スピルバーグの「手」で悩む
原案を作ったマイケル・クライトンが好きだったこともあって、ジェラシック・パークのシリーズは全部見ている。つまらないのもあったけれども、だいたいスピルバーグが絡んでいることもあってか、楽しめる出来になっている。
だいたい、スピルバーグの「手」はわかっていて、
・(近い未来の恐怖を予測させて)ハラハラさせる
・(突然出てきて)びっくりさせる
・(行ってしまったと)安心させておいて戻ってくる
・子供が出てきて話をややこしく(作る側は「面白く」したつもりらしい)
今回の「炎の王国」も冷静に考えると「なんだかなぁ」な内容なんだけれども、エンターテインメントとして割り切ってみると、大変楽しんでしまった。
そもそもスピルバーグにはその出世作の「JAWS」で2度ほど椅子から飛び上がったのだが、今回の「炎の王国」では5回ほど飛んだ。
2時間をちょっと超えるということだったので3Dは遠慮させていただいた。3Dはアドレナリンが出るのか、トイレが近くなってしまうので。それに、3Dだと字幕が3D空間に浮かんで読みにくいのだった。
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