久々の秋葉原で悩む
しばらく足が遠のいていた秋葉原で朝早くから時間をつぶすことになったのは先週の話なのだが、昔とは違って何だかときめくものがないっていうか、自分の志が低くなっているっていうことなのかもしれないんだが。
買ってみようかな、っていう気になったのは950円の(音楽用ミニ37鍵)キーボードとか480円のデジタルテスターだったりするのだが、ミニキーボードは既にあるし、デジタルテスタ―も同じメーカーの同等品を持っている。一回りほど小さくなった480円のデジタルテスタ―というのも魅力的ではあるのだが、まぁなくてもいいものではある。
で、買っちゃったのがこんなものだ。「Eight Pack」だそうで、「え? Six Packじゃないの?」「Eight Packsじゃないいの?」とかの疑問とともに、こんな値段で売ってるの?っていう大前提があったりして。なにしろ1200円とかそんな感じだったはず。
英語と中国語で「お土産に最適!」とか書いてあるんだが、パッケージには「MADE IN CHINA」と印刷されている。まぁよくあるパターンなんだろうけど。
家に帰ってから調べると、ロナウドが宣伝しているのは「Six Pad」という製品で、「Eight Pack」とは関係がない。「Six Pad」の値段を調べてみたが、なんだかいろいろ付録が付いたセット価格というのが6万円とかいうところらしい。
「Eight Pack」のほうはパンフレットで「Six Packの発展形!」みたいなことが書いているが、「Six Pack」という製品の痕跡はネット中のどこを探しても見つからない。
白くて丸いのがコントローラーで、電源スイッチと「+」ボタン、「-」ボタンがある。電源を入れたら「+/-」ボタンで強度を調整するだけの簡単操作だ。
電源を入れると、選択できないプログラミングで23分のコースが始まる。これって、どうも「SIX PAD」のマネをしているらしい。
強度は1~15の範囲で設定できる。今週はレベル7で一日一回ずつ試している。
で、電気系人間の私としては、どういう電気信号でやってるんだろうということが気になったので、測定してみた。
こんなふうに電極に測定用電極をつないで信号を見ようとしたのだが、うまくいかない。
隣り合った電極とか対向する電極とかいろいろやってみたのだがだめで、ようしそれなら、ということで電極を腹に貼り付けて腹で刺激を受けながら腹から信号を取り出してみた。
この測定で分かることは、電圧としてはたったの5Vである、ということ。さらには信号周期が50mSらしいということ。
たったの5Vで筋肉があんなにピクピクするはずはないと思うので、皮膚表面からの電圧測定方法に問題があるのかもしれない。
さらによく分からないのが、コントローラーでレベルを上げていってもこの電圧が変わらないということだ。パルスの幅が変わるのかなぁ?
で、このEight Packの効果のほどだが、まぁなんとなく腹筋に鈍痛感というか、たぶん軽い筋肉痛みたいなものを感じるので、まぁ20分ほどの腹筋運動をするくらいの効果はあるんじゃないでしょうか。
電極の付いたシートは30回使えるということで、交換用のシートが2枚1300円だとか。これはこのシートで儲けようというシステムなんだろうな。
秋葉原では買わなかったけれども興味をひかれたものがいくつかあって、ひとつはラジオデパート3階で見つけたリチウム電池。単三電池を長さと太さでそれぞれ1.5倍にしたような外観で、たぶん充電できるリチウムイオン電池なのだろうと思うのだが、あまり詳しくは見なかった。充電器もそこでは見なかったので、リチウム・マンガン電池だったのかもしれない。
もうひとつ、「惜しい」と思ったのがUSB給電できるハンダごてで、しかし「熱量8W」というのであれれ?USBって5V1Aだから5Wまでじゃないのかな?急速充電モードを使うんだろうか? それともUSBケーブルを2本使うのかな? そのあたりがよくわからなかったので買わなかったのだった。
| 固定リンク
コメント
今どきのUSBって、タブレットとかの充電用に5V2Aまでって規格もありますよね。USBって、5Vの電源供給規格として定着しましたね。
投稿: ををつか | 2017年10月 9日 (月) 07時56分
5V2Aっていうのは急速充電用の規格なんでしょうかね。給電プロトコルでネゴするんでしょうね。
横浜のドスパラで「上海問屋」製のUSBハンダごてが売られていました。こちらはW数が明示されていませんでしたが、「15秒でヒートアップ」ということで食指がうごきましたが、我慢しました。
投稿: PicksClicks | 2017年10月 9日 (月) 08時26分