おちゃらけスパイ映画で悩む
007映画にもちょっとしたくすぐりとか、「そんなアホな~!?」みたいなご都合主義がちらほら見られたりするが、それらをそれぞれ100倍すると映画「キングスマン」になる。
今公開されているのはシリーズの第二弾で、第一弾は数年前だったが、これは面白そうだとは思ったものの、機会がなくて見なかった。おちゃらけスパイものだという印象だけで、まぁそんなに見たいとは思わなかったんだろう。
で、今回はTVの予告編に感じるところがあったというか、他に面白そうなものが無かったというか、まぁ巡りあわせということで見に行くことになった。
事前に第一弾のDVDで予習していこうか、とも思ったのだが、あいにくDVDが出払っていて借りられなかった。
結果はまぁ面白かったけれども、感動も余韻もないというかんじで、まぁそういうものは期待していなかったんだけれども、イギリス人はさすがの屈折っぷりで英国流ジョークというのかアメリカをバカにしつつも無視できないという立場が散見される。パラシュートはもっと早くに使えよ。
サミュエル・ジャクソンも確かにちらっと顔を出していたし、エンドロールにもクレジットされていたのだが、役というほどの役じゃなかったと思うなぁ。
第一弾を見ていなかったので、重要人物が現れても、「誰?」という劣等観客だったわけだが、まぁそれなりに楽しめた。カントリー・ミュージック好きなひとならもっと楽しめたかもしれない。あの「カントリー・ロード」のシーンとかはなかなか泣けるかも。
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