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2017年5月の10件の投稿

2017年5月29日 (月)

Panasonicの事業展開に悩む

Panasonicがまだ松下電器と名乗っていたころ、1980年代だったと思うが当時の山下社長が「このままでは松下の未来はない」とか言い出して、何のことだろうか? とみんなが思った。

当時の松下電器と言えば言ってみれば飛ぶ鳥を落とすほどの勢いで、誰も将来の心配などしていなかったはずなのだが、この山下社長だけは未来を見据えて「現在の製品群がなくなったら松下は売るものが無くなってしまう」ということでこういうことを言い出したのだったと思う。

で、その後松下電器はハリウッドの映画会社を買収したり(これは結局失敗した)いろいろと未来への手をうったりしたのだったが、テレビ受像機が日本のお家芸でなくなった現在でも、この松下魂というのか、「未来を見据える」ということは継続しているようだ。

というのは、こういうニュースを見たからで、「PanasonicがSXSWに8つの新規事業アイデアを展示」ということなのだが、詳しいことはこちらにも展開されている

例えばTVを放送受信装置という枠から外して考えるAMPという考え方は、ほど目新しいとも思えないけれども、まじめに考える方向性としては間違っていないと思う。

Amppanasonic
まぁ、個々のアイディアがどうこうっていうんじゃなくて、山下社長のDNAみたいなものが脈々と流れているのだなぁ、と思った次第。

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2017年5月28日 (日)

カラーコードで悩む

パソコン用の安価なコンデンサマイクをPCのないところで使いたいってことがあって、マイクアンプを作ってみたりした

これは一応使い物にはなる、というものだったが、大きな音を扱おうとすると無理があることが分かった。増幅率が大きすぎるのだ。

大きな音って何のことかというと、パンデイロである、パンデイロに付けるためのマイクというのもきっと販売されているのだろうが、特殊な金具で装着したりするしからきっと高くつくぞ。

だから、PC用マイク(ピンマイク:クリップ付き)をこんなふうにとりつける。
Mic_on_pandeiro
で、アンプのほうの増幅率を下げないといけないのだが、これは簡単な非反転型の増幅回路だからフィードバック抵抗を小さくすればよい。しかし、この抵抗値がいくつだったかなぁ?と。作るときにメモみたいなものは書いたのだが、どこへ行ったやら。

4558dc312a この写真の赤丸の抵抗なのだが、このカラーコードがよくわからない。39kΩだったと思うのだが、なんだかこのカラーコードの色が不鮮明でよくわからないのだ。作るときも色が不鮮明だった覚えがある。

ハンダ付けを外して抵抗値を測ればいいのだが、こういう小細工をするための小回りの利くハンダごてが見当たらなくて。

学生時代から使っているイギリス製12Wの弱電用ハンダごてが、交換可能な先端が鉄メッキした銅製というとても使いやすいものだったのだが。どこいった?

ANTEXだったかなぁ? いまさら新しいのを買うのもなぁ、というのが弱いところだ。買っちゃえばいいのか?きっと高いぞ。

まぁ、抵抗を外さなくても適当な値の抵抗を並列にハンダ付けすればいいのだが、無駄に高密度実装になっているので、これもやはりハンダごてがネックになるのだ。

カラーコードというのは電子部品の規格値を色で表わすもの。39KΩならオレンジ・白・オレンジとなるはず。

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2017年5月21日 (日)

スマホのプライバシーに悩む

電池の消耗を考えて、いつもはGPSをオフにしているのだが、何かの拍子にオンにしてしまって、そのままになっていることがある。

そうすると、Googleが私の追跡を始める。特に教えてもいないのに「車で移動した」とか「電車で移動した」とか特定しているようで、それがGoogleMapのタイムラインに記録されているのだ。

Gps_google
これは先週、鎌倉のプチ・ロックフェステバルへ行ったときのタイムラインで、その場所場所で撮影した写真なんかもちりばめられている。

そういえば写真もGooglePhotoに全部uploadしているから、「鎌倉のアルバム作っといたよ」とか言うメッセージが来たりする。

ほかにもGoogleの「ローカル・ガイド」というのに登録しているので、「この店に入っただろ?次の質問に答えよ」みたいなことになって「その店はバリアフリーになっているか?」、「トイレは男女別か?」、「おいしいカクテルはあるか?」とか延々と質問に答えさせられる。

こういう写真とか質問の回答とかはきっとどこかで公開されているはずなのだが、それがどこで見られるのか、まだ発見できないでいる。

ひょっとしてGoogleのSNSであるGooglePlusで公開されているのかな?と久々にloginしてみると、写真は自分で見ることはできるようになっているようだった。じゃぁあの質問の答えはどこへ行ったんだろうか?

