« 2017年12月 | トップページ | 2018年2月 »

2018年1月の13件の投稿

2018年1月30日 (火)

化学的健康法で悩む

先週、お久しぶりのプロ・フルーティストM田さんにお会いしたら、妙にハイテンションで「クエン酸健康法」を勧められた。この人こんなキャラだったっけ?

なんでも、クエン酸を飲むだけで高血圧から糖尿病、禿まで治るという。あまりに無敵なので、医療業界からは黙殺されているのだとか。都市伝説ですな。

M田さんのお友達はクエン酸を4か月飲み続けてすっかり調子がよくなったんだとか。もともと何の病気だったか、聞いたのだが忘れた。 当のM田さんはクエン酸健康法を始めて4日目だというのだが、もうすっかりクエン酸教に入信してしまっている。「中国製が安いんだけどダメで、アマゾンで買った」などといろいろお話ししたのだったが、別れてから「ジェレミーズ・カフェ」の話をするつもりだったのを思い出した。

で、裏を取る。すると、例えばアマゾンで「クエン酸健康法」を検索するといくつもヒットする。そんなのいちいち読んでられないので手っ取り早いサイトを探す。するとこういうサイトがあって、なかなかなるほどと思わせてくれたり。しかし腸から重曹が出るってのはどうかと思う。

で、このサイトにも書いてあったがクエン酸と重曹を混ぜて炭酸シュワ~ってやると飲み物として割といいんじゃないかな? 炭酸水をストレートで飲むのを趣味にしてみようかと思ったこともあるので、クエン酸ソーダ水いうのも悪くないかもしれない。

とか思いつつアマゾンで値段を調べると1kgで500円くらいで、しかも送料無料というのに引かれて(特に最後の要素に)注文してしまった。確か昔に買った重曹がまだあるはずだ。

Citricacid というわけで、これが今ここにあるわけです。

食後のクエン酸水はやっぱり酸っぱかった。これは重曹でシュワ~っとしないと。

しかし重曹を探すと、これが何と洗面台の下に格納されていたので、何とも悪い予感。

しかも悪い予感ほど的中するの法則で、この重曹は食用ではない、と。どういうこと?

しかしなんとか炭酸シュワ~はやりたい。飲めなくてもいいからやりたい。調べてみると、クエン酸の分子量は1モルあたり192.124g、重曹は1モルあたり84.007g(なんで整数じゃないんだろう?)で、分子構造を調べるとクエン酸はC(OH)(CH2COOH)2COOHでCOOH基が3つあって、重曹はNaHCO3だから、重量比でクエン酸1に対して重曹1.31でいいのかな?

クエン酸にはOH基の数でいうと5つあるんだが、これが全部自由になるのかな?

Carbonizedsoda

というわけで、1:1.31でなんとか「シュワ~!」を実現したのがこの写真だ。飲んでみたかったがこの後すぐに捨ててしまった。溶けずに残っていたものが底にあったのは、どちらかが残ったのかもしれない。リトマス試験紙があれば何が残ったのか、中和できたのかがわかるんだろうけどなぁ。

Shuwer

2月5日追記:

Juso クエン酸は酸っぱい。お湯で溶かすともっと酸っぱい。酸で歯がやられちゃうんじゃないかと心配になるくらいだ。

やはり、重曹で中和したい。しかし、掃除用の重曹ではやはり具合が悪いみたいだ。生成の度合いがちがうとのtakiさんからの情報。

なんで、「食用」の重曹を買った。1kgで1000円。クエン酸とほぼ同じ値段だ。だから中和できるんかね?

モル計算したらクエン酸と重曹の比率は1:1.3と出たのだが、目分量でそのくらいにすると重曹のほうが余る。

昔、子供のころに夏みかんに重曹をかけてしゅわ~っとさせて食べたことがあったが、その時に感じた重曹の味っていうか、そんなものを感じたりもする。

本当に健康のためにクエン酸を飲むなら、ちびちびと少しずつ飲み続けるのがいいらしいが、私は夜に少し飲むだけなので気休め程度と言えなくもない。

酒を飲む趣味があれば、ハイボールにするとか、チューハイにするとかあるんだろうけど、私の場合はやや気の抜けた炭酸水ってところだ。でもまぁいいのだ。

 

| | コメント (5)

2018年1月29日 (月)

