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2016年8月21日 (日)

アルバムジャケットで悩む

Wes Montgomeryについては他にも書きたいことがあったのだが、気分が乗らないので別の話を。

Wesが亡くなったのはたしか1965年だったと思うのだが、その頃私はまだWesのことを知らなくて、Wesに関して私が最初に聞いた話ではすでに過去形で語られていたのだった。

そんなWesの遺作となったのがクリード・テイラーのプロデュースでA&Mレーベルから発売された3作で、

■A Day In The Life
■Down Here On The Ground
■Road Song

これら3作は分類するなら当時の言い方である「イージー・リスニング・ジャズ」ということになるのだろう。Road Song以外はとてもよい出来だった。Road Songはジャケットはいいんだけれども選曲も含めてちょっと残念。A Day In The Lifeは私が最初に買ったWesのアルバムだった。

でも私の気に入りは2作目のDown Here On The Groundで、個々の曲としての完成度としては「A Day…」に譲るものの、このアルバムは特に際立ったテイクはないにもかかわらず、アルバム全体としての完成度がとても高いように思う。

特に私はこのアルバムのジャケットがとても気に入っている。ちょっと大きな画像を入手したので貼り付けてみよう(クリックで拡大されます)。

Downhereontheground
家の画像が水面に反射しているように見えるが、よく見ると水面に見える面が平面ではなく曲面であることがわかる。これは水面ではなくて、おそらくは車のボンネットかルーフなのだろう。

反射している空の色もコバルトブルーだ。きっとカルフォルニアあたりなのかな? いやー、つくづくいい写真だと思うなぁ。

で、そのタイトル曲がこちら。フォーマットとしてはしっかりジャズだ。

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