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2019年1月27日 (日)

正月の音楽番組で悩む

正月のTV番組編成では各局が普段と違う番組をぶち込んでくれることがあって、そんなときに見逃したような音楽番組を放送してくれることがある。

今年はこういうのを見た。
1) 辻井伸行×アイスランド
2) 坂本龍一 「GLENN GOULD TOGETHERING」
3) RYUICHI SAKAMOTO:CODA
4) RADWINPS 「18祭」

1) 辻井伸行×アイスランド
盲目のピアニスト 辻井伸行がアシュケナージ率いるアイスランド交響楽団と共演するためにアイスランドを訪れるという話。アイスランドの自然と親しんだり、現地のミュージシャンとセッションしたり(よりによってサマータイムとか)、現地の前衛的なグループともセッションしていた。

私の興味のひとつは、オーケストラを指揮するアシュケナージと辻井伸行がどういうふうにコミュニケーションをとるか、ということだった。ピアニストは普通、演奏中に指揮者をガン見したりはしないが、それでも視界の一部で指揮者の動きを見ているんじゃないかと思う。辻井君にはそれができないので、アシュケナージが操るオーケストラを介してアシュケナージの意図を感じ取り、それに反応するんじゃないかと思った。

なので、耳を凝らして演奏(ショパンのピアノ協奏曲)を2度聞いたのだが、そういうコミュニケーションの動きは残念ながら読み取れなかった。

2) 坂本龍一 「GLENN GOULD TOGETHERING」
坂本龍一がGLENN GLOUDへのオマージュとして他の何人かと一緒に演奏をささげるというコンサートなのだが、正直言って私はGlenn Gouldの偉大さがいまだによくわかっていないので、私には全然響かなかった。まぁ、それを確認するために見たようなものなんだけど。

3) RYUICHI SAKAMOTO:CODA
これはNHKが坂本龍一に密着取材して作った番組で、津波で水浸しになったピアノを弾いてみたり、昔のYMO時代の映像が流れたりというなんかはっきりしない番組なのだが、気になったのは作曲をするシーンで素数一覧表を見て何やらやっていたことで、どうも素数から周波数を計算していたようだった。坂本もボソボソいうのが良く聞きとれなかったりするし。

素数なので音として協和しないところを狙っているのかもしれないと思うが、そういうアプローチはどうかと思うなぁ。以前には「ASYNC」なんてこともやっていたが、あれもどうかと思うぞ。

そういえば、この番組の中で先の2)を一部参照していた。

4) RADWINPS 「18祭」
これはたまたま見たもので録画できなかったのだが、きっとYoutubeにあるだろうと思ったらやっぱりアップされていた。18祭というのは18歳の男女をオーディションで1000人集めて、RADWINPSと一緒に演奏するというものだった。
万歳千唱:

正解:

正直に言うが、この「正解」を見て私は泣いた。

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コメント

RADWIMPSはなかなかとよいですね。この分野は殆ど知らないんですが、素直な日本語の発音で、素直な発声でとてもいい歌手だと思います。

言葉を妙にストレスやアクセントをつけて洋風にしたり、ねちっこい声出したりという歌手は苦手ですが、こういう歌い方は好きです。

しかし自分が18のときってなにやってたんだか、あんまり覚えてないですなぁ。

まぁ、若い人はいいです、これからいくらでも成熟でも老成でも老衰でもできますが、逆は不可能ですからね。

投稿: taki | 2019年1月30日 (水) 00時47分

盲目の打楽器奏者についてはこんなのがあるそうです。

https://www.facebook.com/Ouch.BBC/videos/2252644534947252/?t=204

投稿: taki | 2019年1月30日 (水) 10時08分

ビートのある曲ならビートに乗ってしまえばいいので、他の人の音を聞きながら合わせることもできるでしょう。指揮棒の動きを身体に付けたデバイスで感じ取るというのは精度が悪そうに思います。それよりも指揮棒を持っていない方の手の動きとかが伝わらなくていいのか、というのが気になります。

辻井伸行の場合はリハーサルの間に伝えることは伝えきってあったのだと思います。

若くなる方法としては「幼児退行」という奥の手もありまちゅよ。ばぶぅ。

投稿: PicksClicks | 2019年1月30日 (水) 21時50分

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