パン屋の閉店で悩む

葉山のパン屋「ボンジュール」がお気に入りだったのだが、どうやら閉店したらしい。

Bonjour2015

この写真は2015年のもので、しかも看板には「定休日」と書いてある。

先日葉山に行ったときには、日曜日なのにどう見ても閉店の雰囲気だったんだけどなぁ。食べログではまだ営業しているんだなぁ。

| | コメント (0)

雪道で悩む

もう先週のことになってしまったが、おらの街が雪国になっちまっただよ。

Mysnowland2
今年は確かに寒い。去年より絶対に2度か3度は寒いと思う。10年はもっと暖かかったと思うなぁ。2000年ごろには手袋をしたりマフラーを巻いたりしていたが、ここ10年くらいはどちらも使っていない。今年も使わないつもりだが、時々マフラーを持ってくればよかったかなぁ、とか思うことがある。

というところでこの雪だ。実は足にちょっと問題があるので、雪道で滑ったりすると踏ん張りがきかない、っていうか、滑った時に倒れないように機敏に足を出すのが苦手になっているので、ここは非常に注意しないといけない。

Suberanaizen そんなわけでこんなものが出現。4年前の大雪の機会に買ったんじゃなかったかな? 大雪のあtだったので、その時には間に合わなかったわけだが、またきっと雪は降るだろうということで機会を待っていたわけだ。

この写真でいうと下の方の穴に靴のつま先を突っ込み、バネの付けられた側のはしっこを引っ張って靴のかかとに引っ掛けるわけだ。

でも、このスパイクを付けたままだとマンションの通路の床を傷つけてしまうなぁ、とかカチャカチャいうのが何となく嫌だなぁ、と思ったので、玄関を出るときから付けることはできず、かといっていよいよ雪道にでるときには足元が不安定で履くに履けず、結局「気を付けて歩きましょう」ということになった。雪はまだたくさん残っていたが、気を付けて歩いたので滑ることもなかった。

駅への道の途中で、こういう感じの「靴に履くスパイク」が2つほど道に落ちていた。それぞれこのタイプとは違うものだったが、雪道でこういうのが落ちてしまったら拾って履き続けるという気力がなくなってしまうというのはよくわかる。

で、せっかく買ったのに、せっかく雪が降ったのに履いてみないというのはどうもなぁ、ということでさるところで履いてみた。

何だかカメラのセッティングがおかしくてせっかくのつま先とかかとが写っていないのだが、まぁ仕方がない。一度は使ってみたぞ、という証拠ってことで。


Suberanaizen2
ところで雪道と言えば車にチェーンだが、以前乗っていた車には重たいチェーンを常備していたのだが一度も使う機会がなかった。その後、10年ほど前にFRの車でちょっと出かけたときに雪が降り始め、見る見るうちに積もって坂を登れなくなったことがあった。ウチの周りは坂だらけなので、雪にFRでかなり苦労した。よほど乗り捨てて帰ろうかとも思ったが、薄着だったのでそれもできない。なんとかケツを振りつつ(どこにも当てずに)坂を上り切り、なんとか家にたどり着いたのだった。

そういう言うわけなので、車にも雪対策をと考えたのが工事用のナイロンロープなのだ。これは軽いし場所も取らない。非常の場合にはタイヤのホイールにグリグリグリと巻き付けて縛り付ければ数キロくらいは走れるんじゃないかと思っているが、幸か不幸かまだ試したことはない。

| | コメント (2)

逆オイルショックに悩む

昨年秋ごろからだったか、フランスあたりが「2025年以降はガソリン車を作らないことにする」とか言い出したんじゃなかったかな? それに続いて英国やEUも同調して、自動車の動力源がガソリンから電気へシフトすることが明確になった。

昔から都市伝説として、「新しいエネルギー源が発明されたのだが、産油国がオイルマネーを使って潰してしまった」というふうな話をよく聞いていたので、こんな話が通っちゃうんだ、と驚いていた。

では、自動車がガソリンを使わなくなると、原油の用途としてはどれくらいが浮いてくるのだろうか?

