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2017年5月29日 (月)

Panasonicの事業展開に悩む

Panasonicがまだ松下電器と名乗っていたころ、1980年代だったと思うが当時の山下社長が「このままでは松下の未来はない」とか言い出して、何のことだろうか? とみんなが思った。

当時の松下電器と言えば言ってみれば飛ぶ鳥を落とすほどの勢いで、誰も将来の心配などしていなかったはずなのだが、この山下社長だけは未来を見据えて「現在の製品群がなくなったら松下は売るものが無くなってしまう」ということでこういうことを言い出したのだったと思う。

で、その後松下電器はハリウッドの映画会社を買収したり(これは結局失敗した)いろいろと未来への手をうったりしたのだったが、テレビ受像機が日本のお家芸でなくなった現在でも、この松下魂というのか、「未来を見据える」ということは継続しているようだ。

というのは、こういうニュースを見たからで、「PanasonicがSXSWに8つの新規事業アイデアを展示」ということなのだが、詳しいことはこちらにも展開されている

例えばTVを放送受信装置という枠から外して考えるAMPという考え方は、ほど目新しいとも思えないけれども、まじめに考える方向性としては間違っていないと思う。

Amppanasonic
まぁ、個々のアイディアがどうこうっていうんじゃなくて、山下社長のDNAみたいなものが脈々と流れているのだなぁ、と思った次第。

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科学技術」カテゴリの記事

コメント

家電品の将来って、難しいですね。空想力の羽根を何処まで伸ばせるかかな?。

投稿: ををつか | 2017年5月29日 (月) 06時55分

家電というと未来的な製品にしか目がいかないような気もしますが、そういうものかなぁ?

もっとベーシックなものをしっかり、ちゃんと作るとかそういうところから何か新しいものも出てこないかな?

断熱材をうまく使って小さな電力で調理できる鍋とかさ。

投稿: PicksClicks | 2017年5月29日 (月) 22時30分

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