LEDテープで悩む
LEDを60個ほど欲しいと思って買ってみた。209円だった。何に使うつもりだったかというのは、後で述べることになる。
そしたらこういうのが来た。大きさの比較のために、やや小ぶりなニッパを置いた(小ぶりでは意味がないかも)。こういう部品はテープ状にまとめて売り買いされたりするので、そういうものだろうと思ったのだが、「12V」という記述は見なかったことにしていた。
リボンを伸ばすとこんなふうになっている。赤黒の電源線が両側から出ているのは、このテープを複数本繋げて使うようになっているからだ。
裏面はこんなふうに3Mの剥離紙が貼ってあるので、これを剥がすと接着面が現われて貼り付けることができるのだろう。
拡大するとLEDはこんなふうに実装されている。一つのチップにLEDが実装されているようにも見える。チップ抵抗には330と書いてある。これを3×10の3乗精度5%と読むやり方もあるが、たぶんこれは素直に330Ωだろう。
LEDセルを3個搭載したユニット同志はこういう端子で接続されている。
LEDを1個点灯するには3.1V ~3.3Vが必要なので、30個を直列につなぎ、保護用の抵抗を入れてやると、100V の商用電源に直接つなぐことができる。LEDには極性があるので、プラス側とマイナス側にこの30個のLEDを用意するので60個のLEDが欲しかったのだ。
たまたま、3個のLEDチップを搭載したLEDユニットが20個接続されており、合計60個のLEDということになっている(実際にはその1チップに3個のLEDが搭載されているので3倍の180個のLEDが搭載されている)。
このLEDに通電すると、12Vで340mA流れてこんなふうに光ってくれる。この写真はまるで暗いところで撮影したように見えるが、普通に明るい照明の下で写真を暗く撮るように調整したものだ。そうしないと真っ白に潰れてわけがわからないので。

こうやって盛大に光ってくれるのだが、12Vの340mAで約4Wだから白熱電灯なら40Wに相当する。LED1個なら3.2V×20mAで64mWを消費するから、このLEDテープはLED64個相当になって、計算が合う(1チップに3個ではないということかな?)。
つながっている20個のユニットを切り離してLEDが直列になるように接続すれば60Vをかけることができるが、2.4KΩ/1Wほどの保護抵抗が必要になる。それがうまく電球にはいるかな? それになんだかこういうことをするとどこかで法律に抵触するような気がしなくもない。
テープを電球に入れて、小人さんがなんとかうまくやってくれることを期待しよう。
| 固定リンク
「家庭電化」カテゴリの記事
- 乾電池の漏液で悩む(2023.12.07)
- 電灯消えて悩む(2021.07.20)
- 体重計壊れて悩む(2020.09.03)
- 小型扇風機で悩む(2019.09.08)
- スマート・ブレスレットで悩む(2019.09.08)
コメント