で、このタイムラインを見るとプチ・ロック・フェステバルには12:30~13:05までいたらしい。そうすると、フェスのパンフレットと見比べると、私が写真に撮ったアーチストの名前もわかったりする。

ちゅうことは、Blogにこんなふうにだらだら書くよりは、GPSをオンにしてこのタイムラインを貼り付けておけばいいってことか?

いやいや、こうやってプライバシーがGoogleに筒抜けってことを今は笑い話にしているわけだが、そのうちに笑ってられなくなるんじゃないかと思ったりして。

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ありえない話で悩む

しばらくジェフェリー・ディーバー漬けになっていたのだが、さすがに飽きる。思いがけないどんでん返しを期待しつつ、ということはつまり引っかからないように警戒して読むのもなんだか間違っているような気がしなくもない。

で、ジェフェリー・ディーバーの次はだれの小説を読もうかな? と物色していて見つけたのが「数学的にありえない」という意表を突いたタイトルの小説だ。これがわりと面白かったので、そのシリーズらしい「心理学的にありえない」というのも読んでみた。

Impossible

「数学的…」のほうは簡単に言うと確率論の話だ。「心理学…」のほうは、なんていうかな?超心理学? 心理学的な分析を究極まで突き詰めると、そういうことにもなるのかな? という感じで、両者の話の持って行き方がなんだかにてなくもない。

そのせいか、「心理学…」の続編はその後出版されていない。「物理学的に…」とか「社会学的に…」とか「国語学的に…」とか「地政学的に…」とかいくらでもできるような気がするのだが、結局同じような展開にならざるを得なくなるのかもしれない。

しかし考えてみると、サスペンス系の小説というのはたいてい「ありえない話」を実現させるものだから、ジェフェリー・ディーバーの作品だったら「犯罪学的にありえない」と言えなくもないし、最近読んだラリー・ボンドの中国軍が暴れまわる話なんかは「地政学的ありえる」話だし。

何だかうまくまとまらないままに書くんだが、読み手として予測を裏切ってほしくもあり、しかしその裏入り方に納得がいかないと不満だ、という小難しい読者になってしまったような気がするが、これはきっとジェフェリー・ディーバーを固めて読んだのが原因だったような気がする。

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2017年5月14日 (日)

とがった氷に悩む

そろそろ氷を大量に消費する季節になってきた。

ある日、冷蔵庫の製氷室を見ると、こんな氷があった。

Image5


どうしてこうなった? 凍っていくときに気流の関係とか何とかで水の部分が一部に固まって、凍るときに自分自身を押し上げたんだろうか?

角度を変えてもう一枚撮ってみた。

Image7


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アンプラグドなロックフェスで悩む

鎌倉の海岸公園でロックフェステバルをやるという話を聞いた。よく聞いてみると「プチ・ロックフェス」だという。さらに良く聞くと「アンプラグド」だという。しかも、開催の当日になってもホームページで開始時刻が公開されない。本当にやる気があるのか?

これはちょっと確かめてみないといけないと思って行ってみた。

行ってみると、そこでもらったパンフレットにはタイムテーブルが書いてあった。公園内に6カ所のステージが設定してあり、総計35組のグループがそれぞれのステージで15分のインターバルを置いて1時間半ずつ演奏するらしい。

Girl_solo_2これが典型的な演奏風景で、一人で演奏する人が多かったし、二人とか三人のグループもいたが、聞いているとだいたい元気の良すぎるフォークグループという感じ。歌詞の内容がロックしているのかも知れないが、そこまでしっかり聞いていたわけではないので。

アンプラグドということなんだが、「つまり電源引けないってことじゃないの?」というふうな話を事前にしていたのだが、どうもそれが当たっているようで、公園内の6カ所に電源を確保するのはなかなかむつかしいのだろう。

アンプラグドということでまず気になったのが電気系楽器が使えないということだったのだが、実際に行ってみるとむしろ「地声で歌う」ということがメインテーマだということがわかった。

