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2016年7月10日 (日)

古館伊知郎のすべらない話に悩む

古館伊知郎は嫌いだ。要するにうるさいからなのだが、ただ単にうるさいだけでなく噴出する過剰な自己顕示欲に耐えられないからだ。F1の全盛期にも彼の実況は聞かないようにしていた。

古館の実況ではひとつ今でも記憶しているのがあって、それは元横綱で不祥事で相撲界を追放された「北尾」がプロレスデビューをした試合で、古館はそこで「今、この瞬間を、この瞬間を、見逃さないわけにはいかない~っ!(見逃すのかいっ)」と叫んだのだった。

これは私だけの聞き間違いなのか、ニュースにもならなかったし誰もその話をしなかった。Youtubeで動画を探したが、みつけられなかった。「新日本プロレスの歴史」を丹念に見るとあるのかもしれない。

そんな古館が「松本人志のすべらない話」に出演するというので、まぁ怖いもの見たさで見てやろうかと。

その「すべらない話」だが、このところ面白さが半減している。昔ほど大笑いできるネタはなくなっているように思う。有名芸能人を呼んで大げさな開会式をやらなくなったのもそれに関係しているのかもしれない。

レギュラーメンバーの面白さレベルが下がっている分、新参の古館が有利になり、サイコロで古館の目が何度も出たこともあって古館がMVS(Most Valuable SUBERANAI-HANASHI)に選ばれた。

MVSに選ばれたのが古館のどの話だったのかは忘れたが、古館の話で「20歳ごろにフラれた女性に年を経てから逢ったら、容貌が衰えていて『勝った』と思った」というのがあって「俺って、いやなやつでしょ?」と自分でまるで謙遜のように評価するのだが、いやいや、自分で思っているよりも、もっともっといやな奴なんだろうと思うぞ。

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