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2018年8月の8件の投稿

2018年8月29日 (水)

ビンテージギターに悩む

古くからの友人から「ギター買ってくれないか」との声あり。なんでも大昔に他の友人から買ったものだというが、買ったきりそのまま死蔵していてほとんど触っていないという。つまり数十年ケースのの中で眠っていたというわけだ。

そのギターを購入した時の価格で買ってくれないか、という。「なんでも鑑定団」でよく聞くような話だなぁ。めちゃくちゃ高いわけではないが、めちゃくちゃ安いわけでもない。ここは悩みどころだ。

Kohno_no7_1969 モノはどういうものかというと「河野賢No7 1969年」ということだが、私には何のことだかよくわからない。

調べてみると、このギター作家は世界的に有名な方のようで、1960年代から1999年まで活躍されていたらしい。

特に番号(モデル番号であって、製造番号ではない)が一桁というのはかなりレアものではあるらしい。オークションでも10数万円から数十万円のものが多く、100万円を超えるものも一件あった。

で、先日そのギターをウチへ持ってきてもらって(というか、私が車で友人宅までお迎えにあがったのだが)、今は私が預かっているという形になっている。お試しである。

なので私としては気のすむまで試し弾きできる立場なのだが、残念なことに私にはこのギターの良さがよくわからないんだなぁ。

悪いところは何にもない。大きな傷もないし、弦も高くはない。ネックはやや順反りだが、問題になるようなものではない。しかし弾いてすぐに違いが分かるというものでもないようだ。

しかし、Youtubeなどでいろいろな人が河野ギターを弾くのを聞いているとなんとなくわかってきた。音の立ち上がりというか瞬発力というのかそういうところが持ち味のようだ。

実際に河野No7を弾いている動画もあったので置いておこう。

さすがに長く弾いていると「おっ!?」と思うようなこともあったりする。なんだか明るい響きを感じたりすることもあった。

実際に鈴木バイオリン製(1971年)のギターと河野No7(1969)を弾き比べたものをmp3にしてみたのだが、mp3になってしまうとどうにも聞き分けられない。私は弦に爪を立てるようには弾かないので差が出にくいのかもしれない。ピックで弾いてみようか。

というわけで、なんとなく言い値で買ってしまいそうな雲行きである。そうするとギターを一本処分しないといけないのだが、どうするかなぁ。

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2018年8月26日 (日)

カスタムTシャツ作って悩む

カスタムTシャツを作ってみようと思った。どうして急にそうなったのかというと、ちょっとしたところでTシャツを見て、「これならちょっとひねったものを作れるなぁ」と思ったからだ。

個人が簡単に(安く)カスタムTシャツを作るにはいくつか方法がある。同じパターンで何枚も作るのならシルクスクリーンなんていう方法もあるが、これは個人でやるには難易度が高すぎる。もっと手軽に作れるものを列挙すると以下のようになる。

1) 転写する

インクジェットで普通の紙に左右逆転させて印刷し、日焼け止めクリームを塗ってTシャツに当て、体重をかけてアイロンをかける。
あるいは、転写用の印刷用紙というのもあるらしい。

2) 型紙+スプレー
印刷するなどして型紙を作り、Tシャツに当ててラッカースプレーを吹き付ける。家の中では問題を起こしそうだし、外でやるにしても風が強いとダメとかいろいろと制限がある。

3) 型紙+クレヨン
Tシャツに型紙を当て、プラスティック製のクレヨンを鉛筆削りで削ったものを上からふりかけ、クッキングペーパーを重ねた上からアイロンをかけてクレヨンを定着させる。削ったクレヨンのテクスチャが残るのが難点というか、味というか。
4) 型紙+アクリル絵の具
Tシャツに型紙を当て、アクリル絵の具を塗り付けて硬化させ、型紙を外す。アクリル絵の具には木工用ボンドを混ぜるといいらしい。おそらくアクリル絵の具だけだと固くなりすぎるのだろう。硬化させるのにアイロンをかけるということをしている人もいるが。これはいらないんじゃないかと思う。

それぞれYoutubeで見つけた方法なので、もう一度探してリンクを貼るなどすればいいのだが、まぁとりあえず最後まで書いてからにしよう。

結局私は4)の方法を採った。一つにはアクリル絵の具というのに興味があったからだ。アクリル絵の具というのを初めて聞いたのはディック・フランシスの小説で、だった。まぁその話はいいや。