調べてみると、だいたい原油使用量の20%~30%くらいが運輸・輸送関係ということになっているらしい。ネットで探すとこういうグラフがあった。

Usage

Oil
自動車が完全電化されても、原油の需要がなくなるわけではなくて、使われなくなる原油は2~3割に過ぎない。産油国としても無視できる量ではないが刺客を送るほどの打撃にはならないのだろう。

今まで自動車燃料を供給することによって稼いできた原油が売れなくなり、その代わりとして電気エネルギーの供給元がその収入を得ることになる。

オイルマネーの一部がエレキマネーに取って代わられるわけだが、さてその行方はいかに?

| | コメント (2)

2018年1月28日 (日)

エグい映画で悩む

「羊の木」という映画の宣伝を最近よくTVで目にする。少し気になったのが「(c)山上たつひこ、(c)いがらしみきお」という表記で、これはなんだ? と調べてみると、何と山上たつひこが原作、いがらしみきお作画で漫画として出版されていたものらしい。

山上たつひこについてはひところハマっていたので、今でも思い入れはある。話の概要はTVの宣伝でだいたいわかるのだが、もうちょっと知りたい。

すると、こことかこことかで漫画の一部を読むことができる。うひゃ~、これはなんとも・・・。

これは、映画を見に行かないと、かな?

Sheeptree

| | コメント (0)

2018年1月21日 (日)

難しい日本語に悩む

アメリカの外務省の一部に相当するらしいFSI(Foreign Service Institute)という団体というか組織があって、づまりその外務省の職員の言語教育を担当する部門らしいのだが、そのFSIが「英語話者にとって学ぶのが難しい言語」というリストを作っている。

で、そのリストを引用しているサイトがいくつかあるのだが、その原典のページがわからない。

原典がわからないままに、引用先からさらに引用してみた。カテゴリI~Vまであるわけだが、「*」が付いているのは同一ランクの他の言語よりも難しい、ということなので、日本語はランクVの中でも特に難しい原語で習得に88週間(2200時間)を要するということになっている。

Category I:       23-24 weeks (575-600 hours)
Languages closely       related to English
Afrikaans Norwegian
Danish Portuguese
Dutch Romanian
French Spanish
Italian Swedish
Category II:       30 weeks (750 hours)
Languages similar       to English
German
Category III:       36 weeks (900 hours)
Languages with       linguistic and/or cultural differences from English
Indonesian Swahili
Malaysian
Category IV:       44 weeks (1100 hours)
Languages with       significant linguistic and/or cultural differences from English
Albanian Lithuanian
Amharic Macedonian
Armenian *Mongolian
Azerbaijani Nepali
Bengali Pashto
Bosnian Persian (Dari, Farsi, Tajik)
Bulgarian Polish
Burmese Russian
Croatian Serbian
Czech Sinhala
*Estonian Slovak
*Finnish Slovenian
*Georgian Tagalog
Greek *Thai
Hebrew Turkish
Hindi Ukrainian
*Hungarian Urdu
Icelandic Uzbek
Khmer *Vietnamese
Lao Xhosa
Latvian Zulu
Category V:       88 weeks (2200 hours)
Languages which       are exceptionally difficult for native English speakers
Arabic *Japanese
Cantonese (Chinese) Korean
Mandarin (Chinese)
* Languages preceded by asterisks       are usually more difficult for native English speakers to learn       than other languages in the same category.

でも、言語の壁の厚さというのはどちら側から見ても同じなので、つまり日本語話者から見て英語を学ぶのは英語話者が日本語を学ぶのと同じくらい難しいということになるのではないだろうか。

ただし、日本人が英語を学ぶについては、外来語が多いとか、教育環境がそろっているとか、そういう補助的な力が働くので、日本語を学ぶ英語話者とは同列には比べられないとは思う。


Languagewall_2

つまり、日本人が第二言語としてまず英語を学ばなければならないというのは、やはり大変なハンディなんじゃないかと思うわけです。

しかし、そのハンディこそが逆に日本人の強さになるんじゃないか?日本人が全員英語を学ばなければならないという試練こそが日本人を強くする? まぁ、そうかもね。

| | コメント (3)

戦争ストーリーに悩む

北朝鮮は核ICBMを完成させたと言っているが、現時点でその信ぴょう性は20%くらいだろう。信憑性に関わらず、北朝鮮は報復を恐れてアメリカを攻撃することができないから、使えない核ICBMの意味はむしろ国内へのプロパガンダなんだろう。

