微温的音楽に悩む
いっときも音楽がないとダメ、というわけでもないが、SONYのBlueToothヘッドフォンを手に入れてからは電車に乗っているときなんかに音楽を聴くことが多くなった。
いろいろな音楽を聞いているが、結局のところBob Jamesに落ち着いてしまう。どちらかというとおとなし目のフュージョンというか、まぁ耳にやさしい音楽なのだが、一方で「こんな生ぬるいものばかり聞いていていいのか?」という気がしなくもない。現実逃避している感じがしなくもないのだ。
気を取り直してChick CoreaとかGary BurtonとかWes MontgomeryとかJohn McLaughlinとかJohn Scofieldなどを聞いてみるのだが、やはりなじまないというか、長時間聞いていると疲れてしまう。
Lee RitenourとBob Jamesが一緒に演奏しているFourplayというグループがあるのだが、Ritenourのギターが入るだけでなんだか金気臭くなる。
数年前までは、家に一人でいるときなどにChick Coreaの「A.R.C.」なんて言うアルバムをやや大きめの音で聞いたりしていたのだが、今はそういう気にならない。歳を取ったのかね?
Bob Jamesの音楽というのがどういうものかというと、例えばこんな感じだ。
なぜ、Bob Jamesがそれほど聞きやすいのかというと、ほかのジャズ奏者とは違って「おもてなし」の心得があるのではないだろうか。言い換えれば「商業主義的」ということになってしまいかねないのだが、そこが違うんだなぁ。
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