アクリル絵の具っていうと、ターナー色彩みたいなちゃんとしたメーカーのものを使おうと思っていたのだが、今回はとりあえずのお試しなので100円ショップで買ったものを使った。

Tシャツもダイソーで買ってみた。100円、200円、300円のものがあったので一枚ずつ買ってみたのだが、100円のはいかにも肌着というものだったし、300円のはユニクロで売られているような、汗がすぐに広がるような薄手のものだったので、200円のものをカスタム化することにする。

型紙を印刷するのは簡単だ。元になるパターンに手を加えてA4のラベルシート(はがしやすい:A-one 31271;10枚入りで600円ほど)に印刷する。それを100均で買ってきたデザインカッターで切り抜いてTシャツに貼る。貼る前のTシャツはアイロンをかけて綺麗な平面になるようにしておく。「NASE」が何であるのか、ということは聞かないでくれ。

Nase1
ここにアクリル絵の具を乗せていく。筆は使わずに、エポキシ接着剤を混ぜるときに使っているプラスティック製のヘラを使う。

Nase2
このあと、アイロンをかけて型紙を剥がす。

Nase3
これで一応出来上がりだが、ちょっと問題がある。
・準備した絵具の量が足りなかった。木工用ボンドと混ぜた絵具の量が小指の第二関節から先くらいだったのだが、これでは足りなくてSとかEのあたりに十分乗せられなかった。
・型紙の周りを養生しなかったので、アクリル絵の具が型紙の外側にはみ出している。
・型紙の接着が甘くて、「E」の右側あたりで絵の具が型紙の下に潜り込んでいる。
・型紙を置く位置が高い。Tシャツの両脇を結ぶ線が文字列の中心線になるくらいがいいと思う。

なのでもう一度やり直し。型紙の周りをマスキングテープで養生する。絵の具の量も親指の第二関節の先くらいにする。
Nase22
しかし文字の位置はまだ高かったようだな。

Nase23
こうして出来上がったものは十分硬化させた後に水洗いして木工用ボンドを洗い流し、乾かした後で洗濯する。すると絵の具をよく混ぜなかったところの色が薄くなったりする。でもまぁそれは「味」ということにして。

で、そういえば以前にもカスタムTシャツで悩んだことがあって、その時にはエッシャーの絵をTシャツにしたいとか書いていたのだった。今回はNASAのTシャツを見たとたんにこの図案を思いついたものだから、エッシャーのことはすっかり忘れていた。次回はもうちょっとましなTシャツを買って(499円)まともな絵の具でトライしようと思う。

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野球観戦で悩む

父親に野球観戦に連れて行ってもらったのは中学生の頃だったかなぁ。あの時は内野席とはいえホームベースの真後ろの高い位置の席だった。西宮球場だったと思う。呼応し得んじゃなかったと思うんだなぁ。いやはやまったく久々の野球観戦である。

中学の時もそうだったが、今回もいただきもののチケットだ。なので席は内野席だが有無を言わさず一塁側だ。そういえば言うのを忘れていたが横浜球場だ。ゲームは阪神対横浜。私としては選べるならば三塁側の阪神ファンと一緒に騒ぎたかった。

話の順番から行くと、まず関内駅前の話から始めないといけない。駅前にははやばやと屋台が出ていて、そこでお好み焼きと焼きそばを買った。他の人も買ったりしてたので、球場の中では売っていないか、売っていても高いとか何かめんどくさいことがあるとか、かも?と思って。

お好み焼きを買うと売店のおばさんが「紅ショウガは?」と聞いてくるので「たっぷり!」と答えると「いるかいらないか聞いてるんだよっ!」と何だか機嫌が悪いらしい。「はい、いります。入れてください。」と恐れ入りつつ申告すると、おばさんも平常心ではなかったらしく、マヨネーズを入れるときにフタが外れてマヨネーズが思い切り山盛りになってしまった。そのおかげもあってかお好み焼きはうまかったが、焼きそばは量も少ないし、珍しく不味い焼きそばだった。

野球観戦と言えばビールだが、もう好きでもないのに雰囲気に飲まれてお酒を飲むのはやめようってことで、飲み物はジンジャエールだけにした。ってそんな話じゃなくってさ。

まず試合の前には「セレモニー」とか言ってダンディ坂野がでてきたよ。「おひさしぶブリーフ」とか言うんだけれども、さすがにプロで横浜のチームカラーに合わせて青いスーツを着ている。

で、「セレモニー」とか言うから始球式かと思ったら、ラミレスをバッターボックスに立たせて坂野がボールを投げ、坂野の芸を受け継いだラミレスがそれをセンター返しで打ち返すというおのだった。なんだこれ?