それよりも怖いのはトランプのほうだ。「今のうちなら先制攻撃ができる」と考えたときに止められる人間はいるのだろうか? 「俺は精神の安定した天才だ」と言い切る人間が核のボタンを持っているのが恐ろしい。

そんなことを考えながら、年末年始には戦争関連のストーリーをいろいろ追いかけていた。

詳細は省略するが、だいたいは次の通り。まとまりがなくて申し訳ない。

■映画「エネミーライン2」

まさに米国による北朝鮮への「先制攻撃」を描いた映画。夜間の落下傘降下で侵入し、ミサイル基地を攻撃する。

■YOUTUBE

・ジェットエンジンの開発競争(イギリス対ドイツ)
 初期のジェットエンジンの構造が現在の常識と離れていて興味深かった。

・ドイツのV1/V2開発の歴史
 もともとヒトラーはいわゆるV2(ロケット・ミサイル)を開発していたが、開発の遅れから空軍の力を借りてV1(パルスジェット・ミサイル)を先に実用化した。


■TV放送

・戦艦武蔵の最後

 大和と武蔵を建造し始めたころは大艦巨砲主義全盛の1938年。アメリカは1941年の真珠湾攻撃によって大艦巨砲主義から航空機主体の攻撃態勢に切り替えたが、日本ではすでに時代遅れになっていた大和と武蔵を見切れなかった。

 武蔵の出撃に際して艦長は武蔵を見つけやすい明るい灰色に塗り直し、航空攻撃を一手に引き受けるつもりで出撃した。

 大艦巨砲主義主義の主眼は主砲の射程距離であり当時40kmを超える射程を持つのは大和と武蔵しかなかった。当時の技術(まだ真空管だった)では誘導ミサイルは考慮外で、むしろ「人間爆弾」のほうがまだ現実味があった。

 日本が大和と武蔵を建造し始めたころ、ドイツはV2の開発を始めていた。これは精密な誘導はできなかったが、ロンドンあたりを襲撃するにはジャイロだけで十分だった。しかし開発は難航した。V2は200機以上、V1は2000機以上がイギリス、フランス、ベルギーに向けて発射され、6000名以上の犠牲者を出した。

Musashiundersea

・本土空襲 全記録

 日本への空襲も、最初は飛行機工場などを狙ったピンポイント爆撃だったのだが、対空砲火を避けるために高空を飛ぶので、偏西風の影響もあって命中率は2割くらいだった。そこで米軍は方針を変更し、ヨーロッパで無差別爆撃を指導した司令官を登用して無差別爆撃に切り替えた。「日本では民家と混在する小さな町工場で製品を作っている」という理由をこじつけた。

 さらに戦闘が進むと、日本では一億総動員ということで子供までが戦闘訓練を行い、これが米軍に知れたのか「日本国民は全員が戦闘員であり、一般市民は存在しない」という口実を米軍に与えた。

 マンハッタン計画で開発された原爆は当初ヒットラーを制圧するためのものだったが、開発が完了する前にドイツが降伏してしまった。アインシュタインは原爆を日本に落とすことに反対する請願書を出したが、(おそらく)米軍は原爆による被害を確認する実験を行いたかったのか、日本に原爆を落とすことに固執した(この項、別項のYoutube動画より)。

