巨大重機で悩む
重機なんかに興味を持っていたころに録画したらしいビデオが出てきた。
巨大っていうのがどれくらいかというと、こんなやつだ。直径12mの掘削機。褐炭の露天掘りをやるドイツの機械なんだが。これはこの重機のほんの一部でしかない。
その全体像はというと、こんなふうになっている。さし渡しが200mとかそういうレベルの機械だ。「ここがキャタピラになってるよ」と図示されている部分が支点になってそこから左上に伸びたアームの先に、上の掘削機が付いている。 このアームが左右に振られて褐炭を掘り出し、ベルトコンベアで右下まで運んでトラックに積み込むんだろう。
で、ここまでご紹介したのが実は世界で2番目に大きな重機で、次にご紹介するのが世界で一番大きな重機。やっぱりドイツで褐炭を掘っているということだ。
まず、掘削機がでかい。もうホイールじゃ間に合わなくてバケットをずりずり斜面に押し付けて掘っていく。
機械全体はこのサイズ。全長620m、全幅350mって、こういうのも機械っていうんだろうか?
この大きさになると、キャタピラじゃあ間に合わなくて、本体っていうのか一番重い部分は線路の上を走っている。線路だと線路の方向にはもちろん動けるのだが、線路に垂直な方向には動けなくて不便じゃないのか? と思うでしょう?
ここがドイツ人の凄いところで、「線路を動かしちゃえ」と。このディーゼルカーが線路を横方向へ引きずって枕木ごと横へ移動させてしまう。ドイツ人のこういう強引かつ柔軟なところは好きだなぁ。2次大戦中には列車砲なんてのを作ったりしていたのを思い出した。
こんな番組をどこで録画したんだろう?と探してみると、こういうところでした。
褐炭を掘りつくしたところを人工湖にしたりするなんていうオチもつけたりして、ドイツ人もなかなかやるなぁ。
10月9日追記:
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