしたか?

投稿: PicksClicks | 2016年3月13日 (日) 09時07分

随分前に読んだ本ですが、そのようなエピソードは見た憶えがありません。
その本で面白かったのは、タイプライターを作る会社が2社になったら直ぐに早打ちコンテストが始まったって事ですね。

投稿: ををつか | 2016年3月14日 (月) 07時11分

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