たしかに皆さん歌がうまいわ。いい声してるわ。いい声でない人もいるけれども、それはそれなりに存在感がある。

アンプラグドを「電気楽器が使えない」と捉えるのは間違いで、むしろ「地声を大事にする」ということなのだということを学んだ。

こちらはむしろインストルメンタルなバンドで、ベースが参加しているのはこのバンドしか見なかった。このバンドは人集めに和太鼓を叩いていて、これはちょっと反則だと思った。普通の演奏ではカホンを叩いているのだから、和太鼓は客寄せだけに使ったのだろう。他のバンドはみんな小さな音量で演奏しているので、和太鼓は全公園に響き渡るのだ。

太鼓といえば出展者のひとりがジャンべを叩き続けていて、これがうるさかった。主催者が止めないといけないと思うのだが、出展者には言いにくいのだろうか? とにかくこのジャンべ野郎によってフェスの被った被害は大きいと思う。

Quintet
Minidruset
そういえばこんなミニドラムセットを準備しているバンドもあった。実際に演奏しているところは見なかったのだが。

実はパンデイロを持って行って、あわよくば参加して…とかも思ったのだが、何しろ知らないひとばっかりだから、これはさすがに遠慮した。こっそりシェーカーを持って行ったが、これも使うチャンスはなかった。

で、この「プチ・ロック・フェステバル」というのはちょうど小さな村祭りみたいなもので、協賛企業(地元のお店)が店を出している。

食事できる店も多いが、いわゆるテキヤさんたちとはだいぶ違うなと思ったのは地元のレストランとかカフェが出展しているからなのだった。これは意外によかった。お店にとっても宣伝になるだろうし、きっとそれがこの「フェス」の存在価値なんだろう。

実際、演奏を熱心に聞いているひとはそれほど多くなかったし、たしかに皆さんは「お祭り気分」だった。

ギター工房が鎌倉にあるとは知らなかったが、こんなふうに出展していた。ハカランダの端材を売っていたりした。
Guitarshop
食事はこんな感じ。焼きそばとかたこ焼きなんてのはなくて、トルティーヤとかトルコビールとか、お祭りにしちゃ気取ってると言えば気取ってるな。
Foods





Tshirt

とうわけで、調子に乗ってこんなTシャツを買ってきてしまったのでした。

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スマホのカメラで悩む

デジカメも一応持っているんだけれども、ほとんど使っていない。スマホが常に手元にあるから何でもかんでもスマホで撮ってしまう。だから、スマホのカメラについては相当使い込んではいたわけだが、パノラマ撮影だけは使っていなかった。たまたま本気になって使ってみたら案外に面白かった。(画面をクリックすると極端に大きくなるので注意)

Dsc_0616

でも、それ以上の機能はなくて、それもつまらんなぁ、と。 なにが欲しいかというと、例えば間欠撮影とかシャッター開けっ放しとかデジタルズームした時に解像度を自動調整できたらいいなとか思ったりしている。あ、そういえばデジタルズームしたときにピントがうまく合わないのも何とかしたいところだ。

そこでアプリの登場だ。スマホにアプリを搭載すればまったく新しいカメラに変身する。これは面白い。ほんとうに欲しい機能があるのならスマホのハードウェアを利用して自分でアプリを作ってもいいわけだ。そんなふうにしてつくられたアプリが公開されているのだから、適切にアプリを選ぶことができれば、(レンズ交換などは別として)新しいデジカメを買うのと同じヨロコビを楽しむことができる。

しかし、このアプリを選ぶというのがなかなか難しい。結局インストールしちゃ試してダメならアンインストールしてまた別のを試すという繰り返しになる。

今、古いスマホも総動員して(古いスマホで動作するアプリも少ないんだけど)試しているところだが、それぞれにそれほど力を入れられるわけでもなく、なんだかだらだらと使い続ける感じになっている。

今、メインのカメラアプリとして一番期待できるのがこのアプリだ。
Screenshot_20170514111618Screenshot_20170514111642
機能とか使い勝手もわりといいのだが、「Open」と謳っているところがミソで、無料であってしかも広告が付かない。利益目的じゃないSoftForgeのプロジェクトで作成されたらしいので、これは信用できるアプリだと思う。

