リアルな戦争映画で悩む
TVで放映されている予告編を見て「ダンケルク」を封切り初日に見てきた。混むかなと思ったが全然そんなことはなくて、13時過ぎに始まる回でも半分くらいの入りだった。TVの予告編が重すぎたのかなぁ? 実際重いんだけど。 下手したら実際に戦争が起きるかもしれないという緊張感で戦争映画を受け入れないんだろうか?
戦争映画なので当然悲惨なシーンとカもあるし、そういうところはリアリティをよろこんでばかりもいられないのだけれども、実際に銃声で席から飛び上がったりもしたのは話の持って行き方もうまいんだろうな。
で、当映画を私(わたし)的にまとめると、これが主役ってことになる。英国空軍のスピットファイアだ。ほら、ちゃんとレッドカーペットに乗ってるし。あ、乗ってはいないのか? 遠慮したのか?
いやもう、だって飛行機出てくる映画が好きなんだもん。それにその、リアリティがすごくて、本当にスピットファイアに乗って空中戦したらこんな感じなんだろうと思えるシーンが何度もある。
今まで空中戦を描いた映画というと、「レッドバロン」が一番だと思っていたのだが、これはもう一次大戦の複葉機の空中戦だったし、もうちょっと現代的でリアルなのを見たいと思っていたのだった。でもジェット機は速すぎてみて楽しめないという文句の多い客だったりするし。
スピットファイアの着水シーンは予告編でも出ているので、こういう写真を出してもネタばれにはならないよね。まぁ、この写真はある意味象徴的な写真ではあるのだが。
でも、飛行機ばっかり見ていたわけではなくて、最後の方のチャーチルの言葉にはさすがにジョンブル魂というのか、そういうものを見せられてジーンとしたりもしてますよ。はい。
翌日追記:
スピットファイアを使っての撮影についてはすでに詳しいレポートがある。
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コメント
特撮なしとかの映画ですね。行ってみようかな、でも舞台がダンケルクだからな〜。
投稿: ををつか | 2017年9月 9日 (土) 19時48分
特撮なしなのかなぁ? 特撮はないけれどもCGはある、とか? スタッフロールに「デジタル・アーティスト」なんて項目がありました。日本人らしき名前もあって、「YUKA HOSOMI」という人なんですが、ググってみると2013年のデモ作品が見れたりします。
投稿: PicksClicks | 2017年9月 9日 (土) 19時55分
監督が特撮やCGが嫌いで出来るだけ使わずに撮ったと聞きました。
投稿: ををつか | 2017年9月 9日 (土) 21時41分
ノーラン監督のインタビューを読むと、「フルCGは嫌だなぁ」とは言っているが、CGを使わないとは言っていない、という感じ。スピットファイアの着水シーンは「レプリカを実際に着水させた」と言ってます。しかし、船が転覆したりっていうシーンは実にリアルで、CGなんだか実写なんだかさっぱりわからなかった。
http://www.businessinsider.com/christopher-nolan-dunkirk-interview-2017-7
投稿: PicksClicks | 2017年9月10日 (日) 10時38分
明12日に見に行きます。
投稿: ををつか | 2017年9月11日 (月) 21時09分