 

~~~~~~~~~~~~~~

だからどうなんだ? ということは何にもなくて、やはり戦争にならないようにしていただきたいものです。

| | コメント (0)

デジタルロックで悩む

Dlocknew

20年以上まえから、ウチの玄関のカギはこういうデジタルロックにしている。デジタルというのはつまり番号錠ということで、電子的にどうこうしているわけではなく、電気に頼らずにまったくメカニカルに処理しているので、停電でも全く問題ない。ちなみに製品名はタイコー社の5100というもの。

このカギについては以前にも書いたつもりだったが、どうやっても見つけられないので、やっぱり書かなかったのだろう。10年ほど前にちょっと具合が悪くなって自己解決したのだった。

ちなみにこの写真は今回新しく交換したものだ。古いものは同型の色違い(ブロンズ)で写真は撮ってあるのだが、事情があって公開できない。この写真もよく見るとゴム枠がずれているな。この後もまた付け外しとかしたので、また確認しとかないと。

今回交換を決意したのは、開錠に問題が出てきたからだ。単に渋くなったからというのではなくて、ロックが外れなくなってよほど力ずくで回さないと開錠できないという状態になる。

それでは困るので当面ちょっとしたコツ(数字入力前にノブを左いっぱいまで回す)で逃れてきたのだが、どうも老朽化が原因であるような気がしてきて、自分で直しても治しきれないのではないかという気がしたので新しいものに交換することにしたのだ。まだ数年は使えると思うが、完全に開錠不能となってしまうと被害が甚大なので13,000円を奮発したのだ。

交換してから気が付いたのだが、新品のころには数字ボタンを押すごとにクリック感があったのに、古いものではそういうクリック感がなくてボタンを押し込む感じになっていた。これはホンダとヤマハのバイクのギアチェンジの感覚差に似ている。ホンダのはカチカチと入るのだがヤマハのはギュウっと押し込む感じになる(昔の話;今はどうだかわからない)。

あえて同じ型番の錠を購入したので(よく作り続けてくれたものだ)、以前にあけた穴がそのまま使えて交換は簡単だと思ったのだが、意外に難渋した。硬質ゴムのスペーサーも交換したために、位置決めのための最適な組み合わせを手探りすることになったのだ。そういえば最初に取り付けてもらったときには工事の人が長い間苦労していた。結局1mm厚のワッシャ2枚が余ったが、これもつける方がいいのかなぁ?

で、自分の備忘録として10年前のトラブルを書いておく。

この時のトラブルも「開錠できない!」というものだったが、原因はロックのメカニズムじゃなくて掛け金の方の問題だった。

Lockinside これが古い方のカギの内側で、ブロンズってこういう色なんです。写真が暗いな。

銀色に見えるのが掛け金で、下の方に見えるノブを左右に回すとこの掛け金が左右に動いて施錠/開錠ができる。この写真は開錠されている状態。

外から帰ってきて開錠し、中に入ってこのノブを右へクルンと回すわけだが、この「クルン」が強すぎると問題を起こすのだ。

図を使ってそれを解説しよう。

これらの図は掛け金の部分を図では施錠して掛け金がかかっている状態だ。

掛け金にはストッパーがついていて左右の動きを制限している。これがないと掛け金自体がすっぽりと抜けてしまうわけだ。
Lock2

ふつうなら、上の図のように施錠した状態でストッパーがケースにぶつかって止まっているわけだが、何度も何度も施錠しているうちにこのストッパーがケースに食い込んでくる。一日に少なくとも2,3回は施錠するので、1年間では1000回くらい、10年で1万回もぶつかることになるから、それも道理だ。

Lock1

二番目の図がこの状態で、ストッパーが亜鉛ダイキャストのケースにしっかり食い込んでいる。これは普通ならすぐに外れるのだが、何らかの拍子に抜けなくなってしまう。力ずくでやれば開錠できるのだが、女性の力では開かないこともある。グリスを塗ってみたが効果がない。これには困った。

Lock3

そこで、ケースと掛け金の間に0.5mm厚の真鍮板をいれてケースの保護とした(図の黄色い部分)。この処置によってこの部分にはその後まったく問題が起こっていない。

Damagedcase これが実際にダメージを受けた掛け金ケースで、ストッパーの一部がケースを突き破ってしまっていた。


Caseprotecter これが実際に保護として入れた真鍮板で、写真でいうと左下に傷がついている。これで10年以上も守っていたわけなんだなぁ。

今回もこの真鍮板を入れればいいのだが、それを思いつく前に組み上げてしまったので図の青い部分にシリコンゴムか何かをクッションとして置いて掛け金がケースに強く当たるのを防ごうと思っている。