Salano_gets

実際の始球式は金融関係のサラリーマンだとか紹介された人がやった。どうやって選ばれたのか、とかはわからない。

だらだら書いていると終わらないので、気が付いたことを列挙していこう。

・プレイボール直前のボール回しで、キャッチャーが二塁へ豪球を投げていたのが印象的だった。
・試合が始まると、投手とバッターの一挙手一投足に観客が注目しているのがひしひしと伝わってきて、なんだか感動的だった。
・高く上がった打球は、どこへ行くのか見当がつかない。こっちへ飛んでくるのかと思ったら三塁へのファウルだった。
・ライナー性のファウルが一塁側内野席に飛び込んだ。私よりもホームよりに飛んで、私は目で追えなかったのだが、女性に当たったとかいう声も聞こえた。
・いいプレイがあったので「おお~」と声を出してしまったが、これは一塁側でよろこんではいけない場面だった。何度かそういう場面があったので周りの人にはベイスターズファンでないことがばれていたのだろう。
・ビール売りのお姉さんたちが販売を始める場所が、ちょうど私の座った席のそばだったので、お姉さんたちの品定めなどしていたが、結局ビールは買わなかった。申し訳ない。
・7回には三塁側から黄色い風船飛ばしがあるのは予想していたのだが、一塁側でも青い風船飛ばしがあるのは知らなかった。
・横浜ってチームとしてどうなのかなぁと思ったのは、一塁ゴロを打たれてピッチャーが一塁カバーに入るのが遅れてランナーを生かせてしまった、なんてことがあったりして、チームとしては阪神のほうがしっかりしている印象だった。ゲームは阪神が勝った。

Bluebaloons

というわけで暑い夜だったけれども、結構楽しんできました。

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2018年8月22日 (水)

地獄谷はぐれ猿

20世紀の終わりごろにどこかのパソコン通信BBSに書いたものを発掘した。今となっては遠い思い出だなぁ。

Straymonkey
(画像はイメージです)
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地獄谷はぐれ猿                                                               
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 何年か前の夏の話だ。私と私の家族は友人のS氏一家と一緒に信州へドライブ旅行に行った。

 S氏とは産業用ロボットを試作し、評価するという仕事でご一緒したのだったが、偶然にもその仕事が始まるのと前後して私には長女、彼の方には長男が生まれたことから家族ぐるみで親しくつき合うようになったのだった。2番目の子供も両方共に女で歳も同じになった。このBBSではまだ書いたことのない「大笑い女子大生クリ事件」をともに体験したのもこのS氏とだった。

 信州の旅は楽しかった。山道に迷ってほとんどハイカー道のようになったところを車でむりやり通ったり、高原の朝の散歩中に目付きの悪い牛達に囲まれて怖い思いをしたりという、今だから笑える事件などもあった。この話のメインテーマもまさに「今だから笑える」もののひとつである。

 地名をはっきり覚えていないのだが(私は地理には強いのだが、どういうわけか信州だけは苦手だ)オブチザワとかいうあたり(葛飾北斎記念館なんてのがあってこれはなかなか面白かった)でS氏はかねてよりの念願であった「栗おこわ」を購入した。これは彼の大好物だったのである。私もつられて2食ほど買った。

 オブチザワを出て、次の目的地の地獄谷へ向かう。「温泉にはいる猿」で有名なところで猿を見物でもしたあと弁当でも食べようという思惑である。

 地獄谷の駐車場へ車をおいて谷沿いの細い道を猿の棲息地へと向かう。先頭はS氏とご長男、この二人がすたすたと早足で進むために少し間ができてS夫人とご長女(当時3歳くらい)、その後ろに私の家族であるニョーボと長女、次女が続いて私はしんがりを勤めた。

 地獄谷へ続く道は右側が谷になっている。谷は緑で覆われて水の流れはよく見えないが、すこし先に丸太橋のあるのが見えた。正確に言うと丸太橋が見えたのではなくて、その上を私たちのいる方へと渡る猿の姿が見えたので丸太橋があるとわかったのだった。

