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2017年10月 9日 (月)

LED照明で悩む

100円ショップへ行くといろんなLEDライトが売られていて、本当ならば全部買っちゃいたいくらいなんだけど、まぁそうもいかず。

で、そのうちのひとつをある程度長時間点灯しなければならないということになった。単四電池だと10時間くらいは持つんだろうけど、1か月とかいうことになると電池では無理。

なので、用済みになったガラケー用の充電器にワニ口クリップを付けて何とかしてみようということになった。

充電器のコネクタを切り取ってみると、使われている電線がなんだか特殊な感じだ。なんだろうなぁ、ふつうなら被覆をはがすと裸の銅線がでてくるのだが、赤いエナメル線みたいなのが出てきた。この赤いエナメルをはがさないといけないのかなぁ、と思って紙やすりで磨いてみるが赤いものはなかなかはがれてくれない。

ひょっとして、と思って、赤いエナメルがないものと考えてそのままハンダメッキしてみると、そのままハンダが乗るではないか。なんだ融けるのか。

ということで、有り合わせのワニ口クリップ(緑と白)をテキトーにハンダ付けする。熱収縮塩ビチューブを二重にかぶせて絶縁を万全とする。でも外側のチューブがちょっと短かったかな。白がプラスで緑がマイナスになったが、まぁいいや。

Led_light_battery

LEDライトの電池ホルダーの接点は、マイナス側にはバネが付いていてクリップで簡単にはさめるが、プラス側にははさむところがない。なので電極に短い導線をハンダ付けした。

Led_light_ac100 クリップで電極をはさみ、電線を取り出す穴をケースに開けてできあがり。

気になるのは、電池電圧が4.5Vのところへ定格5Vの充電器をつなぐことだが、実際に充電器の出力電圧を測ってみると5.6Vというところで、実際にLEDを点灯させたときの電圧を測ってみると4.86Vで、まぁそんなものだろう。しばらく点灯させていても熱を持つ様子がないので良しとする。

10月14日追記:

良しとしたのだがあんまりよくなかったようで、2日ほどつけっぱなしにしていると照度が落ちてきた。眩しいくらいだったのが、ずいぶんショボくなってしまった。どうもLEDが劣化したらしい。

測定してみると、電池で点灯した時には70mAくらい流れている電流が、充電器で点灯させると120mAくらいになって、これでLEDが劣化するらしい(このときは2LEDなので、LED一本には60mAほど流れたことになる)。

なので、もう100円奮発して新しいLEDライトを購入し、今度は充電器との接続に3Ω3Wの抵抗を直列にいれることにした。これで0.3Vくらい電圧が下がることが期待できる。で、今は耐久テスト中。

テスト中のLEDライトで電圧を測ってみると、充電器出口で4.8V、LEDのところで4.1V。3Ωの抵抗で0.7Vの電圧降下だから230mAも流れていることになる。大丈夫かなぁ。この場合は4LEDなのでやはりLED一本あたり60mA弱流れていることになる。

おそらく2LEDの時にはもっと流れていて、劣化した結果一本あたり60mAということになったんじゃないかな。4LEDのほうは劣化する様子もなく機嫌よく光っている。

LEDは内部の温度が230度くらいになると劣化するんだそうで、どうもそっち方面でやっちまったらしい。

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