カメラアプリに依っては、撮った画像データをメールで送出するためにアカウント設定を要求するものがあるので、アプリとして信用できるかどうかというのは重要だ。


名として使わなくても、必要な時に使える機能があるものはインストールしておきたい。

これがそのうちのひとつで、メインとして使うのはどうかと思うけれども間欠撮影ができるのだ。これもたしかGPLだからSoftForgeじゃないかな。

2017051311161420170513111925

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2017年5月 7日 (日)

TVスティックに悩む

グダグダと書き始めたが、なかなか本題に入れそうにないので本題のほうを頭に持ってきた。
Blacksea2014年の映画「Black Sea」を見ました、というだけの話なのだが、Google PlayでChromeCastを使ってオンラインで見たというのが新しいわけで。

Google Playは定額の会費というのがなくて、その代わりに「無料で見放題」というのもない。見たいものがあれば有料でご鑑賞ください、というもの。

「購入」すると、おそらくは永遠に視聴可能で2000円くらい。レンタルだと300円(SD)とか400円(HD)とか。レンタルだと視聴開始から3日間有効だ。

ChromeCastはネット上のストリームを直接TVへ流し込むので、一時停止とか巻き戻しとかできないんじゃないかと思ったが、Androidデバイスのほうでコントロールできることが分かった。

面白いと思ったのは、「お気に入り」がネットワーク上で共有されることがなく、デバイス上に保存されるらしいこと。

さらには1~2分の予告編なら無料で見ることができる。これはTSUTAYA(店舗)ではできないことなので、まるっきり当てが外れることは少ないと思われる。

ネットの接続速度についてはちょっと心配していたのだが、測定方法に問題があったのか、この映画ではコマ落ちやカクカクした動きなどはなかった。潜水艦の映画なので全体的に暗めだし派手な動きもないから通信量としては少ないかもしれないのだが。

Black_sea_20170506161843_3TVで映画を見ている間、Androidデバイスの方にはこんな画像が表示されている。下の方のボタンで一時停止ができるのはいいとして、巻き戻したり早送りしたりするのは赤いスライドバーで行うので、あまり精度のよい操作はできない。

映画は暗い画像だが面白かった。今回は飛行機モノか潜水艦モノを見ようと思っていて、それなりの検索をしたあと予告編を参照してこの映画に決めたのだが、この過程も満足できるものだった。

ジュード・ロウは「スターリングラード」以来、あまり重要な役に付いているのを見ていなかったのだが好演だった。他の役者は全然知らない人ばかりだったのだが、それぞれ役に徹して熱演。老朽潜水艦もよく頑張った。

ということで以下は書き捨て御免の失敗した導入部。

あ、しまった。タイトルをもうちょっと考えればよかったな。

 --------------◇---------------

TVのネット接続にはGoogleのChromeCastを使っている。最初のころは私が混乱していたり、Google側でも準備が不十分だったりしていたのだが、思い立って再挑戦してみるとなかなか使い心地がよい。Youtubeで音楽系のコンテンツを見るならこれで延々楽しめる。TVの音声信号をオーディオセットに接続しているのでこれは快適だ。Weather Reportのフルコンサートなんていうのもあるし。

しかし私の周りではAmazonのFire TV Stickのほうが評判がよい。その理由はアマゾンのプレミアム会員になると年間4千円弱で映画コンテンツに無料(追加料金なしのことを「無料」というらしい)でアクセスできるので、実質月額300円強で済むのがHuLuとかTSUTAYA-TVとかに比べて格安だということなのだ。アマゾンの罠にかかってプレミアム会員をポチしてしまった人にはきっとこっちのほうがいいのだろう。

他のコンテンツ・プロバイダもいろいろと調べてみたのだが、結局のところ「無料」とか「見放題」とは言っても、結局は月定額をいくらか払わなければならず、「見放題」になるコンテンツは限られていて、まぁ言ってみれば「そりゃ無料だわなぁ」というようなコンテンツであって、「借りたい、見たい」と思うようなコンテンツはまた別途追加料金がかかる、というのが普通らしい。

その無料コンテンツがコンテンツ・プロバイダによってどんな風に違うのかを知りたいところだが、そこんところはやはり契約しないとわからないわけで、どこかで一覧表にしてもらえないかなぁ。