 距離があったのでその猿の大きさはわからなかったが、一匹だけで行動する猿というのは珍しいと思った。「はぐれ猿」という言葉が私の頭に浮かんだが、それだけで警戒心を起こすほど私は猿と親しいわけではなかった。

 S氏とご長男はもうだいぶ先へ行ってしまっていて、S夫人が第二グループの先頭になっていたときにその事件は起こった。

 S夫人は先ほど買った栗おこわのはいったビニル袋を下げていた。「猿に注意!ビニル袋を下げて歩かないように!」という注意書きの看板はまだ先の方にあって、そのときには見えていなかった。そのS夫人の目の前に突如として猿が現れたのである。

 猿の歳なんて分かるわけもないが、きっとそいつは子供ではない。成獣だ。顔つきがおっさんくさい。体長は1mくらいだろうか、体格もしっかりしている。先ほど丸木橋のところで見た猿だと思うのだが、確証はない。

 そいつはS夫人を睨み付けた。ビニル袋になにかいいものがはいっているだろうという彼の狙いは正しい。S家ご長女はS夫人にしがみついている。私のニョーボは硬直している。私はと言えば、二人の子供達にしがみつかれて動きが取れない。

 猿はS夫人になにか言った。「よい天気」、「通行税」などの言葉が聞こえたような気もするが定かではない。私は猿語をよく知らないし、S夫人はもっと知らないはずだ。

 話が通じないと見て取った猿は実力行使に出た。ビニル袋に手をかけて引っ張る。S夫人は夫の好物を取られてなるものかと気丈にも頑張るのだが、子供や自分の安全を考えるといつまでも防ぎ切れるものではないことははた目から見ても明かだった。

 ついに猿は勝利した。S夫人からもぎとったビニル袋から手際よく栗おこわ弁当を取りだし、ビニル袋はその場に置いて谷の方へ走り降りて行った。

 そのときになって、ようやく子供達の手を振りほどいた私はS夫人の所へ駆け寄った。S夫人もご長女もおびえてはいるものの怪我はないようだ。

 猿が置き去りにして行ったビニル袋を調べて、割り箸だけが残されているのを知った私は逃げて行く猿に向かって叫んだ。「おおい!箸はいらんのかぁ!?」

 まるでその声によって緊張の糸が切れたかのように、S夫人はその場にへなへなと座り込んだのだった。

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2018年8月21日 (火)

保温マグで悩む

Hario_v60

これは長年愛用、あるいは酷使してきた保温マグで、HARIOのV60という製品らしい。

保温力は問題ないのだが、寄る年波のせいかフタが劣化してきた。主にABS樹脂製のフタなのだが、飲み口を塞ぐ部分などがゴム系のプラスティックになっていて、これが劣化してボロボロになってきたのだ。

で、そのフタの交換用部品が売られていないかと探してみるのだが、これがないのだなぁ。

全体を買ったとしてもそれほど高いものではないのだが、こんなふうにほんの一部が劣化したために全体がダメになるっていうのが私はほんとに嫌いで、つまり、余った本体を捨てるに忍びないという貧乏性ということなんだが。

そんな時に、100均ショップ:ダイソーで似たようなフタの付いたプラスティック製保温マグが売られていたのを見た。その時には見過ごしてしまったのだが、後から後悔することしきりであった。

こういうのって、いったん見逃すとしばらくは見つからなかったりする。100均の商品はサイクルが短いからなぁ。

しかし、半年ほどしてからやっと同じような商品をダイソーで見つけた。150円だった。

で、早速フタをねじ込んでみる。すると、フタのサイズとしてはほぼ同じなのだが残念なことにネジのピッチが違うというか、つまりきちんと締めることができないのだ。

Hario_v60_cap

この写真の右が現用のフタで左が100均のものだ。この写真からは私のがっかり感は伝わらないだろうなぁ。

まぁ実用上たいして差支えはないのでこのまま使い続けることになるんだろうけど、あと何年使えるかなぁ?

2018年12月16日追記:

この「マグ」はHARIOでは「ウチマグ」と呼ばれている製品らしい。でも蓋だけではどこにも売られていない。そこで私はHARIOに電話してみた(0120-398-208)。すると蓋だけでも売ってくれるという。

しかし、フタが778円、送料162円で合計940円だという。それって高くないか?

この「ウチマグ」自体は定価2000円台、安いところだと1000円台の中頃で売られている。でも今使っているウチマグ本体を捨てなくて済むと考えれば940円も仕方がないのかな?

