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2018年6月 2日 (土)

洋服の着こなしで悩む

「男なんてものはフツーの服をフツーに着てりゃいいんだ」という先人の教えを忠実に守って生活しているので、服がどうのこうのというのにはあまり興味がなかったのだが、今朝FMラジオでちょっと気になることを聞いてしまった。

つまり、安倍晋三がトランプと会った時のスーツの着こなしがなってないとおっしゃるのだ。

その番組のゲストが言うには安倍晋三の着こなしには問題点が3つある、と。それらは、例えば外国人が和服を着ているときに左前になっていたりとか、そういう文化的なものに根差す基本的な部分で間違いがあるとおっしゃるのだ。

安倍晋三の着こなしの3つの問題点とは、

1) ストライプ柄のネクタイ
 ストライプ柄というのはもともと連隊旗であって軍事的な意味合いがあるので、平和とか援助を語る会議とかではつけるべきではない。さらにはストライプ柄はしばしば出身校のシンボルであったりするので、他の出席者の出身校のストライプを付けるのもご法度らしい。

2) 座った時の上着のボタン
 安倍晋三はソファに座った時に上着のボタンを留めたままにしていた。スーツというのは立った時に綺麗な形になるようになっているので、座った時にはボタンを外さないとおかしな形になってしまう。

3) 靴
安倍晋三はスリッポン(スリップ・オン?)を履いていたらしいが、スリッポンというのは正式な靴ではなくてごくごくカジュアルなものなんだそうだ。そんなものを履いて公式な場所に出ていくのは田舎者と言われても仕方がない(とラジオで言っていたわけではないが)。

さらには別のエピソードとして、安倍とトランプが会った時にネクタイの色がかぶってしまったことがあったらしい。その次のタイミングで安倍がネクタイを替えてきたのだが、これがニューヨークタイムズでは「安倍がトランプに恭順した」というふうに書かれていたりしたらしい。

「こういうことをアドバイスする人がいないんでしょうねぇ」ということだったのだが、本当にいないのなら結構まずいんじゃないのかなぁ。

で、このゲストがどういう人だったのかを調べてみようと思った。今日の朝10時ごろのFM横浜だったから調べてみると「FUTURESCAPE」という番組で、ゲストは安積陽子という人だということが分かった。ちなみにホストは「おくりびと」を書いた小山薫堂。

ゲストの書いた本のことが話題になっていたので調べてみるとこんな本らしい。外国でスーツ着たりする人は読んでおいた方がいいかもしれないよ。

Japanesewaer

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コメント

日本にいるとストライプネクタイの意味を考えたり意識したりする事は無いですね。上着のボタンと、靴に関しては知っていました。

一応卒業校のネクタイを持っていますが、この縞々意味を持たせるのかな。

今となっては正式な席に出る事は滅多にありませんので、どうでも良いですけどね。靴は足に合ったのを穿くのが一番です。

投稿: ををつか | 2018年6月 3日 (日) 07時22分

日本で洋服というのはすっかり定着していると思っていたのだが、しょせん依然として借り物でしかないんだなぁというがちょっとショックでした。

投稿: PicksClicks | 2018年6月 3日 (日) 11時23分

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