ヲタク商法に悩む
Yahooショッピングにこんな広告があったわけですよ。
わけありとは言えども小型のラジコン赤と黒が320円!? ここっこここれはちょっと欲しくなるぞ。
車体の方には充電式の電池を搭載していて、送信機に搭載した乾電池から充電する。
充電には5分ほどかかり、5~10分ほど遊ぶことができるらしい。
しかし、これだけではないのだなぁ。この後に重大な但し書きが付くのだ。

しかし、中国製のこういう不良品というのはハンダ付け不良とか、歯車のバリが残っているとか簡単に治る不良が多いんじゃないだろうか?
と思わせて、玩具治しに目覚めたヲタクに不良品を押し付けようというヲタク商法なのではないだろうか? 誰がそんな手に乗るかっ!?
はい、私が乗りました。

てっきり赤と黒が来るものだと思っていたら、黒しか来なかった。購入時に赤と黒を選択することができなかったから(あったのだが、見落としていたらしい)、両方とも来るものだと思っていたのに残念。
で、早速コントローラーと呼ばれる送信機に単三電池四本を入れて車体へ充電して走らせてみる。どんな不良かな?
…走るじゃないか。曲がるじゃないか。LEDも点くじゃないか。バックするときにはテールライトが赤く点くじゃないか。これは日本の法律だと整備不良だけどな。加速スイッチも効くじゃないか。
なんだ、全然不良品じゃないじゃないか。つまらんなぁ。
3月25日追記:
マイルド化させる前に動画を撮ってみた。これで猫をからかうと面白いんだよね。
運転がへたくそなのは、もともとってこともあるが、操縦と撮影を一人でやるためにコントローラーにカメラを括り付け、しかも暗所での撮影に備えてライトまでくくり付けているので、まぁ思ったようにはいかないわけですよ。

車体上部のカバーを外すとこんなふうになっている。基盤も配線もしっかりしていてRASTARとは比べ物にならない。ステアリングも専用のソレノイドを使っていてRASTARのようなやっつけ感がない。
紙テープを貼ってある下に電池が二個ある。おそらくニッカドかニッケル水素だろう。モーターは車体の下にギアと一緒に格納されている。電球によるマイルド化はこの写真でいうと赤い線のハンダ付けを外してそこに突っ込めばいいのだが、実装密度が高いのでちょっと日和っている。
こんなにちゃんとしたつくりなんだから、普通に売ればいいのになぁ。
4月16日追記:
このコントローラーには電源スイッチがない。何か操作するときだけ電波を出すのだろうから、そのとき以外は電池を消費しないという考え方なんだろうと思って1か月ほど放っておいた。
で、昨日ちょっと遊んでみようと思ってやってみたら1mほど走ったところで止まってしまう。電波の届き具合が悪いのか?と思って(実際、購入直後にもアンテナを伸ばさないと電波が届かないことがあった)、アンテナを伸ばしてもやはりすぐに止まってしまう。
ちなみにこの時には車のほうに再充電していなくて、つまり車には買ってから1回しか充電していないわけなので、これはさすがに充電が必要なのか? と充電を試みるが充電中を表示するコントローラLEDが点灯しない。
え?まさか?とコントローラーの電池を外して電圧を測ってみると、1.30V、0,89V、0.09V、0.08Vという値だ。こりゃもうほぼ使い切ってるね、っていうかよくこれで走ったな、という値だ。電圧にばらつきがあるのは4本のうちの2本を酷使する使い方になっているのだろう。
というわけなので、この玩具(Shen Qi Weiというのがメーカー名だろうか?:製品名は「Classic Racing」)で遊ばないときには電池を外しておきましょう。
メーカー名がわかると、こういう動画も発見できたりする。
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