カスタムTシャツを自作して悩む
結論から始めよう。要するにこんなTシャツを作ったのだ。 文字列がちょっと右下がりだが、そこは笑って許してもらうことにして。
実はエッシャーの「二匹のトカゲ」のTシャツ化にトライしたのだったがうまくいかなかったのだ。恥ずかしながら、途中であきらめてしまった。
目のところが何重にもなっているとか、色を入れる部分と色を付けない部分とがごっちゃになってわけがわからなくなってしまったとか、要するに技術不足でできなかったということなのだが、課題としても難しかった。線画的なものはこういう題材としては向いていないのだ。
今回の「Four On Six」では前回の「NASE」とは違って「O」の中抜きがあるので、その分だけ技術が向上したとは言えるだろう。

こんなふうに「O」を途中まで切り取ったところでマスキングテープで中抜きを固定してから残りの部分を切り抜くのだ。これで中抜きの部分もうまくTシャツに貼り付けることができる。
この作業をしているときに思い出したのだが、このステンシルに使っているシートには裏紙が貼ってあるのだが(貼り付けるときに剥がす)、その裏紙は1枚ではなくてはじめから3枚に切り分けられているのだった。上の写真ではちょうど「O」の中抜き部分の裏に切れ目があって、これには大変助けられた。
そうだ、今回はもう一つの試みとしてアクリル絵の具と木工用ボンドを混ぜたものに重曹を混ぜてみた。重曹の水溶液は80℃くらいに熱すると二酸化炭素を放出するということなので、これを入れておくとアイロンをかけたときにモコモコになるかと思ったがあまり効果がなかったようだった。すこしだけ質感が変わったかもしれない。
12月15日追記:
ちなみにこのTシャツはユニクロで夏に3枚1500円だったもの。VネックとUネックが選べた。
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コメント
重曹の発泡には、水とクエン酸が必要みたいですね。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1336762728
だから乾いた後に加熱しても水分が足りないのかな。
でもクエン酸を足したらアクリル絵の具は凝集すると思います。木工ボンドは酢酸ビニルだから酸でもいけるかな、わかりませんが。
発泡したとしても乾いた膜ではふくれないか泡が破裂して穴がブツブツあくだけかもしれません。
膨らませるのは専用の発泡樹脂というのがあって、それを塗って乾かしてからアイロンをかけるとモコモコになります。モコモコペンとかいう製品が売られてるはず。
投稿: taki | 2018年12月13日 (木) 12時40分
Wikiに「加熱によって炭酸ナトリウム、二酸化炭素、水の三つの物質に分解する。粉末は270 °C で分解。水溶液は放置しておいても徐々に分解してゆくが65 ℃以上で急速に分解する。」と書いてあったので、水溶液なら80℃くらいまでに温めれば分解すると思ったんですが、分解っていうことはCO2が出るってことじゃないんでしょうか?
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%82%AD%E9%85%B8%E6%B0%B4%E7%B4%A0%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0
投稿: PicksClicks | 2018年12月13日 (木) 22時30分