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2016年11月13日 (日)

権力者の動向に悩む

「私を死罪にしてください!」というのは韓ドラ時代劇で何度か耳にしたセリフだ。お世継ぎを懐妊していた女性が流産した時などに宮廷の主治医がこういう形で時の権力者に報告したりする。

現代でも同じような言葉が使われているらしい。韓国の「影の女帝:崔順実:チェ・スンシル」がドイツから帰国してマスコミに囲まれ、「国民の皆様、死をもって償うほどの罪を犯しました。許してください」と涙ながらに語ったという。

しかしその後この女帝は容疑を否認したりしているとかいう話だった。きっとこのフレーズは慣用句というか常套句というか、まぁ挨拶みたいなものなのだろう。

日本語でも「申し訳ない」という言葉を「ごめんなさい」という意味で使ったりするが、これは本来「(恥ずかしくて)弁解できません」という意味のはずで、「申し訳ありません、子供が熱を出しまして遅れました。」というのは自己矛盾なのだが、これみたいなものなのだろう、か?

まぁ何でも大げさに表現するお国柄なので、言っていることは9割引きくらいに聞くのがいいのだろう。さきの女帝の言葉は「あ、ごめん、今はちょっと勘弁して」くらいの意味なのだろう。

この女帝騒動は、要するに朴大統領がこの女帝の言いなりになっていて、それだけでも(情報を漏らしたということで)法律違反なのだが、その女帝が清廉潔白とは程遠い人物で、実質的に獲得した権力を私利私欲のために使いまくっていたということで大騒ぎになっているらしい。

さらに昨年問題になった産経新聞ソウル支社が報じた「朴大統領7時間の空白」で大統領が密会していた相手の男というのが女帝の当時の夫だったということで韓国メディアは今になって「日本の記者は正しかった」とか言い出している。

CNNだったか、「今、韓国では韓ドラのようなことが起こっている」と報じていたが、まったくその通りだ。

とか言っているのだが、日本も隣の国のことを笑えなくて、国会では強行採決がほぼ当たり前のことになっていて、一国の代表がしゃあしゃあと「強行採決なんてやってません」と言い放ったりする。自民・公明が選挙で大勝したときからこうなることは分かっていたのだが。

Kyoukousaiketu0

とか思っていたりすると、今度はトランプショックだよ。暴言放言はある意味選挙戦術なのかなと思っていたのだが、政治的行動よりもあの欺瞞的な髪形とケバい嫁がなんとも我慢できない。日本には来てほしくないと切に思う。

加えて、家族を重要職に任命するとか言ってるし、これも韓ドラ方向へのにじり寄りだろうか?

民主主義って、もうだめなのだろうか? なんやかんやで、この2016年という年は後世からはなんらかのターニングポイントとして記憶されるようになるんじゃないだろうか。

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