まぁ結論としてはこの手の錠はボタンを押すときのクリック感がなくなったらそろそろ交換を考えるのがいいよ、ということ。まぁ15年かな。

| | コメント (4)

足の劣化に悩む

足が痛くなったことがあって、これはもう8年前になるのかな。松葉づえをついたりしていたのだったが、結局これをどうやって克服したかというと、右足首に錘をつけて歩くことによって古傷のある右足の筋力を増強することによって克服できたらしい。

で、克服できたらしいので、足に錘を付けるのは数年前にやめた。それでも問題はなかったのだが、先日の足指骨ヒビ事件の後遺症で歩くことを極端にさぼった結果、どうやらまた足の筋肉が弱くなったらしく、膝に激痛が走るようになった。

最初は原因がわからず、「足指を痛めて、なんで膝が痛くなるのだ?」と悩んでいたんだったが、Fクリニックへ行ってみると、膝のレントゲンを撮って「軟骨がすり減っているので、骨同士が直接触れ合って激痛となる」ということだった。

Knee201712 これがそのときのレントゲン写真で、骨と骨の間でクッションとなるはずの軟骨の厚みが本来の厚みの半分以下になっているという。

軟骨の再生能力については何度かの経験で自信を持っていたのだが、そろそろ年貢の納め時なのかもしれない。

それにしても、筋肉の増強はしておかないと痛くて歩けない、っていうか、階段の最後の段で激痛が走ったりするのでなんとかしないと。

なので、また足に錘を付けることを考えながらうろうろしていると、100均で250gの錘が売られていたので購入。真っ赤なのが気になるがこの色しかなかった。

この錘を付けて2週間くらいは劇津を感じることが少なかったが、油断して1週間ほどつけないでいると、また膝に激痛を感じた。

これはいかんと思って、以前にお世話になった錘をまた買ってきた。以前に使っていた錘は穴が開いたりしたので捨ててしまったのだ。

買った錘は500g。以前は500gからステップアップして両足に2Kgまでにしたんだったかな? 今回は250gでmそこそこ効果があるらしいので、当分500gを使ってみようと思う。

Ancleweight500

| | コメント (2)

2018年1月14日 (日)

ビンテージな置時計で悩む

探し物をしていてこんなものを見つけた。携帯できる目覚まし時計で折り畳み式という、私好みのガジェットだ。そういえばこういうパターンが多いな(別のものを探していて、自分パターンの趣味モノを見つけてしまう;しかも動かない)。

Sq7011 そう、この時計(SEIKO SQ701)も電池を入れてみたが動かなかったのだ。

それにしても、このパターンが多いなぁ。電池ホルダを見てみると、単四電池ホルダのマイナス極が漏液で腐食してしまっている。とりあえずこの腐食した部分をやすりで削り取って電池を入れてみると、とりあえず動くことは動いた。

ちなみに、以前にも書いたことのある「男前な置時計」もこの電池極板の腐食が不調の原因だったようで、電極を磨いたら今では調子よく動いている(でも、たまに止まることがある)。

動くことは動くのだが、さて年月日と時刻を合わせようとすると、これができないのだなぁ。

Sq7012 この時計のカバーを開くと、こんなふうにスイッチが現れる。右についている竜頭みたいなのを回すと、スイッチの機能を切り替えることができる。

・[HOUR]-[10MIN]-[1MIN/SEC]
・[MONTH]-[DATE]-[DAY]
・[HOUR]-[10MIN]-[1MIN]
・[START/CLEAR]-[10MIN]-[1MIN]
・[START/STOP]-[LAP]-[RESET]

これらの機能のなかで、[START/STOP]-[LAP]-[RESET]は効くのだが、他の機能ではボタンが全く反応しないのだ。

これは困った。分解して接点磨きすれば治るんだろうか?


Sq7013 一方、この時計の裏面には小さなスイッチが付いていて、「SIGNAL ON/OFF」と書かれている。何のことだろう?

電波時計ならそういうスイッチがあって然るべきなのだが、この時計にそんな機能はない。

Sq7014 裏面のネジを外して基盤を露出させる。











Sq7015 するとなかなかにメカニックな内容が露わになる。最近の時計はもっと簡略化されていて、こんな複雑な作りのものはない。なかなかに精巧なつくりで、これこそSEIKOの名にふさわしい。

小さな金属部品も精度が高くて遊びがないので外すのに苦労するほどだ。

写真の上にはOKサインみたいなのが写っているが、これは電池のマイナス極を基盤に導く部品で、基盤に爪を立てるような形で導通するようになっている。これはなかなか新鮮。この部分もちょっと腐食していたのでヤスリで磨いた。