で、AmazonのFire TV StickとGoogleのChromecast、さらに実質撤退してしまった携帯電話キャリア(DoCoMo、au、Softbank)のTVスティックを通信階層を考えて比較して見ようかとも思ったが、うまくまとまらないし理屈から言えばどうもAmazonに分がありそうだからやめる。

私としては「技術的にはGoogleに正当性がある」、「ビジネス的にはAmazonの勝ち」と思っていて、その理由はGooglenoChromeCastでは直接Amazonのコンテンツにアクセスできないのに対して、Fire TV Stickには「アプリをインストールすればYoutubeも見れます」ということだから、きっと「Googleのアプリを入れればGoogleのコンテンツにもアクセスできます」ということだろうと思うからだ。

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2017年5月 6日 (土)

パスポート更新に悩む

気が付いた時にはパスポートの有効期限が切れていた。期限が切れる一年前から更新できるのは知っていたのだが、有効期限については全く意識していなかったのが敗因。

で、しばらくは海外に行く予定もないんだけれども、まぁ更新っていうか新規になるんだけれどもパスポートを取っておこうか、と。

で、新規なもので戸籍抄本を取り寄せたりするのが面倒なのだが、写真を用意しないといけない。パスポート用写真を撮るなんていうとまた意外に高い値段を吹っ掛けられるのでぎりぎり期限内に撮影していたデジタル写真で間に合わせることにする。

Passportregulation000149981 しかし、パスポート用写真というのはいろいろとうるさくて、35mm×45mmというのはいいとしても顔の長さが34mmとか写真上辺と頭との間隔が4mmとかいう決まりがある。なのでこのをクリアするように写真データのドット数を計算してサイズピッタリの写真データを作って最寄りのキタムラへ持っていく。事前に電話して、サイズがうまく合わなくてもお店で処理できるというので元の写真データも持っていく。

しかし、これが簡単にはいかないのだった。

まず写真データを入れたUSBメモリをお店の機械(PC)が読み込めない。なぜかというと、私が持って行ったUSBが音楽データを満載したものでフォルダ構成も複雑になっている。写真データはフォルダに入れていないのだが、PCがっていうかキタムラの専用ソフトが写真でーたに行き着く前に「ダメです。読めません。」となってしまうのだ。

これをどうやって解決したのかというと、「じゃぁ、あっちのPCでやってみましょう」ということで解決してしまうのだった。なんだそりゃ?

で、写真データにアクセスできたのだが、私がドット計算までして作ったサイズピッタリのデータは使えないという。写真を焼き付けるには上下左右に余裕が必要でどうのこうの。つまり元のデータからパスポートサイズに切り出してもらうことになる。このとき店員さんが不思議なことを言っていて「サイズを変更するために解像度が落ちる。つまり画像が荒くなる。」と。なんだそれは?どういうアルゴリズムだ? っていうかそのソフトおかしいんじゃないのか?いいからやってよ、とせかしてみる。

しかしここでまた問題。もとの写真データでも上の余裕が足りないとかいう。そんなもん何とでもできると思うんだが、専用ソフトなのでそういう応用問題は苦手らしい。挙句に「顔に影があるから、これでは受け付けてもらえないと思う。」とか言い出すし。たしかに規定では顔に影があってはいけないということになっているが、私の写真には人相がわからなくなるような影はないのでそんなの問題にならないと思う。ということで「いいから焼いて」と強要して焼いてもらう。1枚焼いてもらったがお値段は400円弱だった。これだったらきっちりドット計算してL版(35円)で焼いてもらうようにすればよかった。

ちなみに調べてみるとキタムラの料金表から写真サイズはこんなふうになっている。これでちゃんと計算すれば31円で済んだのだな。

Kitamura_size
で、写真を入手したその足で横浜の産業貿易センターへ行って、手際のよいガイドを受けつつ整理券を取って50人ほどの順番待ちを30分くらいでこなして申請書と写真と免許証を提出するが、古いパスポートを持って行ったので免許証はいらないということだった。

しかし、写真が問題になった。サイズも影も問題にはならなかったのだが、「顎のあたりがぼやけている。これは入国(帰国)の時に問題になるかもしれない。撮りなおすことを勧める。」とおっしゃるのだが、あごのラインなんて太ったり痩せたりすれば変わるものだし、問題になるんだろうか? ということで「そこをなんとか」「じゃぁ自己責任で」ということになった。

