ビンテージギターに悩む
古くからの友人から「ギター買ってくれないか」との声あり。なんでも大昔に他の友人から買ったものだというが、買ったきりそのまま死蔵していてほとんど触っていないという。つまり数十年ケースのの中で眠っていたというわけだ。
そのギターを購入した時の価格で買ってくれないか、という。「なんでも鑑定団」でよく聞くような話だなぁ。めちゃくちゃ高いわけではないが、めちゃくちゃ安いわけでもない。ここは悩みどころだ。
モノはどういうものかというと「河野賢No7 1969年」ということだが、私には何のことだかよくわからない。
調べてみると、このギター作家は世界的に有名な方のようで、1960年代から1999年まで活躍されていたらしい。
特に番号(モデル番号であって、製造番号ではない)が一桁というのはかなりレアものではあるらしい。オークションでも10数万円から数十万円のものが多く、100万円を超えるものも一件あった。
で、先日そのギターをウチへ持ってきてもらって(というか、私が車で友人宅までお迎えにあがったのだが)、今は私が預かっているという形になっている。お試しである。
なので私としては気のすむまで試し弾きできる立場なのだが、残念なことに私にはこのギターの良さがよくわからないんだなぁ。
悪いところは何にもない。大きな傷もないし、弦も高くはない。ネックはやや順反りだが、問題になるようなものではない。しかし弾いてすぐに違いが分かるというものでもないようだ。
しかし、Youtubeなどでいろいろな人が河野ギターを弾くのを聞いているとなんとなくわかってきた。音の立ち上がりというか瞬発力というのかそういうところが持ち味のようだ。
実際に河野No7を弾いている動画もあったので置いておこう。
そのギターを購入した時の価格で買ってくれないか、という。「なんでも鑑定団」でよく聞くような話だなぁ。めちゃくちゃ高いわけではないが、めちゃくちゃ安いわけでもない。ここは悩みどころだ。

調べてみると、このギター作家は世界的に有名な方のようで、1960年代から1999年まで活躍されていたらしい。
特に番号(モデル番号であって、製造番号ではない)が一桁というのはかなりレアものではあるらしい。オークションでも10数万円から数十万円のものが多く、100万円を超えるものも一件あった。
で、先日そのギターをウチへ持ってきてもらって(というか、私が車で友人宅までお迎えにあがったのだが)、今は私が預かっているという形になっている。お試しである。
なので私としては気のすむまで試し弾きできる立場なのだが、残念なことに私にはこのギターの良さがよくわからないんだなぁ。
悪いところは何にもない。大きな傷もないし、弦も高くはない。ネックはやや順反りだが、問題になるようなものではない。しかし弾いてすぐに違いが分かるというものでもないようだ。
しかし、Youtubeなどでいろいろな人が河野ギターを弾くのを聞いているとなんとなくわかってきた。音の立ち上がりというか瞬発力というのかそういうところが持ち味のようだ。
実際に河野No7を弾いている動画もあったので置いておこう。
さすがに長く弾いていると「おっ!?」と思うようなこともあったりする。なんだか明るい響きを感じたりすることもあった。
実際に鈴木バイオリン製(1971年)のギターと河野No7(1969)を弾き比べたものをmp3にしてみたのだが、mp3になってしまうとどうにも聞き分けられない。私は弦に爪を立てるようには弾かないので差が出にくいのかもしれない。ピックで弾いてみようか。
というわけで、なんとなく言い値で買ってしまいそうな雲行きである。そうするとギターを一本処分しないといけないのだが、どうするかなぁ。
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コメント
「一本処分しないといけないのだが」、悩みますね。ギターって場所取るから収納が大変ですよね。
投稿: ををつか | 2018年8月29日 (水) 21時00分
ギターを40本以上持っている豪の者もいらっしぃますが、正気とは思えないですね。ギターのために部屋をひとつ潰しているらしい。
投稿: PicksClicks | 2018年8月29日 (水) 21時49分
YouTubeをみましたが、あんまり大したことないというか、録音が悪いのもあるだろうし、弾いてる人が十分にギターを鳴らしてない感じがします。
技術は十分にあるけどあんまり歌わせてない感じです。プロが弾いたらもっと鳴りそうな気がします。
投稿: taki | 2018年9月 9日 (日) 11時15分
サムピックを使って弾き比べしていますが、ちょっと差が出るような気がします。録音して差が出るかどうかはよくわかりません。ただ、71年の鈴木よりは弾きやすく感じ始めています。
投稿: PicksClicks | 2018年9月 9日 (日) 18時20分
こんにちは。1960年代後半の河野賢No5~8を探していて、偶然このブログに辿りつきました。もう1年近い前の記事ですがその後、このギターはどうなったのでしょうか。不躾な質問ですみませんが、差し支えなければ教えて頂けないでしょうか。
投稿: トロッコ | 2019年7月 9日 (火) 14時32分
はい、言い値で購入いたしました。ギターを一本捨てましてね。
糸巻の4弦が渋くて、どうもなんらかの衝撃を受けてペグが曲がってしまっているようです。そうっと曲げなおしてみましたがまだ渋いですね。まぁ糸巻なんぞは交換してしまえばいいので何とも思っていませんが。
弾きやすいのは弾きやすいのですが、音がいいか?と問われると何とも言えないっていうか、もっといい音のギターはあるだろうとは思います。3弦5フレットの音がどうにも好きになれないんです。
投稿: PicksClicks | 2019年7月 9日 (火) 21時15分
>どうもなんらかの衝撃を受けてペグが曲がってしまっているようです・・・。
私も昔のNishinoギターを入手したのですが、6弦のペグが曲がっていて、直そうと力を入れたら、折れてしまいやむなくペグ交換しました。年代物のギターは結構ペグがダメになっているギターが多いですね。河野ギター、いいですね、今も探しているので、もし将来手放すようなことがあれば是非一言お声がけください。
投稿: トロッコ | 2019年7月10日 (水) 10時49分