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2018年2月25日 (日)

スペイン製中古ギターで悩む

Pacocastillio201

リサイクルショップでスペイン製の中古ギターを見つけたのは先月のことだった。スペイン製のギターにはちょっとした憧れみたいなものもあったりしたのだが、16,800円という中途半端な価格がちょっと気になった。

こういうガットギターは安物しか持っていないので、もうちょっとまともなものが欲しいとは思っているのだ。

2週間ほどして、もう売れちゃったかなぁとか思いながら見に行ってみると、まだ売れていなかった。状態は良いようだったが、「1/2サイズ」とか書いてある。いやそんなことはないだろう。見た感じとてもそんなサイズには見えないぞ。

とりあえずメーカー名と型番を記憶して、自宅で検索してみる。「Paco Castillio」というブランドの201というもので、黒沢楽器が多量に輸入しているフラメンコギターの入門モデルらしい。213というのが普及モデルらしい。

で、弾かせてもらう。
楽器店だったら店員さんがチューニングしてくれたりするのだが、ここはリサイクルショップなので自分でチューニングする。チューナーを貸してくれるのは親切だ。

2弦を締めあげていくときにちょっと引っかかりがあって気になったが、糸巻自体には摩耗もないので問題ないし問題あっても簡単に交換できる。

音を出して見ると、思ったよりも軽い音と、いうか明るい音だなぁ。中音域が物足りない感じがするが、フラメンコみたいな使い方をするにはこういう音がいいのかもしれない。

ボディのなかをのぞき込んでみると、「7/8」と書いてある。なるほど、誰が何を勘違いしたのかわからないが、1/2ではなくてボディサイズが7/8ということなんだろうな。

そう言えばちょっとボディがスリムだな。ボディの厚さも普通だし、弦長も650mmだから1/2なんていう要素は全くないのだった。

で、改めてボディその他をじろじろ眺めてみると、細かい傷もない、まったく綺麗なものだ。

そう言えば指板に手垢もないし、弦も新品だ。ひょっとしてこれ新古品?

ここまで出来になったのは糸巻の引っかかりだが、まったくの新品ならそういうこともあるかもしれない。ちなみに弦のサドル側の処理は手慣れた職人仕事という感じだった。

弾いていくうちにどんどん音程が下がってくるのも新しい弦ではよくあることだ。楽器屋さんならギターの来歴とかを聞いてみるところだが、リサイクルショップの店員さんがそれを知っているとは思えないので聞かない。

で、ネックの反りをチェックする。この方法は何と呼ぶのか知らないが、弦を定規のように使って弦の振動具合でネックの反りを見ようというわけだ。

図示するとこんな感じ。
Neckcheck

ネックが逆ぞりしていると、ベチとか言って弦が振動しない。かといって弦が盛大に鳴るというのは大きな順反りなので、あまりうれしくない。

チェックの結果はかなり盛大に鳴っていた。しかし、弦高はそんなに高くないのでフラメンコギターというのはそういう作り方なんだろう。ネックを透かしてみると、弦高は低くないものの、ローポジションでは指に負担がからないようになっているんだろう。

とかいう感じで、わりといい感じだから買ってもいいかな? という気持ちにはなっていたのだが、最後に大きな音を出して見ようといろいろなポジションで最大音量を出してみると、5弦5フレットあたりでビビリ音が出ることを発見。ほかにも4弦5フレットあたりでもビビる。

これにはちょっと興ざめだ。そんなに強くピッキングすることはないだろうとは思うけれども、何か共振点があるのかもしれない。そう言えば音が軽いと感じたのも高音域に共振点があるからかもしれない。

などなど考えていると、ほぼ新品に近い製品がこんな値段でリサイクルショップに並んでいるということにもなにか原因があるのかな? と疑心暗鬼になってしまって、まぁ今回は見送りかな、と。

ちなみに、帰宅してウチの安物ギターで強いピッキングを試してみたけれども、ビビることはなかった。

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