まぁそれであと一週間ほどすれば取りに行けるのだが、古いパスポートを返してもらってもどうするかなぁ? いやまてよ、IC化されているのだが、そのICとやらを見てやろう。

Passport_chip 無効になったパスポートには「VIOD」の文字がエンボスされいてるが、そのほかにもICの埋め込まれたページに小さな穴が開けられている。きっとここにチップが埋め込まれているのだろう。

このページを水に浸して、ふやかしてやろうとおもったが、プラスチックシートに紙を貼った構造になっていてなかなか分解できない。

チップを壊すための穴のあたりをホジホジしてみると、こんなものが現れた。

Passport_chips

Passport_chiprulerサイズ的にはこんな感じだ。

これはある意味国家機密なんだろうけど、この写真からICチップの偽造はできないはずなので、公開しても問題ないだろう。

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2017年5月 5日 (金)

同窓会遠征で悩む

 

また高校の同窓会に行ってきました。2年前に同窓会大阪本店に出席し、昨年はお休みしたものの今年もまた大阪本店への遠征。前回は80名ほどだったと思うが今年は110名参加という大盛況。

 

 

 

 

Dousoukai2017all
Ibako20170422s

 

 

長い話を短くすると、今回は愛機HEG120NTを担いでの参戦だ。

音響関係をどうするかというので事前打ち合わせがちょっと混乱したのだが、普段公開練習に使っている小さなアンプを持参して現地のマイクで拾ってもらうということで落ち着いた。

しかし110名の、しかも半分以上が聞く気のない人々を前にして演奏するというのには反省もあって、この小さなアンプでは跳ね返り、つまり自分で聞くための音としても音量不足で、イヤフォンとかそういうものも必要かもしれないと思うようになった。近々また別の場所でそういう機会があるので、その時にはまた考えよう。

こういう集まりで出し物をやるのがそもそも無理なのかもしれない。ほとんどの参加者は出し物よりも昔話に夢中だったりするわけでステージの音なんて「うるさいなぁ、早くおわらんかいな」くらいのものじゃないだろうか。それなら小さなアンプとギターだけでほんの周辺の人だけに聞こえる音量でやる方がいいのかも。

 

 



出し物としてはほかにもタップダンスをやるグループがいらっしゃって、このグループは同窓生2名に応援4名という構成だったのだが、その応援4名のなかにクロマティック・ハーモニカを教えておられる先生とその生徒さんがいらっしゃって、ハーモニカ談義で盛り上がった。先生は今年の高槻ジャスストリートに出演されるという話だったが、それって今日(5月5日)じゃなかったかな?

そんなこんながあり~のという中で昔話をいろいろしていると、私がすっかり忘れている話がいろいろと出てきたり、私が覚えていることを相手が全く覚えていなかったりということがあり「都合の悪いことは忘れるのが幸福の秘訣」という結論になった(いいのか?)。

そんな話の中で、同窓のジャズドラマーT佐くんの話を持ち出してみると「彼なら今日、京都でライブがあるはずだ」という貴重な情報があり、私は大阪に宿を予約していたので無理かなと思っていたら「泊めてあげようか?」というありがたい申し出があり(これはどうやら京都人の「ぶぶづけでもどうどす?」というのと同じで断るのが礼儀だったらしい)、それに乗っかってしまってまた一波乱。

一波乱はあったものの、希望者を募って総計5名で京都へ移動して先斗町のハロードーリーへ。電話で席を確保していたおかげでドラム前の席を確保できていた。ガラス窓越しに見える水面は鴨川である。
Tosahellodly_20170422
高校時代のT佐君のドラムは実をいうとあまりよく覚えていないのだが、今回久々に聞いたところでは音量を押さえてもスイングする、繊細なドラミングだった。使っていたシンバルはイスタンブールという昔にはなかった(知らなかっただけ?)メーカーのものでジルジャンというよりはパイステに近いような音だった。

久々に話をしてみると、ラテンをやるバンドに参加しているとのことでボサノバにも詳しく、Estrada BrancaとかBrigusとかの曲名もご存じのようでこれはまた別の機会にでもじっくりとお相手したいものだと思った。

 

 



で、本来なら丁寧にお断りすべきだった京都の宿泊先へご迷惑をおかけして翌日は神戸へお墓参りと叔母さんの見舞いに伺い、15時ごろの新幹線で帰宅。

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