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2018年6月24日 (日)

今井美樹のビブラートで悩む

今井美樹が映画の主題歌を歌ったということで、「あなたはあなたのままでいい」という曲を聞いた。聞いてアレレと思ったのが妙にビブラートがうまいということだった。この人はなんとなくノンビブブラートで歌う人だと思っていたので、これは意外だった。「PRIDE」の大ヒットはもう20年以上前ンことだったから、その間にトレーニングしたのだろうか?




で、Youtubeで昔の「PRIDE」を聞いてみると、案外にビブラートがかかっている。うむう、そういう歌手だったっけか? むしろ素人っぽさを売りにしていた人だったと思っていたのでそれも意外だった。

で、考えたのが、ひょっとして信号処理して人工的にビブラート使ったんじゃないの?昔の録音も、スタジオ録音だとデジタルで処理した可能性がある。いや、それが悪いことだとは思わないんだけれども。

で、今井美樹のライブ録音をいくつか聞いてみた。これはミュージックフェアに出演したときの録音で、比較的ノンビブラートと言えるんじゃないか、という歌声。少なくともスタジオ録音の「PRIDE」や新曲のビブラートとは違っている。この動画はYoutube登録が2009年で、正確な録音時期はわからない。


でもそういうビブラートマシンというのがデジタルで可能だとすると、ポータブルなものもあったりするんじゃないだろうか?

「ビブラートマシン」でYoutubeを検索するとこんなのが引っ掛かってくる。これは面白いが、今回のテーマからはちょっと外れている。


Soundhouseで検索してみるといくつか引っかかってきて、「Behringer Ultra Vibrato UV300」なんてのは3000円くらいで買える。高いものでも2万円とか。

これらはたいていギター用なので、ボーカルに使うにはちょっと無理があるかもしれないが、マイクをつないで、専用のオペレータを貼り付ければ歌手にとっては強い味方になるのかもしれない。


しかし、歌手にとってビブラートってそんなに重要なものなのかなぁ? うまい歌手が歌うとロングトーンの終わりあたりで自然にビブラートがつくというが、それって必須なのかなぁ?

「うまいひとならビブラートがつく」⇒「ビブラートを付けるとうまいように聞こえる」というふうな論理のすり替えが行われているような気がしなくもない。

そんなわけなので、今井美樹が素で歌っているところを見てみたいものだ、と思うわけです。

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