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2017年5月21日 (日)

ありえない話で悩む

しばらくジェフェリー・ディーバー漬けになっていたのだが、さすがに飽きる。思いがけないどんでん返しを期待しつつ、ということはつまり引っかからないように警戒して読むのもなんだか間違っているような気がしなくもない。

で、ジェフェリー・ディーバーの次はだれの小説を読もうかな? と物色していて見つけたのが「数学的にありえない」という意表を突いたタイトルの小説だ。これがわりと面白かったので、そのシリーズらしい「心理学的にありえない」というのも読んでみた。

Impossible

「数学的…」のほうは簡単に言うと確率論の話だ。「心理学…」のほうは、なんていうかな?超心理学? 心理学的な分析を究極まで突き詰めると、そういうことにもなるのかな? という感じで、両者の話の持って行き方がなんだかにてなくもない。

そのせいか、「心理学…」の続編はその後出版されていない。「物理学的に…」とか「社会学的に…」とか「国語学的に…」とか「地政学的に…」とかいくらでもできるような気がするのだが、結局同じような展開にならざるを得なくなるのかもしれない。

しかし考えてみると、サスペンス系の小説というのはたいてい「ありえない話」を実現させるものだから、ジェフェリー・ディーバーの作品だったら「犯罪学的にありえない」と言えなくもないし、最近読んだラリー・ボンドの中国軍が暴れまわる話なんかは「地政学的ありえる」話だし。

何だかうまくまとまらないままに書くんだが、読み手として予測を裏切ってほしくもあり、しかしその裏入り方に納得がいかないと不満だ、という小難しい読者になってしまったような気がするが、これはきっとジェフェリー・ディーバーを固めて読んだのが原因だったような気がする。

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