Sq7016問題の竜頭スイッチの部分をよく見るために、ロータリースイッチの回転子を外してみると、その下にスイッチ極板が5枚見える。

見えるのだが、接点磨きのためにその先を見ようとすると、これがちょっと難しそうだなぁ。

実はこのところでメゲてしまって、ここからまた組み立てたのでこの時計はまだ治せていない。で、箸休めにこの型番を頼りにWEB検索してみたら、「VINTAGE SEIKO SQ701」 とビンテージ扱いしているページがあった。確かにちゃんと動けばいいものなんだけどなぁ。

しかし、この時計をよくよく見てみると、最初の写真の右下にプラスティックの割れた部分を瞬間接着剤で接着したらしい跡が見える。

2枚目の写真でも、瞬間接着剤の影響でパネルに白いものが析出してしまっている。ある意味傷物なのだなぁ。

この時計をいつ買ったのだったかまったく思い出せない。20世紀だったのは間違いないだろうが、買って間もないころにカバーを割ってしまったような記憶がかすかにある。

この時計が使えなくなったので、例の「男前な時計」を買ったんだったかなぁ?

| | コメント (0)

被害者ばかりの国に悩む

Munprs いわゆる「慰安婦合意」について、隣の国では「破棄はしないが履行もしない」ということに決めたらしい。つまり「骨抜き」ということだが、その理由を読んで驚いた。「2015年の合意は被害者中心主義に反する」というのだ。

は? 「被害者中心主義」? なんですかそれ? はじめて聞きますが。

聞くところによると、かの国では「被害者こそが一番偉い」ということが信じられているらしい。たとえ加害者であっても「実は俺も被害者なのだ」と言うことによって被害者になれるという不思議な論理だ。
一体そんな論理をだれが何を根拠に言い出したのかよくわからないのだが、その論理によるとかの国自身が日本の植民地であったことを根拠に「被害者」なのであり、その被害者たるかの国には加害者である日本に対して永遠に優位に立っている、ということらしい。

そんな主義を信奉しているとどういうこになるか? 正義ではなく法治でもなく「俺は被害者なんだよう」というと「加害者」に対して優位に立てる社会っていうのがうまく想像できないのだが、そもそも誰が被害者を認定するんだろう?ということに始まって、なんだかおかしなことになるんじゃないだろうか。

そう考えると、かの国の独特の論理構造とか、さらにその北隣の国の論理構造、その南北のやり取りのトンチンカンさもなんだか(わからないなりに)筋は通っているのかなぁ、と思ったりする。

誰もかれもが被害者になりたがっている国に未来なんてないと思います。

1月15日追記:

「被害者中心主義」というのは誤訳で、原語は「Vitim Centered Approach」ということで、被害者中心手法くらいに訳すのがいいのかな。犯罪被害者を救済する手法というか、考え方らしい。

| | コメント (0)

2018年1月 8日 (月)

大相撲の不祥事で悩む

大相撲関係者は全員禁酒にすればいいのに。

Gyouji

| | コメント (4)

おちゃらけスパイ映画で悩む

007映画にもちょっとしたくすぐりとか、「そんなアホな~!?」みたいなご都合主義がちらほら見られたりするが、それらをそれぞれ100倍すると映画「キングスマン」になる。

Kingsman2s 今公開されているのはシリーズの第二弾で、第一弾は数年前だったが、これは面白そうだとは思ったものの、機会がなくて見なかった。おちゃらけスパイものだという印象だけで、まぁそんなに見たいとは思わなかったんだろう。

で、今回はTVの予告編に感じるところがあったというか、他に面白そうなものが無かったというか、まぁ巡りあわせということで見に行くことになった。

事前に第一弾のDVDで予習していこうか、とも思ったのだが、あいにくDVDが出払っていて借りられなかった。

結果はまぁ面白かったけれども、感動も余韻もないというかんじで、まぁそういうものは期待していなかったんだけれども、イギリス人はさすがの屈折っぷりで英国流ジョークというのかアメリカをバカにしつつも無視できないという立場が散見される。パラシュートはもっと早くに使えよ。

サミュエル・ジャクソンも確かにちらっと顔を出していたし、エンドロールにもクレジットされていたのだが、役というほどの役じゃなかったと思うなぁ。

第一弾を見ていなかったので、重要人物が現れても、「誰?」という劣等観客だったわけだが、まぁそれなりに楽しめた。カントリー・ミュージック好きなひとならもっと楽しめたかもしれない。あの「カントリー・ロード」のシーンとかはなかなか泣けるかも。

| | コメント (0)

« 2017年12月 | トップページ | 2018年2月 »