ということで、電話で注文して購入。料金は郵便振り込み(振込用紙が送られてくる)。

Hario_v60_cap

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フォールアウトで悩む

トム・クルーズのファンと言うわけではない(と、わざわざ言うのが言い訳がましい)。しかし結果としてたいていトム・クルーズ物はたいてい映画館で見てしまっている。

今回は「ミッション・インポッシブル:フォールアウト」だ。いや~、イーサン(トム・クルーズ扮する主人公)、あんたすげーよ。

たぶん2時間半くらいの映画だったと思うが、ドキドキハラハラが途切れなく続く息をつかせぬ展開で、特にバイクのシーンでは何度も体が動いてしまった。障害物をよけようとして身体をひねってしまうのだ(本当にバイクに乗るときにはこういうのはいけないんだろうけど)。

Tomonbike

予告編だけでもそうとうなハラハラドキドキだが、本編はさらにすごかった。いや~、イーサン、あんたほんとにすげーよ。

で、この投稿は先週だったか先々週だったかに書くはずだったもの。すぐに書いていればもっと長くなっていたかも。

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2018年8月 5日 (日)

Youtubeのおススメに悩む

Youtubeを見ていると、「ほれほれ、アンタこういうのがすきなんじゃろ?」みたいな感じでおススメが表示されたりする。それがまた憎たらしいことにいいところを突いてくるのだ。これはきっとGoogleのAIが私の閲覧履歴を学習しているんだろうなぁ。ニューラルネットってやつかな。

で、今日驚いたのがこんなおススメだ。タモリ(敬称略)がマイルスにインタビューというレアものだ。マイルス御大がご存命のころだから、1980年代かなぁ? 日本でライブをやった記録があるはずだから調べればわかるのだが、調べていない。

タモリがめちゃくちゃ緊張しているのが微笑ましい。でも何を言ってるんだかよくわからない。マイルスの声も聴きづらいし、通訳さんの声もよくわからない。

後半でマイルスの言っていることが字幕で出たりするんだけれども、最初からそうしてくれればいいのにねぇ。まぁ、字幕のないところでは大したことは言っていない、ということでもあるわけだが。



緊張するタモリをマイルスがからかったりするのも面白いのだが、お土産のくだりはいらんだろう。通訳が若い女性で、どうもマイルスのことをよく知らないんじゃないかと思う。ひょっとしたらタモリのことも知らないかもしれなくて、タモリが「あなた、私のこと知ってますか?」と尋ねるシーンもあったり。

思うに、このインタビューはタモリがあの国民的お昼番組のMCをやる前だったんじゃないかなぁ。

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2018年8月 2日 (木)

ゴミの山で悩む

横浜新道を走っていていつも気になっていたのが、この「ゴミの山」だった。

これは2012年のストリートビューなのだが、画面右上のあたりを見ていただきたい。写真をクリックすると拡大されるので、そうやって見ていただくのもよいかと。

Gomiyama2012

でもやっぱりわかりにくいかと思うので、クローズアップしてみるとこんな風。なんかね~、空き缶とかが山積みになっているんだろうと思うんだなぁ。

Gomiyama2015closeup_2

で、これをどうするんだろうと思いながら通るたびに見ていたのだが、ある日ふと気が付くとゴミの上に草が生えて綺麗になってしまっている。

Gomiyama2017

まるで造成したかのように草に覆われてしまっているではないか。これはなんだ?家でも建てる気か?

Googleマップの空撮で見るとこんなふうになっていて、なんだか綺麗に整形されてしまっている。目の錯覚というか、窪んで見えるかもしれないが実際には逆に高くなっている。拡大した木の影とかを見ると分かると思う。

Gomiyama2017top

これ、実際に歩いてみたいんだけど、どうも私有地っぽいので無理そうだなぁ。

8月13日追記:

ストリートビューからこういう情報を得た。

Gomiyama_sign

で、この「三興企業」というのを調べてみると、このゴミ山ができた経過が明らかになった。

簡単に言うと、この三興企業というのがゴミを集めすぎて管理できなくなった状態で事実上破産したので横浜市が引き取って整備した。その整備費用が43億円ということだ。公式な記録としては資源循環局の資料がよくまとっているかな。

横浜市による監視状況がこちら。「経緯」のほうに再発防止についての考察があるが、こういう計画倒産みたいなのは根絶してもらわないとね。

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