ゴミの山で悩む
横浜新道を走っていていつも気になっていたのが、この「ゴミの山」だった。
これは2012年のストリートビューなのだが、画面右上のあたりを見ていただきたい。写真をクリックすると拡大されるので、そうやって見ていただくのもよいかと。
でもやっぱりわかりにくいかと思うので、クローズアップしてみるとこんな風。なんかね~、空き缶とかが山積みになっているんだろうと思うんだなぁ。
で、これをどうするんだろうと思いながら通るたびに見ていたのだが、ある日ふと気が付くとゴミの上に草が生えて綺麗になってしまっている。
まるで造成したかのように草に覆われてしまっているではないか。これはなんだ?家でも建てる気か?
Googleマップの空撮で見るとこんなふうになっていて、なんだか綺麗に整形されてしまっている。目の錯覚というか、窪んで見えるかもしれないが実際には逆に高くなっている。拡大した木の影とかを見ると分かると思う。
これ、実際に歩いてみたいんだけど、どうも私有地っぽいので無理そうだなぁ。
8月13日追記:
ストリートビューからこういう情報を得た。

で、この「三興企業」というのを調べてみると、このゴミ山ができた経過が明らかになった。
簡単に言うと、この三興企業というのがゴミを集めすぎて管理できなくなった状態で事実上破産したので横浜市が引き取って整備した。その整備費用が43億円ということだ。公式な記録としては資源循環局の資料がよくまとっているかな。
横浜市による監視状況がこちら。「経緯」のほうに再発防止についての考察があるが、こういう計画倒産みたいなのは根絶してもらわないとね。

これ、実際に歩いてみたいんだけど、どうも私有地っぽいので無理そうだなぁ。
8月13日追記:
ストリートビューからこういう情報を得た。

で、この「三興企業」というのを調べてみると、このゴミ山ができた経過が明らかになった。
簡単に言うと、この三興企業というのがゴミを集めすぎて管理できなくなった状態で事実上破産したので横浜市が引き取って整備した。その整備費用が43億円ということだ。公式な記録としては資源循環局の資料がよくまとっているかな。
横浜市による監視状況がこちら。「経緯」のほうに再発防止についての考察があるが、こういう計画倒産みたいなのは根絶してもらわないとね。
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コメント
昔に廃棄物埋め立て処理場として行政の認可を受け、満杯になったので、土を載せ、植栽をしたのでしょうね。
廃棄物行政に関わってた亡父の話ですと、自前の埋め立て処分場を持ってる廃棄物処理業者は大もうけ出来る、って事です。
多分今では、よほどの田舎でなければ埋め立て処理場の認可は下りないと思います。
投稿: ををつか | 2018年8月 3日 (金) 06時57分
なるほど。じゃぁやっぱり造成して売り出す気かな?
空き缶をプレスした立方体を積み重ねたような地盤なんだけど、大丈夫なのかな? そもそも地盤としての強度はどうなんだろう? 磁気コンパスが狂うとかしないのかな?
投稿: PicksClicks | 2018年8月 3日 (金) 23時56分
フムフム、処理場として認可を受け、認可以上の容量の廃棄物を入れ、処理会社は倒産ですか。その後始末に50億円、廃棄物処理って社会的に大問題なんですよね。実は、東京もそろそろ最終処分場が満杯に成るはずで関係者は頭が痛いんじゃ無いかな?
投稿: ををつか | 2018年8月20日 (月) 17時49分